アカメLimited1030とアカメスペシャル1040の比較インプレ |  MagnumCraft CustomRodBranks  カスタムロッド&ブランクス&パーツ  

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こんばんは。Nと申します。以前購入した1030について、遅れましたがインプレをさせていただきます。

1040も使用していますので、それとの比較になるのですが、まず、ルアーMaxはわずか10gの差ですが、キャストフィーリングがまるで別物です。
比喩的な表現になりますが、1040は骨太の筋肉質という印象なのに対し、1030はしなやかな細マッチョという印象です。しかし、細い≠弱いではなく、飽く迄しなやかというイメージで、芯はキチンとあります。ススキ用に使うのであれば1030のほうがキャストし易いと思います。


使用したルアーは、11gのシンキングペンシルから26gの鉄板バイブレーションです。最初は鉄板はビクビクしていましたが、中途半端に振り切るよりも、勇気を持ってロッドを振り切ると、不安なく遥か彼方へ飛んでいきます。
また、21gのミノーも投げました。一般のシーバスロッドであれば、少し強めの竿でなければ投げにくいサイズですが、Max30gということもあり、難なく投げられます。他方で、一般的な強めのシーバスロッドでは少し投げにくいと思われる11gのシンペンも、気持ちよく投げられます。


特筆すべきは、使用感だと思います。まるで10ftであることを感じさせない軽快なフィーリングで、9ft台の竿を使っているようでした。


魚がかかった時は、スズキ程度であればゴリゴリ巻けます。1040もゴリゴリ巻くことができますが、1040よりも1030の方が竿が曲がってくれるため、竿のパワーで浮かせることができます。これに対して、1040は竿による吸収が1030より少ないためか、腕が疲れます。足下で暴れた時に強引に寄せたりズリ上げたりする場合には、1040の方が向いていると思います。ただし、1030も普通のシーバスロッドよりも強いので、足下で強引にやり取するのに問題はありません。飽く迄、1040と比較した場合の話です。

添付させていただいた写真は、1030でゴリゴリ巻いて獲ったスズキです。このぐらいであれば、30秒もかかりません。

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以上が、簡単ではありますが1030のインプレ になります。
とても良いブランクを提供していただきありがとうございます。