僕が第二クールの讃岐戦に勝った理由(わけ) | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

僕が第二クールの讃岐戦に勝った理由(わけ)

・えぇ、毎回恒例のこの行事にまいりましょうか。これで4試合連続無失点勝利ですよ。果たして、過去を振り返ってそんな記録はあるのでしょうか・・・そんな時こそ、「まぐまぐまぐろん」の出番です。今や、こんな時ぐらいしか使わないページですよ。続けててよかった。簡単に言えば、4試合連続無失点勝利は2度あります。1つはナビスコなので微妙です。結局、川勝時代に1度あっただけなんですね。それでは、ざっと3試合無失点(引分含む)を載せてみたいと思います。


-3試合連続無失点勝利一覧-

1993年ニコス 横浜F1-0 / 清水0-0(PK負) / 浦和6-0 / G大阪4-0 / 横浜M1-0
   カズ2、ビスマルク、ラモス、武田6、加藤、北澤
1993年ニコス 横浜F3-0 / 清水1-0 / 浦和4-0
   ラモス、カズ4、ビスマルク、武田、藤吉

1996年ナビ杯 C大阪1-0、3-0 / 名古屋4-0、3-0
   ビスマルク2、玄 新哲2、布部3、北澤、カイコ、藤吉、石塚

1998年1st 磐田1-0 / 京都2-0 / 神戸2-0
   カズ、北澤、高木、エウレル2

2002年2nd 市原2-0 / 清水2-0 / 広島0-0
   アツ、エジムンド、米山、玉乃

2003年2nd 大分2-0 / 柏2-0 / 仙台0-0
   エムボマ3、アツ

2007年後期 徳島3-0 / 湘南3-0 / 山形2-0
   廣山2、萩村、ディエゴ、フッキ2、シウバ、土屋

2009年前期 愛媛1-0 / 福岡0-0 / 岡山3-0
   林3、大黒
2009年中期 愛媛2-0 / 熊本2-0 / 徳島4-0 / 栃木3-0
   高橋、レアンドロ2、一樹3、大黒4、河野
2009年後期 水戸2-0 / 岡山2-0 / 福岡1-0
   飯尾、土屋、井上2、河野

2010年前期 札幌0-0 / 草津2-0 / 岡山1-0
   富澤、河野、一樹

2011年前期 北九州4-0 / 大分0-0 / 鳥取0-0
   平繁3、井上

2013年前期 岐阜3-0 / G大阪0-0 / 鳥取3-0 / 山形2-0
   高原2、常盤2、西、飯尾、前田、小池

2014年前期 讃岐1-0 / 北九州1-0 / 熊本0-0
   安西、常盤


・ヤス監督時代だけで3試合無失点ってのは2つもあったんですね、しかも4試合もあるじゃないの。無失点記録だけで言えば、93年に1度だけやってますが当時は「引き分け」というルールが無かったのです。なので、延長もしっかりやったし、PK戦で負けております。なので、次節の三ッ沢でこの大記録に挑むことになりますね。


     -東京ヴェルディのメンバー-

             高木大輔
       杉本竜士
      (三竿健斗)
   澤井直人          南 秀仁

       中後雅喜  安田晃大
            (高木善朗)
 安在和樹  井林 章  ウェズレイ 大木 暁
            (田村直也)
          佐藤優也

SUB:柴崎貴広、永井秀樹、菅嶋弘希、平本一樹



     -カマタマーレ讃岐メンバー-

       木島良輔  仲間隼斗

   高木和正          沼田圭悟
  (堀河俊大)
       岡村和哉  永田亮太

 小澤雄希  藤井航大  エブソン  高橋祐治
                  (武田有祐)
          清水健太
 
SUB:瀬口拓弥、綱田大志、アンドレア、山本翔平、木島徹也



・うーん、讃岐さんはあんまりヴェルディサッカーをスカウティングしていないのか、リトリートが弱点みたいだぞぐらいしか調べなかったのか。ほぼ、すべてのチームが採用している「中後狙い」をやってきませんでした。まぁ、前線が木島なので裏へ抜ける以外の余計な体力は温存したかったか。おかげで中後のロングアーチが右に左にぼんぼん通る事。こんなに自由にやらせちゃダメだって。前半38分なんか分かりやすくて、中後が右サイド大木へ矢の様なフィード、これを大木が安田へ下げて、安田まで左サイドへロングフィード。それを安在がトラップしてアーリークロス・・・大きなパス3本でラストパスまで行っちゃったよ。ヴェルディにピッチを広く使うワイドなサッカーまで出来ちゃうと、引き出し相当増えちゃうぞ。


・攻守両面において安在の走りが効いてましたね。中後のフィードを待っていたであろう安在が相手陣内の深い所で待機。ところが、カウンターを貰ってしまい相手選手が独走。しかし、これに安在が全力疾走で戻る・・・その戻るコースにちょうどパスを出してくれてパスカット。更には左サイドを木島が開いてグラウンダーのクロス。これも相手の目の前で安在がクリア。後半は後半で遠目からのシュートが2度も枠内へ襲い掛かった。いやー、非常に頼もしいですねー。左サイドバックでここまで大車輪の活躍してくれると、何だかかつての和田拓也越えと言っても良さそうですね。


