あっという間に今年も過ぎていきましたね。年とともに一年が早い、いや~、逆らっていきたいその常識。来年も沢山やったことないことやるぞ~。

とはいえ今年も一年フルート吹きました。調子がいい時も悪いときもちゃんとフルート吹きました。
おかげで私の愛器は汚れが目立ってまいりました。毎日片付け時に楽器を拭いてもだんだん黒くなってくるものです。
ということで毎年恒例年末大掃除の時間です。

分解バラバラ


お湯洗いでほこりを落とします。


キレイキレイとハケで一年の垢を落とします。お風呂気持ちいいね。

風呂上り


しかしご存知の通り、金属汚れはそう簡単には落ちないのです。


こっからは布と歯ブラシでゴシゴシ作業です。


アカスリが終わったらもういっかいシャワー

ピカーン

ピカピカーン

キーもゴシゴシ
僕の楽器はオリジナルの彫刻が入っているので掃除が大変です(笑)。
溝に汚れが溜まります。つまようじでホジホジ。

さあ、全部拭きおわりましたよ!
真っ白かった布がこんなに真っ黒!しかも両面使ったんですよ。


手も真っ黒だー


しかしその甲斐あってピカピカです。ポストが少し汚れてるけど、ここは時間がかかるからまた違う日に磨こう。


いや~ フルートって美しいなぁ


サブ楽器のムラマツEXさん(ビービー改造済)と。
ムラマツはもともと暗めで渋い音するので黒くてもあまり気にならない(笑)
サンキョウはキラキラした音がするので汚れてるとイヤ。


ということで年末大掃除完了。
付着物が取れるので勿論音も変わりますし、キレイな楽器だと自分のテンションも上がります。楽器が喜んでる気もするしね。
手磨きじゃなくても、薬液に漬け込んで電気分解とか超音波洗浄って手もあるんですよ。

でも自分の経験から言いますと管の内側が黒く硫化したままで、外側がピカピカ。
これが音にとって一番いい状態のような気がするんです。
新品じゃないけど綺麗、と、
キー穴から見える黒色が風格もあって見た目も好き。

ということで横着せず頑張って手磨きするのです。

あたしも楽器キレイにしたい!
という方、いらっしゃると思います。楽器屋さんで手磨きサービス(有料)をやっている所もありますし、やり方等相談すればいい方法を教えてくれると思いますよ。