スネークヘッドLimitedと雷魚ロッド |  MagnumCraft CustomRodBranks  カスタムロッド&ブランクス&パーツ  

 MagnumCraft CustomRodBranks  カスタムロッド&ブランクス&パーツ  

台湾でフィッシングガイドをしながら高性能フィッシングロッドブランクスの開発、製作をしています。国内の一流メーカーより以上に高性能なブランクスを販売、パーツも格安で販売しております。
お問合わせは:teru@msn.comまでメールでお願い致します。

福岡のHさん、よりスネークヘッドLimitedのインプレが届きましたので掲載します。

九州は雷魚が結構居るんですね、ナカナカの釣果ですね。

 

 

「こんばんは。ご無沙汰しております。福岡のHです。
ちょっと遅くなりましたが、今年6月末に製作した、スネークヘッドリミテッドのインプレをご報告します。

スネークヘッドリミテッドは、もともと日本の雷魚用(ヘビーカバー向け)に作られたブランクスではないのですが、TR-Xカーボンならばライトカバーくらいはガンガン曲がってイケるのでは?
と思い、7月から10月までの3ヶ月間、主にクリークと池でのオープンからライトカバーに使用してみました。

ガイドはチタンのTMNSTとTLNSGを合計10個使用。全長は7フィート6インチに。重量は189グラムです。
ちなみにロッドメイキングは初めてで、試行錯誤しながら自分用と嫁さん用の2本を作ってみました。

 

 


カスタムロッド ブランク ロッドビルディング CustumRod & FishingGuide   MagnamCraft

完成してから3か月間、このロッドで約50本の雷魚を釣りましたが、まず驚いたのが高弾性なのに良く曲がり、折れる不安が全く無い事です。
(魚を掛けた後、ロッドを立て過ぎたり、ランディングで無理に抜き上げたりはしていません)

最近の雷魚ロッドは時代のニーズと共に、年々軽くなってきていますが、高弾性になればなるほど脆くなり、ちょとしたミスであっさり折れたりするのをよく耳にします。
そんな中でも、高弾性で金属的な張りがありながらも折れにくい、TR-Xカーボンの伸縮度は伊達ではないと思います。

次にビックリしたのがルアーウェイトの幅の広さ。いつも私が使うルアー(フロッグ)のウェイトは10gから40gオーバーなのですが、スネークヘッドリミテッドはどのウェイトでも
ロッドにルアーの重みが乗り、重量に関係なく勝手に飛んで行くという感じで凄く投げやすいです。同クラスのライトな雷魚ロッドでは、投げるのも不可能な40g以上の大型フロッグをフルスイングしても
ブランクスが負けるような事も無く、全く問題ありませんでした。ルアーウェイトMAX95gは本当ですね。

次に、魚を掛けた感想です。まずはオープンウォーター(完全オープン~ウキクサ)です。
オープンは全く問題ありません。魚を掛けても張りの割にはティップの追従性が良く、ヘッドシェイクも良く曲がり良く吸収してくれます。急な突っ込みもベリーまでキレイに曲がり安心してやりとりができました。
感度が良いので、ヘッドシェイクがガンガン手に伝わります。

次はカバーでの使用感です。ブランクスの性格上、真夏の成長しきって立ち上がったヒシやヘビーなハス畑には合わないので使用していませんが、
ライトカバー(パラヒシ~1枚ヒシ)までなら近距離~中距離なら全然OKでした。何度か約50M先で70~80センチ未満を掛けた時、カバーに巻かれ苦戦したのですが、ロッドを立て過ぎない様に気をつけてゆっくり寄せると大丈夫でした。

今年は特に大きいのは獲れませんでしたが、最後(10月)にそこそこなのが出てくれました。来年は、試作されてる雷魚ブランクスをヘビーカバーで是非試してみたいです。
個人的な要望としては、このままのブランクス特性をキープしつつ、ややヘビーなカバーにも対応出来れば・・・と思います。新ブランクスに期待しております。」

 

 

スネークヘッドLimitedは秘境でのボートゲームからアマゾン遠征までを視野に入れてキャステイングの最大飛距離と一日中投げ倒せる軽さとバランスを高次元で併せ持ったブランクに仕上がっています。

 

 

世界怪魚釣行記 (結構愛用しているようです)の武石さんをして正にベストな一本と言わしめたロッドです。