最近よく「体験レッスンの作り方」について
ご相談メールをいただきます。


今日はこのことについて書いてみたいと思います♪


まずわたしのピアノ教室では
次の手順で進めていってます。


1)相手のリサーチ


まず教室の方に来ていただく前に
メールかお電話で下記を確認させていただきます。

  • お名前
  • 生年月日
  • ご連絡先
  • 通園 or 通学 or 通勤先
  • 当教室でやりたいこと
  • 好きな曲・音
  • 叶えたい夢や、伝えておきたい希望(本人・親)
  • その他


2)こちらの準備


お教室の場所の地図(FAX・PDFファイル)を、
すぐに送信できるように準備しておきます。

これを忘れると
体験レッスン当日にあたふたすることになります。



3)1-f.g.でのリサーチを元に


体験レッスンのプログラムを組み立てます。

各プログラムの割り当て分数を把握するために、
レスナー初心者の方はまず紙に書いてみましょう。

そうしないと時間オーバーになってしまい、
消化不良の体験レッスンになってしまいます。


例:4歳女児の体験レッスンの場合

■01~05分 はじめましてのご挨拶

体験レッスン申込用紙に
基本情報をもう少しくわしく書いてもらいます。

ポイント
ファーストインプレッションで
ほとんどの方は決めてしまいますので、
第一印象を大切にしてくださね♪



■06~10分 第1プログラム 傾聴タイム

質問を決めて、相手の好きなコトを知ります。


■11~20分 第2プログラム お絵かきタイム

めいろ・数字・ぬりえ・ちえ、の中で
プリントを用意し、発達度合いをみます。



■21~25分 第3プログラム ピアノタイム

ここでやっとピアノタイムです。

グッと引きつけておいて
最後にちょっとだけピアノを触ってもらいましょう。

ポイント
もうちょっと触っていたいなぁ~
という感覚が大切なんですよね。
相手の方のために「おかわり」を残しておいてあげましょうね。



■26~30分 第4プログラム ガイダンス

体験レッスンの感想をお聞きし、
お教室のレッスンに対しての考え方、
空き時間や料金体系についてお伝えします。

ポイント
レッスン料金は体系立てて説明します。
料金表・メニュー表を用意しておくといいでしょう。




4)入会の手続き


入会書・規約(お約束事)・お月謝袋・レッスンノートなど、
入会が決まり次第お渡しします。

先に渡せるなら教材(未来の楽しみ)をお見せ(お渡し)します。



5)次回のレッスンのお約束


先方からのお返事待ちの場合でも、
期限や日時を決めておくことがとても重要です。


$福田音楽教室の明るく楽しい“福ON”ブログ♪-FUKUON☆福田音楽教室♪

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これはほんの一例ですし、
まだまだ体験レッスンのポイントはあるんですが、
以上が未就学児の方の基本的な体験レッスンです。


年齢や目的、職業(保育士さんなど)、ピアノ・音楽経験、
発達具合によっても全然違ってきますし、
ケースバイケースの部分もありますが、

お教室コンサルティングでも
これをベースにして組み立てていく場合が多いんです。




以前、まだ時間的に余裕があった時期には
香りのよい紅茶などを用意してお迎えしていましたが、

今はレッスンが詰まっているため
それはちょっと難しくなっているのが現状です。




さて多くの先生方が
ステキな体験レッスンのご経験・ノウハウを
たくさんお持ちだと思います。


体験レッスンの記事などございましたら、
ご紹介いただければリンクさせて頂きます。

コメントを残して頂いても結構です。

どうぞよろしくお願いいたします。



みんなの福を(〃^∇^)オ~ン*゜*:゜・.。..彡☆
FUKUON ピアノ講師☆福田りえ