僕が第1クールの松本山雅に分けた理由(わけ) | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

僕が第1クールの松本山雅に分けた理由(わけ)

・はい、今回は松本に行ってまいりました。なんですが、試合後に謎の頭痛に見舞われましたよ。結果的に帰りのバス、電車はずーっと寝て終わるというね。望が買ったバファリンのおかげで頭痛は止まったものの、体がダルいのなんの。気持ち悪くもなるし。んで、家に帰って食べられなかった駅弁をインスタント味噌汁で流し込む・・・すると、急に元気いっぱい。こら、あれだ。あの直射日光を浴び続けたせいで、「熱中症」になったのかもしれない。「熱中症」って言葉が出来るまでは、「日射病」なんて言い方もしてたしね。陽に当たり過ぎた。きっと、バファリンよりも効果あったのは、味噌汁の塩分だったのかもしれない。
 

       -松本山雅メンバー-

          高崎寛之
    石原崇兆 (三島康平) 工藤浩平
              (パウリーニョ)

 安川 有  宮阪政樹  岩間雄大  田中隼磨
(安藤 淳)
    橋内優也  飯田真輝  後藤圭太

          村山智彦

SUB:鈴木智幸、當間建文、星原健太、山本大貴


      -東京ヴェルディメンバー-

          ドウグラス
    高木善朗        ピニェイロ
   (梶川諒太)

 安在和樹  内田達也  渡辺皓太  安西幸輝
           (二川→→大輔)
    平 智広  畠中槙之輔 井林 章

          柴崎貴広

SUB:内藤圭佑、永田 充、田村直也、橋本英郎

 


・前節の長崎戦の関係を見ると、「ヴェルディらしさ」を全開に出してしまい、いつもの負け方で敗れてしまった。急にどうしちゃったんだろうという試合になりましたが、これが狙ったカタチとはどうしても思えない。推測ですけど、ここ数試合でのロングフィードが軒並み通らないので、ロティーナサッカーに対するほんの少しの猜疑心が生まれてしまってるのでは。ただ、それも分かった上で飲み込んでると思ってたんですが、実はそうではなく「多少の結果」が無理矢理飲み込ませていただけなのかも。最終ラインでのパス回しに終始してしまうと、ロングフィード(だけ)が得意な永田さんがアップを始めてしまうぞ。自分の定位置を確保したいなら、平も井林も畠中もロングフィードを蹴って行かないと。


・さて、今回は安西と安在が利き足で並んでましたね。ここ数試合で3度もカットインシュートを食らっている山雅。さすがにこれはただの偶然と割り切ったのでしょうか。カットインしてのニアのコースを抜かれてるので、シュートブロックにも問題がありそう。ただ、この手が使えない。サイドから縦を突破してセンタリングをあげたいのだろうか・・・ただ、試合を通じて効果的なクロスをあげられたのは後半から。前半はお世辞にも良いサイド攻撃が出来たとは思えない。逆に山雅の方も「人を追い越す動き」は出来てるし、雪崩れ込む攻撃の迫力なんかも健在でした・・・それなのに、何か恐い感じはしない。なぜだろう。こっちはまだ早いけど、さすがに山雅はマンネリなんでしょうか。


・安川のヘッドがどこかおかしい。ヴェルディのCKの対応はゾーン・ディフェンスだ。ある一定の間隔で持って、選手を配置している。それがちょうど真ん中を頂点にした山になっている。なので、徐々に背が低い選手がニアとファーに並ぶ。1つの例としてあげると、安西、井林、ドウグラス、平、ピニェイロ、畠中、内田、安在となっていた。渡辺と善朗はPA外ぐらいにいる。ショートコーナー対策で両端の安在と安西はキッカーの側まで移動する。これだけで間隔が広がる。ここを狙ってニアにキックするのが山雅が最後まで狙っていたCKだ。それも井林の前で背の低い選手が飛び込んで、後ろへすらすという役割。前半でも2度も安川がニアでヘッドしてる。そこで先制点だ。もし、ダゾーンと契約したらハイライトでいいので観て欲しい。ニアですらす予定が思いの外曲がったので、後頭部に当たって入っているのだ。いやー、最近多いんだけど、またしても不運な失点という事に。


・ちゃんとやってるのに、崩されてる訳でもないのに、最近はとにかく失点しちゃうね。ロティーナサッカーで勝ててたのは、「0-0の時間を長く出来たから」。80分まで0-0で行かないとね。さて、その後、前に人数をかけて攻めるアイデアとして、安西と安在が斜めに走って、相手のWBを引き付ける動きをよくやってます。前はCBの畠中、永田がロングフィードをするときの動きでしたが、今回は関係無くやってますね。しかも、狙いはそこじゃなく、安西と安在が引き付けて空いたスペースを、3バックの両端である井林と平がまるでサイドバックかの様に位置取りをすることにあるんですね。後はこの2人の精度次第・・・すると、井林のクロスが相手CBのミスを誘い、裏まで通り抜けて安在のボレー一発っ! これで1-1同点。なんか、結果出ましたね。相手CBの後藤がオウンゴールになるのを避けたかったのか、それともゴールキックにしたかったのか、あの場所でスルーしちゃいましたね。やっぱ、周りのコーチングは必要ですよ。


・なんだろ、もう疲れてるんだろうか。それとも、やっぱブラジル人はボール持ってナンボの商売。ぽんぽん蹴ったのを走れってのは性に合わないのだろうか。ただ、その身長は使いたいですよ。ドウグラスへの当てるボールが今回はほとんどキープ出来なかった。まぁ、トラップが上手い方では無い(どちらも)のは承知してますが、それにしても掠め取られてましたね。セカンドボールを拾えないとこうなっちゃいますね。なかなか、攻撃のターンが来ないのもこれが原因。この試合に限って言えば、強風だったので落下地点予測が出来なかったのか、ロングボールはほとんどフリーで相手がクリアしてました。途中になると、もう追うのすら辞めちゃったり。最近は後半15分で交代されなくなりましたが、1トップピニェイロの方が得点獲ってた気がするんでね。せっかく、追いついたのに、何かイマイチ使いこなせなかったなぁと。これで1-1で試合終了。



松本山雅 1-1 東京ヴェルディ
得点者:安川 / 安在

MOM:MF安在和樹(5度目/通算17度目)
MOM:DF井林 章(3度目/通算14度目)

MOM:MF安川 有(練習の成果は出なかったけど、結果が出た)
MVP:DF飯田真輝(ドウグラスに勝ち続けた)
MVP:MF工藤浩平(決定機あったよ)

MVP:MF渡辺皓太(初選出)






・まぁ、今後もやるか分からないけど、あの作戦が始まったら井林と平のクロス精度次第ですね。点取りたい奴は全力で飛び込め。渡辺のMVPは股抜きスルーパスです。あれは良いプレーだったので、点に繋がってほしかった。見事なラス前パス。さて、次節は強いんだか弱いんだかわからない名古屋との試合です。えぇ、きっと向こうもヴェルディにそういう印象持ってるかもしれませんね。そういや、杉本も点取ったみたいで。この今のヴェルディに杉本居ても、きっと使われなかったかもしれないので、名古屋で元気にドリブってるといいなぁ。名古屋観てないんで知らないけども。