マグナムクラフトのブランクは全て
TORAYのカーボンを使用しています。
TORAYのカーボン表(ダウンロードしないと見れません)
http://www.torayca.com/lineup/product/pro_003.html
一口に高弾性カーボンと言っても厚さや樹脂の含有率の
違う何種類ものカーボンが有ります。
上記に有るTORAYのプリプレグの物性表は古いもので
現在では30トン、35トンカーボンにも0.07mmのカーボンが有ります。
マグナムクラフトで使用する文章の35トンの07カーボンは
厚さ0,07mmを指します。
同じ30トン、35トン、40トンでもヘビーなブランクは
厚さ0.1mmの10カーボン
ライトなブランクは
厚さ0,07mm の07カーボン
という感じに使い別けて居ます。
ショートロッドに限って言えば
35トン以上のカーボンを使ったブランクは
世界中でマグナムクラフトだけだと思います。
何故?他のメーカーでは高弾性のロッドを出さないのか?
折れたとのクレームが多く出るので
売り出せないのかな?と思います。
ウチのメーカーの出荷前のテストで35トンだと15%前後
40トンカーボンだと30%前後折れて廃棄処分に成ります。
他には薄くて細いものほど曲がりの有るB品が沢山出来ます。
それ故ライトなものほど高価に成るのをお判り頂けるでしょうか。
マグナムクラフトにはテストを通過したブランクだけが入荷します。
その上30トンと比較してカーボン価格は
35トンが1,7倍40トンは2,5倍も高価に成ります。
実は数年前からオール40トンのブランクをテストしていました。
アマゾンでも18lbのピーコックバスを釣り上げています。
オール40トンカーボンのロッドでも
いきなりフルキャストやフルベンとをしないで
徐々に慣らしていけばそう折れることは無いと判りました。
そこでニューロッドを制作します。
ご期待ください。
只、オール40トンのショートブランクは世界中探しても
あり得ないブランクです。
とてもシルキーですがデリケートで折れやすい(薄くて軽い為)
その辺を理解した方だけに使って欲しいと思います。
PS,
TORAYでもリンクの表には無い
新しいカーボンが出るとの情報が有りました。
それは
40トンの厚さ0,05mmの05カーボンです。
面白くなってきましたが、、、
かなり高価なカーボンだそうです。
それがネックですね❢❢❢