わずか1日 | Mahouのささやき

わずか1日

みなさん、こんばんは。

先ほどやっと帰宅したMahouでございます。


昨日、お客様の鑑定中に

大きな揺れがありました。


最近長めの地震が幾度かありましたので

「いつもの事だろう」とそのまま鑑定を続けていたら


頭の上のシャンデリアが

すごい勢いで回り始めました。


思わず、

シャンデリアを押さえましたが


久しぶりに「恐怖感」を実感します。


お客様は可愛い女性。

怖がっています。


何とか落ち着きを取り戻し

早く帰宅するように勧めました。


Mahouもすぐに移動しなくてはならないスケジュールでしたので

大江戸線に向かいましたが


全面運転中止。


これは無理だな・・・と判断し

月島のオフィスへ戻りました。


オフィスのエレベーターは止まっています。

階段で上がろうとすると


「もし・・・もし・・・」と声が聞こえます。


マンションの隣のおばあちゃんです。

窓から顔を出していました。


どうやら怖くて仕方がないらしい。


「屋根のかわらが崩れちゃった

息子と連絡がつかないの

どうしたらいい?」



Mahouのささやき


細々と話されても

Mahouはどうしようもできなく


「怖かったら、403号室に来てね」といって

部屋へ戻りました。


お客様が気になります。

恐らく帰宅できていないはず


ツイッターで月島へ戻るよう呼びかけましたが

反応はありません。


最後のお客さまには

携帯へメールをしましたがつながりません。


Mahouの家族にも一切連絡はとれず

ずっと余震が響きます。



怖かったです。


何とか家族の無事も確認が取れ

お客様もオフィスへ戻ってきてくれました。


合宿の準備です。


気がつくと、お客様のお母様からもメールが入り

お互い安堵をして

休みました。


といっても

Mahouはほとんど眠れません。


明け方、お客様の帰路が確認できたので

さらなる余震が来る前に・・・と7時に電車へ乗せました。


通常は30分のところを1時間程度かけて帰宅したようです。

電話で無事に帰宅したことを確認して


ホッと肩の荷が降りました。


Mahouはさらに月島で待機です。

12時を過ぎて、地元の駅までの運行が確認できたので

Mahouも帰路につきます。


満員電車。


皆さん疲れた顔。


赤ちゃんはぐずって泣き叫びます。


たった一日の首都圏マヒ。

もろいものだと、思わざるを得ません。


仙台には大切な知人がいます。

とても心配です。


わずか一日で

日本が変わってしまいました。


自分の力で判断して生きていかなくてはなりません。


被災者の方に少しでもお役にたてたらと

思います。


まだ余震は続いています。

今も揺れています。


みなさん、気をつけて冷静な対応をして下さいね。



タロットMahou