鉾田駅保存会スタッフからの最新情報です。
3月13日付で下記の文面がHPに掲載されました。
(鉾田駅保存会公式ブログ2011年3月13日付)
鉾田市は、関東での最大震度である震度6強の揺れにみまわれました。 ほっとパーク鉾田は湿地を埋め立てた立地であるため、液状化の影響をまともに受けました。 ほっとパーク鉾田の展示線も被害を受けています。 現地からの断片的な情報ですが、 『線路が波打っている』 『KR-505は脱線し多少傾斜している』 という会員からの現地情報が入っています。 現状では、安全に車内を公開することは不可能であるため、 3/20(日)・27(日)に予定していた、車内公開イベントは残念ながら中止致します。
この件で、今日になってスタッフが確認に行ったところ、以下の報告がありました。
☆展示線はレールが沈下するなどの被害が出ているが、車体に損傷はなく、脱線もしていない。
☆車内も、KR-505車内の閲覧用の本などが散乱していたものの、損傷はなし。キハ601も、模型展示運転用ジオラマなどびくともしていない様子で、車体も車内も損傷なし。
ただし、ほっとパーク鉾田本館自体が被害を受けており、今年度中の公開イベントは中止に変わりないとのこと。
今後も余震が続くという情報があり、線路が不安定で予断を許さないことは間違いありませんが、現時点で、保存車両自体に損傷はありません。
東北各地で大きな被害が出ている中、こちらの方の復旧はかなり遅くなりそうですが、無事であったこと、そしてそれを護って行くことが、私たちのできることです。
車両公開のお知らせができる日まで、どうぞこれ以上の被害が出ないようにと祈っています。
キハ601@ほっとパーク鉾田