まぐ-1グランプリ2008 | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

まぐ-1グランプリ2008

・M-1の為に「お笑い番組」を見ないという矛盾。いやぁ、前に見たよこのネタっていう状況が嫌なもんで。おかげで今年のM-1は名前すら知らないグループがいっぱい。そのため、「笑い飯」「キングコング」しか知らないでやんの。世間的には有名な方達なんでしょーか? 毎年、楽しみにしてるので今回もまぐ評価行って見ましょー。


「まぐ-1グランプリ2004」
「まぐ-1グランプリ2005」
「まぐ-1グランプリ2006」
「まぐ-1グランプリ2007」


・大会概要としては漫才をやること。つまり、コントや一発芸は駄目らしい。結成10年目までだったかな。このブログではまぐが独断と偏見で決めるので、一応のまぐ基準も紹介します。70点を持ち点とします。こっから先はボーナスポイントとして以下を基準に追加する方法で評価します。白けた場合はマイナスポイントが付きます。


小笑い:クスっと笑う含み笑い程度・・・笑いポイント1点
中笑い:声を出して笑う程度・・・笑いポイント3点
大笑い:ゲラゲラと腹を抱えて笑う程度・・・笑いポイント5点
オ チ:最後のオチで笑いを取った・・・笑いポイント5点
ハンデ:1発目のコンビは辛いのでハンデ・・・笑いポイント5点



お笑い月見草「ダイアン」(結成9年目、吉本)

・6回連続準決勝敗退から昨年は決勝進出。今年も再び決勝進出してきた。ツッコミが「浜ちゃん」に似てる人ね。ネタは「クリスマス」。ファナスティ知ってる?ってくだりが長過ぎて勿体無かったけどそこが大笑い。個人的にはオチにまたファナスティ持ってきても良いかもね。昨年より面白かった。

小笑い:2 + 中笑い:3 + 大笑い:1 = 91点(一発目ハンデ+5)



孤高のWボケ「笑い飯」(結成8年目、吉本)

・6年連続決勝進出。麒麟と共に毎年優勝候補に挙がるが未だ無冠。闘牛士ネタで大笑いしました。自分達のWボケを茶化すセコイ事をしてきましたと語っていましたが、そのセコイ事でまぐは大笑いしました。しつこいぐらいに最後のオチにも闘牛士欲しかったな。非常に笑いが安定していて頼もしいです。来年も出て欲しいな。あと2回だけど優勝出来るんでしょーか。敗退した時の「思てたんと違ーうっ!」が一番面白かった。

小笑い:0 + 中笑い:6 + 大笑い:2 = 98点



「モンスターエンジン」(結成2年目、吉本)

・もともとは2003年結成だったが、トリオの一人が脱退したためコンビで結成。2年目でいいんだろうか。ネタは「映画に出たい」。宇宙人のカニタイプでええかと宇宙船はお前が壊したからもう無いの部分が笑いました。ただ、全体的に説明も多かったね。ややウケ。

小笑い:4 + 中笑い:4 + 大笑い:0 = 86点



浅草の星 「ナイツ」(結成8年目、マセキ芸能)

・はなわの実の弟。浅草の寄席で培った漫才。内海桂子、三遊亭小遊三を師匠に持つ。M-1では毎年参加するも準決勝にすら上がらないほど。ネタはアニメをネットで調べてみた。ジャングル大帝だろ、中身は大抵ジャングルだけどさとか、メガネでやたら受けるとか、城の前でテンションが下がるとか。とにかく、小ボケの数は圧倒的でしたね。大笑いは少ないけど手数で稼ぐ感じ。

小笑い:9 + 中笑い:4 + 大笑い:1 = 96点



I Love とちぎ「U字工事」(結成9年目、アミーパーク)

・準決勝までは常連みたいですね。栃木ローカルネタで茨城・群馬を敵視するも、埼玉には憧れを抱く漫才。いやぁー、まぐったら知りませんでしたこのコンビ。お腹抱えて笑ってしまった。ネタはローカルネタ。磯山さやかあたりですでに爆笑してました。埼玉に亡命あたりでも腹抱えましたよ。

小笑い:6 + 中笑い:8 + 大笑い:4 = 120点



ラストチャッチャチャーンスッ! 「ザ・パンチ」(結成10年目、吉本)

・10年目だけど準決勝ですら3度しか通った事が無い。今年でM-1ラストチャンス。パンチが色々とボケるがそこで笑いを取るのではなく、ツッコミが「お願~い、死んで~」などで返す様々な返しが笑いどころ。ただ、蹴りとか叩くところの突っ込みが全力なのがお客さんを引かせたか。

小笑い:3 + 中笑い:0 + 大笑い:1 = 78点



ストリート系漫才 「NON STYLE」(結成9年目、吉本)

・M-1予選では7度中4度準決勝敗退。2007年までの芸風を捨て、2008年から新しい漫才スタイルを取った事が功を奏して初の決勝進出。「子供が溺れたのを助ける」ネタ。ボケ+ツッコミ+自嘲ボケという3段階の漫才。1回で2度笑い所があるので回数だけは多い。ただ、滑る時は2倍滑るのでハイリスクでもあった手法だが、見事に化けた格好。溺れた子を見つけたらどうする? それは当然・・・二度見♪の掴みだけで大笑いを持っていかれた。

