じわじわと実感。 | Passage ☆ My Railway Note

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鉄道に関するあれこれ+ものすごくたまにお話も書いてます。                           

メール投稿の通り、「くらしを支える足の確保を考えるつどい」に行ってきました。これって何かと言えば、公共交通の空白地域についてのシンポジウム。今月8日に行ってきた「公共交通シンポジウム 」の配布資料にチラシが入っていたので申し込んでみたわけです。


会場は結構満員の感じだったのですが、配布された資料についていた、参加申し込みの内訳(係員を含まない)は、市町村社協役職員・社会福祉施設等役職員・自治体関係職員が半数以上。福祉や街づくりを学ぶ学生はゼロ。あとはデマンド交通システムなどに関心がある・地域生活での交通手段に困難を感じている・この集いに関心がある(誰か知り合いに誘われたとかでしょうかねぇ?)などが94人中22人。義理で参加した人が多かったんだろうなと思ったのは、基調講演中はいねむり、講演が終わったら帰ってしまった人が多かったから。参加者名簿をざっと見ても、福祉関係の団体役員さんなどが多かったです。


それでも、非常に講演の内容は興味深いものでしたし、パネルディスカッションでコーディネーターとしてもまとめ役をされていた、首都大学の吉田樹さんの、思わず引き込まれるようなスピーディーな進行にワクワクしながら耳を傾けていました。


そんな中、廃線になってしまった日立電鉄、鹿島鉄道と比較して、ひたちなか市の第三セクターとしての鉄道路線の維持や、現在取り組んでいる、公共交通空白地域への対策が紹介され、この分野でのひたちなか市の方向は高い評価を得ているのだと感じました。


今回の「公共交通の空白」には、福祉関係の移動手段についても様々な取り組みが紹介されたのですが、コーディネーターの吉田氏の「残念ながら、公共交通のネットワークづくりという点でバスについては、まだ動きはない。でも、鉄道では、先日千葉で行われた会議で、交通環境整備ネットワークの佐藤代表と、ひたちなか海浜鉄道の吉田社長の話があり、鉄道分野での地方路線同士のネットワーク作りが始まっており、今後が期待される」というコメントがありました。



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今のところ、「一応入ってます」というか、佐藤代表からの指示で鉄道ジャーナルに載せる短信を書いたり、鉄道茶論で、鹿島鉄道の保存車両について報告したりという程度のことしかしていないのですが、交通環境整備ネットワークの会員という立場から、こういうシンポジウムでも積極的に質疑応答できるぐらい勉強しなくちゃ、と思いました。(今日は仕事の都合で、非常に残念だったのですが、質疑応答の時間に会場を後にしました)



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