ドキドキしながらタクシーに乗ったかといえばそうでもなく。
タクシーの中から交渉だった。
ホテルの交渉。
だから気を抜く暇もない。

結局、どう考えても300Rp前後の部屋に400Rpで泊まった。
しかも、5時からその日のお昼のチェックアウトまでの7時間。
半額にしてよとか、色々言ってみたけど時間と労力の無駄だった。
水シャワーにファン。
TVがかろうじて300Rp越えをフォローしてただろうか…

9日の夕方にシャワーを浴びて以来。
丸3日ぶりに洗髪。
泡、たたねぇー
水、つめてー
そんな感じでシャワーのありがたみを噛みしめる。

水シャワーのおかげで若干意識もハッキリして、ちょっと一息つこうかな
と思った矢先。。。

ゴンゴンゴンゴンゴン
とドアを容赦なく叩く音。
ホテルのマネージャーがやってきた。
チェックイン時に交渉途中だった、インド北部山岳部行きツーリストバスの売り込み。
その続きをやりにきたの。
時間にしてまだ朝の6時前。
「お願いですから、寝かせてください」
と自分なりに丁寧にお願いをして、お戻り頂く。
わりとあっさり帰ってくれた。

そして明るくなった頃に就寝。
3時間くらいして、ハッサンと連絡を取らなければいけないのでネットカフェを探しに出る。


・・・ココドコ?

パハールガンジにしては様子がちと違う。
いくら14年の空白期間があっても、ここがパハールじゃない事くらい雰囲気でわかる。

数十分後、自力でなんとかパハールに到着。

案の定、次の指令メールが入ってた。
ハッサンのいるホテルへ向かう。
どうでも良いけど、メールって便利ね。
携帯もね。
改めて文明の利器の素晴らしさを知ったよ。


結局その日の昼にハッサン滞在のホテルで再会した。
このハッサンとあたしの相性は史上最悪。
ダッカだけでなく、ここデリーでもブンブン振り回され、今後の運命を左右されまくりになる。