ビジョナリーカンパニー3 衰退の五段階 | 誇りを失った豚は、喰われるしかない。

誇りを失った豚は、喰われるしかない。

イエスはこれを聞いて言われた。
「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」
(マルコによる福音書2章17節)

企業経営における名著といわれる

 

『ビジョナリー・カンパニー』シリーズの第3弾です。

 

ここでは「衰退の法則」に着目し、「衰退の5段階」

 

としてまとめたものが上梓されております。

 

身につまされる話が多いかも。

 

 

 

 

この『ビジョナリー・カンパニー』シリーズは僕が

 

大学時代に、ちょうど文学を放擲してガリガリ亡者に

 

なろうと決意して、転々と変えていたアルバイト先と

 

籍だけは置いていた大学の図書館を往復していた

 

時期に読み始め手いた本の一つでありまして、

 

本書はその第3弾でございます。

ここに書かれている『衰退の5段階』―成功から

 

生まれる傲慢。規律なき拡大路線。リスクと問題の

 

否認。一発逆転策の追及。屈服と凡庸な企業への

 

転落か消滅―というプロセスは企業の規模を

 

問わずに、見事なまでに当てはまります。

そして、読んでいてびっくりしたのはサブプライム

 

ローン問題で一躍その名を世界中に知らしめた

 

ファニーメイ(連邦抵当金庫)がこの本の中に

 

収録されていたことでした。現在この会社は

 

なくなってしまいましたが、在りし日の会社についての

 

言及は読んでいてすばらしいものがありました。

そのほかにも再建されたケースとして、IBMや

 

ニューコア、ノードストロームがとリあげられていており、


「ああ、こんな大企業でもこういう危機はあったんだ。」


とおもわずにはいられませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人気ブログランキング←1クリックお願いします。