みなさん、お元気ですか～ (^-^)／
FUKUON 福田音楽教室 ピアノ講師&音楽療法士の福田りえです。
それぞれの生徒さんに色々な難しい時期がきますが、さまざまな「はじめて」を乗り越えて大人になっていくんですよね。
さて自閉症T君の最近は、思春期で荒れていた絶頂期からは少しおさまったかなぁ…と感じる今日この頃。(T君をご存知無い方はコチラをどうぞ、そう3ヶ月ピアノ椅子に座らなかった彼です。）
小学校6年間お母様が車で送り迎えをされていましたが、中学校は一人で通うことになり、「自分で中学校まで行ってみたいです。」と、春休みに何度か下見に行ったそうです。
でも、お母様は心配で心配でT君に見つからないように追跡されました。
( ´艸｀)わかるぅ～私もきっとそうするぅ…
1回目は1時間程のウォーキング、2回目がなんとアチコチ色んな道を使って2時間以上越えてのウォーキングとなり、しかも途中見失ってGPSで探されたそうです。
そんな彼の武勇伝なお話しを、ピアノレッスンの最後にしてくれました。
「そんなこんなで↑、今日は足がパンパン筋肉痛なんです…でも、今までTと離れずいた時間から一変して、こんな日が来るなんて…私だけ取り残されたようで何だかさみしいです。」と、心の内を教えてくださったお母様。
思えば、大荒れに荒れた思春期真っ只中の去年、お母様の一言一言に反対言葉を言ういわば「超あまのじゃく・反抗期」に突入！
児童精神科のかかりつけ医には「自閉症であっても思春期や反抗期がきます。その時には、いちいちその言葉に反応しないように。」と言われたそうで、苦肉の策でお迎えの最後の5分間だけお母様に来ていただくことにしました。
とまぁ、今日までに色々あったT君なのです。
現在のピアノレッスンのラインナップはこんな感じです。
・ハノン・・・1曲を３つのパターンでリズム練習
・4期のピアノ名曲集・・・・・1曲ずつ進める
・バッハ インヴェンション・・ 1曲ずつ進める
・ショパン ワルツ・・・・・・ 7月コンクールと8月コンサートに向けて
・ソナチネ・・・・・・・・・・難易度ABの曲から一楽章ずつ進める
全曲収録CDつき 歴史を学べる資料つき 4期のピアノ名曲集 4 バロック・古典・ロマン・近現代.../学習研究社 音楽出版事業部
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今回は4期のピアノ名曲集4巻～シューマンの「トロイメライ」を譜読み期間約1週間で6月10日(1回目)、そして6月17日(2回目)、そして1週間後6月24日(3回目)の、2回目から3回目の仕上がり具合をみてみたいと思います。
▲6月17日(2回目)ピアノレッスン
そして1週間後・・・
▲6月24日(3回目)ピアノレッスン
トロイメライはまだまだ荒削りですが、情緒的な部分を表現しようと努力の跡がみられると思いませんか？(なんてね^^;親バカ的？)
今現在は、コンクールとコンサート用の曲「ショパン ワルツop.34,No.2」の内声を出す練習をがんばっています。
一時期ペダルのことでT君とモメましたが、私は180度考えと態度を変えて否定的に言うのを止め、お母様にも方針をご報告しました。
思春期の微妙な年頃の彼に対して出す言葉や態度は、肯定的なアプローチしか取らないようになって、関係性は良くなりピアノレッスンでモメることもなくなりました。
彼の演奏をぜひ聴きにきてくださると嬉しいです♪
みんなの福をスイッチ(〃＾∇＾)オ～ン*:゜・.。..彡☆
ＦＵＫＵＯＮ ピアノ講師☆福田りえ
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