小笑い:6 + 中笑い:11 + 大笑い:4 = 129点



逆襲のスーパールーキー 「キングコング」(結成9年目、吉本)

・第1回M-1で決勝進出するも、その後3大会準決勝敗退。2年間出場しなかったが、昨年再び参加を表明し3位に終わる。今年は最優勝候補。まぐもそう思ってました。やっちまいましたねー。昨年はまぐ-1ではダントツで1位だったんですが、今回はひどかったですよー。さっきの「NON STYLE」と同じで、今年になってから漫才の手法を変えたみたいですね。今までの何を言ってるのか分からないぐらいの超スピード漫才がウリ。今回はスピードを抑えて観客に合わせた漫才をやったのと、野球ネタというのが失敗の元かもね。来年は最後の年、本物の大阪漫才がまた見たいな。

小笑い:3 + 中笑い:4 + 大笑い:0 = 85点



敗者復活 「オードリー」(結成9年目、ケイダッシュステージ)

・敗者復活で上がってきたオードリー。話の本筋を語る所でまったくボケが無いのに、胸を張ってる春日が本筋に関係無いボケツッコミをさらにツッコミで返す漫才。笑い飯の逆でダブルツッコミと言ったところか。「引っ越したい」がネタ。テクノカットで柳沢慎吾の下りで「2人ともやべーだろ」「今の失礼だろ」と2度突っ込みを入れたところで大笑い。噛んだ部分に笑いを上乗せしてしっかりと拾った若林の腕を評価したいですね。

小笑い:5 + 中笑い:10 + 大笑い:5 = 130点


    -M-1公式ランキング-
1位 : オードリー       = 649点
2位 : NON STYLE   = 644点
3位 : ナイツ         = 640点
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4位 : 笑い飯         = 637点
5位 : U字工事        = 623点
6位 : ダイアン        = 619点
7位 : モンスターエンジン   = 614点
8位 : キングコング      = 612点
9位 : ザ・パンチ       = 591点


-最終決戦-


浅草の星 「ナイツ」(結成8年目、マセキ芸能)

・今度の御題は「SMAP」。ガラスの10代はハマりました。行事の最高位とか。ただ、なんとなくだけど今年のM-1の特徴だとボケで受けるだけでなくツッコミでも受けないと厳しいですね。この人達だとツッコミではウケを取る回数が少なかった。言うなれば、普通のツッコミだったね。一番受けたのは一本目のネタのかぶせでメガネの下り。

小笑い:3 + 中笑い:6 + 大笑い:2 = 101点



ストリート系漫才 「NON STYLE」(結成9年目、吉本)

・最後のネタは「廃病院で肝試し」。1本目のネタの方が面白かった。大うけしたのは彼女からの別れのメールでさらにボケて「やーだ♪」っていう部分。気持ち悪いが大笑いしました。

小笑い:3 + 中笑い:9 + 大笑い:3 = 116点



敗者復活 「オードリー」(結成9年目、ケイダッシュステージ)

・さっきは面白かったんだけどね。今回は選挙演説ネタ。声援が飛んでる中で「うぃ」っていう部分だけが大笑い。うーん、細かい笑い所でしっかりと笑ったけれども、腹を抱えて笑うさっきほどでも無く。こっちが一本目だったら予選突破してなかったかなと。さっきみたいに話にまったく関係無いボケの方が春日らしくていいかなと。

小笑い:3 + 中笑い:5 + 大笑い:1 = 93点


    -まぐ-1公式ランキング-
 1位 : オードリー1本目     = 130点
 2位 : NON STYLE1本目 = 129点
 3位 : U字工事         = 120点
 4位 : NON STYLE2本目 = 116点
 5位 : ナイツ2本目       = 101点
 6位 : 笑い飯          =  98点
 7位 : ナイツ1本目       =  96点
 8位 : オードリー2本目     =  93点
 9位 : ダイアン         =  91点
10位 : モンスターエンジン    =  86点
11位 : キングコング       =  85点
12位 : ザ・パンチ        =  78点


・キングコングは悩んでるでしょうね。最後の大会をどういう漫才で終えるつもりなのか。まぐはスピード系でいいんだけど、昨年それで取れなかったからね。笑い飯は何だろう、もう見慣れたっていう感じでしょうか。M-1はもっと前にあげておくべきだったんかもね。ナイツも1本目と同様のネタを2本目に持ってきたけど、お客さんの先読みにあってしまったね。最後に優勝するのって難しそうだ。




・最後に優勝したのは「NON STYLE」でした。確かにあの決勝戦だけを見るとオードリーが低調だっただけに、まぐもNON STYLEだと思います。ただ、しきりに圧勝と語っている島田紳助の低評価はどうかと思うね。別にそこ言わなくてもいいじゃん。オードリーの笑いが分からないって暗に否定してますもんね。最後は入れなかったけど松本仁志は逆に高評価だったし。まぁ、今年も楽しませてもらいましたよ。2009年はこのNON STYLEが世間を騒がすんですかね。




・それより、オードリーが敗者復活した直後に上戸 彩が真似して「うぃ♪」って言ってるんだから拾ってやれよ今田耕司。スルーしやがった。