・うーん、GKの審判アピールが常軌を逸している。こういう時は大概はGKが正しかったりするんですよね。どうも、ハンドだと審判にくってかかっている。さらにスタジアムでリプレイを流さなかった。怪しいですねー。ま、ゴールはゴール。これが逆の立場だったら烈火の如く怒るってなもんでいいと思いますよ。右サイドから中後がロブ。GKと競り合いながら杉本が左手を突き出してジャンプ。うん、手には当たらなかったけどマラドーナさんのアレじゃないですか。これがこぼれて難しいバウンドボールを大輔が丁寧にヘッドで送り込んで先制。0-0で終わって連勝ストップみたいな画も浮かんできそうな試合だっただけに、こういう先制が取れるってのは大きい。まぁ、実際は杉本の左手が相手のGKがパンチングしよーとした右手をブロックしてるのでファールですね。


・今回はセットプレイで3度も決定機が訪れました。いずれもゴールになってもおかしくないシーン。まずは井林が垂直ジャンプで藤井に勝ってのヘッド。これはGK清水の横っ飛びでゴールならず。つづいてはFKをGKに向かって突っ込んでいったのがウェズレイ。しかし、何故かもんどり打って倒れる。うーん、これで負傷交代したんですが、リプレイで観てみるとエブソンの爆魔龍神脚、もしくは風破刃・・・まぁ、画像検索でぐぐってくれ。これがウェズレイの顔面にヒット。しかも、スカパーでは顔面が腫れ上がってる姿までばっちり。これは眼窩骨折? 眼底骨折? 何かわからんけど、骨折してるかもしれませんね。ちなみにこれで交代した田村もCKで決定機あったりします。うーん、ウェズレイはかかせないピースなんですが、次節はフェイスガードですかね。


・この観戦記も北朝鮮戦を観ながら書いてるんですが、決定力不足なんて今に始まった話じゃないのでそんな不毛な結論はどうでもいいです。決まるまで決定機を作ればいいのです。えぇ、あの選手をめっちゃフォローしとる訳ですね。まずは大木からのグラウンダーを南が何タッチしたかってぐらい小刻みに動かしてシュート。これはエブソンのシュートブロック。更にはカウンターから南がドリブル、DF高橋をダブルタッチでかわすとこまで上手かったがスライディングでカット。南のスルーパス、大輔がGKと一対一でシュートもセーブ、こぼれを南がヘッドも藤井の正面。ここまで決められない想いが空回って、中後のフィードからカットインシュートも藤井ブロック。えぇ、澤井どフリー。大輔、中後と繋いで南が巻いて入るグラウンダーもGKセーブ・・・はぁはぁ、何回決定機あるんだか。最後に92分ですよ。大輔のクロスから南が滑り込みながら流し込んで2-0勝利。うん、必死に顎が上がりながらもゴール前まで帰ってきた木島。最後は力尽きてましたが、木島が帰ってこなければいけない状況ってのは失点しちゃいますね。お疲れ様です。


・何か揉めてましたね。同じ服着てるんで何が何だか分からなかったんですが、どうやらエブソンが大輔をかっとばしたんですね。これで南が相手に突っかかる。すると、エブソンが南に頭突き。ここで南も倒れないで迎え撃つっていう度胸。ここに何故か讃岐のトレーナーがいたんですね。なぜ、いたんだか。すると、ヴェルディのトレーナーを後ろから引っ張った所、お互いが激昂。急に荒れる両チーム。すると、何故かユニフォームを脱いで全力で向かっていく杉本。試合中なのに澤井までくってかかる。いやー、後味の悪い試合になっちゃうじゃないの。ただね、ここで両者の間に立って騒動を収めようと立ち振る舞ったのが何と一樹。あらま、こういうのに一番食いつく人が慰め役とは。人とは成長するもんなんですなー。



東京ヴェルディ 2-0 カマタマーレ讃岐
得点者:高木大輔、南 秀仁

MOM:FW高木大輔(5度目/通算6度目)
MOM:MF南 秀仁(6度目/通算8度目)
MOM:MF中後雅喜(4度目/通算17度目)
MOM:DF安在和樹(4度目/通算9度目)
MVP:DF井林 章(7度目/通算16度目)
MVP:FW木島良輔(南のゴールの際に追いかけた姿は見事)
MVP:DFエブソン(何か色々問題はあったが活躍した)
MVP:DF藤井航大(南のシュートブロックで活躍した)



・これで4試合連続無失点勝利となりました。いやー、冒頭で紹介した様にこれでクラブ記録を狙いましょうか。次節の横浜FC戦でクラブ史上初の5試合連続無失点勝利ですよ・・・そんな記録を狙うのにまぐは行けないなんて。がっかし。みんな、歴史的な記録を是非目の当りにしてくれー。