TBS系列の『情熱大陸』や『クレイジージャーニー』
などで取り上げられ一躍有名となった日本で唯一無二の
存在となった嵐を追いかける職業「ストーム・チェイサー」
(Storm Chaser)青木豊氏の著作です。
「ストーム・チェイサー」(Storm Chaser)青木豊。
この嵐を追いかける職業アメリカなどでは定着して
この嵐を追いかける職業アメリカなどでは定着して
いるのですが、こと日本では(今のところ)青木氏以外は
おらず、唯一無二の存在であり、パイオニアである青木氏が
上梓した写真集&手記が本書です。
僕が青木氏の存在を知ったのはTBS系列の『情熱大陸』や
僕が青木氏の存在を知ったのはTBS系列の『情熱大陸』や
『クレイジージャーニー』などで取り上げられたことが
キッカケでありまして、その後はツイッターを通じて青木氏と
直接対話をさせていただく、などの交流をさせていただいて
おります。
スーパーセル、ダウンバースト、ガストフロント、そして雹や
スーパーセル、ダウンバースト、ガストフロント、そして雹や
雷雨…。異常気象が日常化した今の日本で、青木氏が
収めた写真の数々は自然が本来持っている「猛威」
そのものであり、昔から日本人が持っていたはずの自然に
対する「畏れ」を抱かせるに十分な迫力を持って我々に
迫ってくるのです。
さらに、本書の半分以上を閉める青木氏の手記には
さらに、本書の半分以上を閉める青木氏の手記には
家業の写真店を閉じざるをえなかった経緯や、奮起して
ストーム・チェイサーになるまでの軌跡。アルバイトを
こなしながらのチェイサー家業の日常など、素の青木氏が
そのまま反映されていて、夢を追うことの「誇り」と「孤独」が
渾然となった内容であったことを覚えております。
青木氏の今後の活動に心から期待しております。
青木氏の今後の活動に心から期待しております。
そして、青木氏が命がけで撮影した写真の一枚一枚には
「魂」が込められていることを感じました。