本書を一読すると齋藤先生の日本史の歴史観が
うかがえます。
だからといって別にどうこう言うつもりはありませんが…。
本書を読めば外国に行ったときに自分の国のことを
「ざっくり」とは話せるのではないでしょうか?
この本を読んでいると齋藤孝先生の歴史観が
よくわかりますね。
だからってどこがどうだとか批判する気は毛頭
ありません。
ただそうなんだなって言うだけで。読み物としては
いい本です。
さらりと読めますし、大体のところはカバーしていますから。
この本によると諸外国、特にヨーロッパのほうでは、
自分の国の歴史をきちんと語れない人間というのは
どこか信用が置けないというのだそうですが、僕が前に
諸外国を渡り歩いてきた人間のから聞いた話を統合して、
本書と照らし合わせた限りではどうもそれは本当の
ことのようです。
肝心要の内容については、個人的には知っていること
ばかりだったので、さらりとは読めました。もっとも、
「ざっくり」ですからそれでいいわけですけれど。
特に読んでいて感動したりとかそういうことはなかったの
ですが、海外に行って自分の国のルーツを語ることが
あるときにはこの本に書かれていることが何かの役に
立つのかもしれない。
そんなことを考えていました。