こんにちは、
直観アドバイザーKazuです。
『いのちってなんでしょう？
そう
生きていると言うことですね。
では生きているとは
どういうことだと思いますか？
そしていのちは
どこにあると思いますか？
答えを考えながら、
まず、心臓の音を
聴いてみましょう。』
これは私が大好きな
日野原重明先生の
【いのちのお話】
という絵本の言葉です。
昨日、次男との
絵本タイムに
「ママね、
この本が大好きなんだよ。」
と伝えながら読みました。
日野原先生は絵本の中で
小学生の子供たちに
【いのちの授業】
を行っています。
チョークを持ち、
左から右に向かって
白くて長ーい線を
ひきはじめました。
その線は
どんどんどんどん伸びていきます。
長い線が右のはしにつくと、
先生はそこに
１００と矢印を書きました。
『きみたちの年齢はここ、
10歳のところですね。』
先生は、左端の０の少し右に
１０と書きました。
すかさず息子は
「ぼくは7さいだから、
ここらへんー！」
白い線に
と指をさします。
『いのちは
どこにあると思いますか？』
「しんぞうー！」
と答える息子。
うんうん、
ママもそう思ったよ、
そう話しながら
読み進めていきます。
『答えを考えながら、
まず、心臓の音を
聴いてみましょう。』
お互いの耳を
心臓に当てながら
心臓の音を
聴き合いっこしていきます。
「ママのおとは、
ドクン ドクン ドクン ドクン
ってきこえるよ。」
「せい（※息子のニックネーム）
のおとは、
トクントクントクン
って聞こえるよ。
あれ？
せいの心臓の音の方が
早く聴こえるね、
どうしてだろう？」
そう言いながら
ページをめくると、
『大人の心臓は1分間に
60回から80回くらい打つんですよ。
子どもの心臓は大人より速く打ち、
生まれたときは
1分間に130回くらい、
10歳では90回くらいです。
心臓は、起きている時も
眠っている時も、
休みなく動いていますから、
年をとると
打つ音はにぶくなり、
すこしゆっくりで
低い音になってきます。』
「あぁ、だからぼくのほうが
はやいおとだったんだね！」
ふたりでにっこり。
『では、最初にした質問を、
もういちどします。
いのちは、
どこにあると思いますか？』
うーん、やっぱり心臓．．．？
頭．．．？
細胞全部．．．？
腕くみしながら
考える息子を見守りながら、
次のページを開くと
こう書いてありました。
『いのちは、
きみたちのもっている
時間だといえますよ。』
本の中の子供たちも
我が子もびっくりしています。
『いのちが
自分のもっている時間だなんて、
お医者さんが
こんなことをいうのは、
おかしいと思いますか？
でも、
ちょっと考えてみてください。
心臓は大切ですが、
いのちそのものではありません。
いのちを動かすための
モーターです。
心臓がとまったら、
人間はしんでしまい、
つかえる時間もなくなるのです。
いまきみたちは、
どのようにでもつかえる
自分の時間をもっている。
時間をつかうことは、
いのちをつかうことです。
（中略）
これから生きていく時間。
それがきみたちの
いのちなんですよ。』
【※いのちのおはなし
日野原重明 講談社より抜粋】
「そうかぁ、
これからいきていくじかんが
ぼくのいのちなんだぁ。」
息子は新しい発見を通して
なんだか嬉しそう。
絵本を通して
子どもと一緒に
語り合えるときは、
私にとって
愛おしい時間です。
今日は私の誕生日。
誕生日が来るたびに
「いのち」について
考えます。
それは幼いころから
飼っていたペットや
妹の死など
いのちについて
真剣に考えさせられる
きっかけが身近にあった
からかもしれません。
東日本大震災で被災したとき、
「亡くなった人たちの為に
私ができること、
それは悔いのない人生
を生きることだ。」
と心から誓いました。
コインの表と裏のように
誕生の裏には死があります。
日野原先生が
絵本で話してくれたように
これから生きていく時間、
それが
いのち
なのだとしたら、
そのいのちをどう輝かせ
味わっていくのか、
それがわたしたち
ひとりひとりに課せらせた使命
なのではないかと感じています。
今日は嬉しいことに
ハピゆる日和でお馴染みの
月路紫雨ちゃんと
パートナーのハワイちゃんが
宮城に集合してくれて
お誕生日を祝ってくれました。
三人で大笑いをしながら、
美味しいフレンチを
ごちそうになりました。
子どもたちのお手紙と
夫からはお花と絵本のお手紙、
仲間たちから
温かいメッセージを
いただきました。
大好きな人たちと過ごせる
素敵なお誕生日を過ごしたよー。
みんな、みんなありがとう。
これからのわたしのいのち、
自分も人も笑顔の花を
咲かせることができるよう
精進してまいります。
出逢ってくれた全ての人へ
心からの感謝を込めて。
2019年1月29日
直観アドバイザーKazu
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