なぜビジョナリーには未来が見えるのか? 成功者たちの思考法を脳科学で解き明かす | 誇りを失った豚は、喰われるしかない。

誇りを失った豚は、喰われるしかない。

イエスはこれを聞いて言われた。
「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」
(マルコによる福音書2章17節)

本書では、ジョブズやディズニーなどの

 

「ビジョナリー」を題材とし、先見の明を持つ

 

成功者たちと普通の人々との違いを脳科学の

 

知見をもとに迫ったものです。

 

豊富な文献や彼らへの取材を通して明らかに

 

していきます。

 

 

 

 

 

スティーブ・ジョブズ。ウォルト・ディズニー。

 

リチャード・ブランソン…。彼らはいわゆる

 

「ビジョナリー」として人間を前進させたことで

 

知られます。

 

そのいわば「先見性」に脳科学の知見から

 

アプローチをしたのが本書であります。

 

本人たちへの長年の取材や、豊富な文献を

 

用いて普通の人々と彼らの「違い」や彼らへ

 

一歩でも近づくためにはどうすればいいかなど、

 

そういったことが記されていて、知的好奇心に

 

とんだビジネス書であると思いました。

しかし、僕が読んでいて印象に残った箇所は

 

ひとつの分野で「ビジョナリー」といわれた人間が

 

違う業界、違う業種に入ると、その力がなぜか

 

鈍ってしまう。

 

たとえばジョン・スカリーが「ペプシ・チャレンジ」

 

などで破格の実績をあげながらスティーブ・ジョブズに

 

請われてアップルに入社したときの「その後」に

 

ついては皆が知るところでございましょう。

「自らの直感に従う」ことや

 

「イノベーションを起こす」ということがあの

 

ビル・ゲイツや彼をして


「あの男以上に頭のいい男はいままでに会ったことがない」


と言わしめたネイサン・ミアボルドでさえも


「自分がまるでバカにでもなったかのようだ」


といわざるを得ないような行為なのだ、ということは

 

なんとなくではありますが理解できたような

 

気がいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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