那珂湊駅の週末観光案内ボランティアのお手伝いをしていたころは、時々ひたちなか海浜鉄道沿線で食事のできる所を探して、出かけたりしていましたが、ここはまだ行ってなかった・・・
ひたちなか海浜鉄道・湊線の平磯駅から海岸の方へ歩いて5分ほどの老舗旅館「平野屋本店」
平日のみランチメニューがあります。
内容は海鮮丼850円以外は、フライ(牡蠣・エビ)+お刺身、天ぷら+焼き物+お刺身、和風ハンバーグ+お刺身の3種類の定食(各800円)
今日は母と2人で出かけたので、和風ハンバーグ定食と天ぷら+焼き物+お刺身の三点盛り定食にしました。
和風ハンバーグ定食。
お刺身、お味噌汁、ひじきの小鉢、漬物2種、デザートのチーズケーキとメロンは共通でした。
日本茶・コーヒー・麦茶などの飲み物はセルフサービスなので、お代わり自由。なかなかオトクなランチだと思います。
私は三点盛りの方でした。天ぷらは、白身魚とオクラ、エビ、シイタケ。焼き物は甘辛い衣がついた照り焼き風。お刺身はマグロと炙ったサーモン。
お味噌汁は海藻や麩が入った具だくさん。コリコリした海藻、なんていうのかな??
道路の向こう側の民家の屋根に止まるカモメたち。
海沿いの家だと、こんな風景が当たり前なんでしょうが、ちょっとびっくり。
それもそのはず、眼の前には平磯漁港があって、沖の方では魚船が何艘も操業中。
この画像の右側奥方向には海水浴場があって、鯨の大ちゃんがいます(^^)/
(下の画像は2009年撮影なので、震災後の今は、海岸の感じがちょっと違います)
平日とはいえ、「ランチ」ののぼりを見てやってくる人も多いようで、私たちが行った時には2組の先客、その後も、「ランチやってますか?」と入ってくる営業マン風のスーツの青年など、お客が途切れることがありませんでした。
平野屋本店は、創業が安政二年(西暦1855年)という老舗。勝海舟も泊まったそうで、客室への入口には書が飾られていました。
海水浴シーズンは、もちろん大忙しになるでしょうが、今の季節、のんびり海を眺める1日も良いなと思います。ひたちなか海浜鉄道も、ひたちなか市のコミュニティバスも、茨城交通の路線バスも通っているので、車でなくても移動は便利。
湊線を楽しむ小旅行にも便利なお宿だと思います。
平野屋本店HPは→こちら 。