前回のさらに続き、2週間前の4月9日(日)に大津祭曳山展示館3階ホールで開催されたシオミイベント、「COMBINATION」のお話です。
私がが演じた2種は、いずれも作品集DVD、「Starting Members」の収録トリックでした。
まずは「Sound Trap」から。これは収録分とは違う流れの、最新バージョンで。
そして続けて、「Knock Knock Kings」を演じさせていただきました。
こちらは先日、「第24回 新・箱根クロースアップ祭」で、大御所クリエーターの澤浩さんにお褒めの言葉を頂戴したマジックです。それに味を占めたのでありました。
さて、ここまでずっと時間が無いと言って、岸本さんと自身のショータイムもカットしての時間短縮を図りつつ、巻き巻きの進行をしてきたシオミさんでしたが、なぜかここで突然豹変。
カットしたはずのショーをいきなり岸本さんに振り、さらには急にカタヤマさんを前に呼んで、トークコーナーを始めちゃった。
しかし、そこは無茶振りの帝王たるシオミさんと長く付き合っている面々です。岸本さんは次期ディーラーアイテムをパフォームされ、カタヤマさんはシオミさんとトーク…と言うか、笑い話の応酬を始められました。相手の話などどこ吹く風で、お互いに自分の笑い話を被せていく、小咄バトルのお時間となったのでした。
その急な時間引き延ばし策、理由は何と「見にくると言っていた親族が到着しないから」でした。こういう時に発揮されるシオミさんの判断、さらには優先順位の付け方は、我々凡人には理解できない境地なのであります。
しかし、そうまでして待ったにも関わらず、ついぞ親族方の姿は見えず。というか、結局15分ほど待っただけで、「もうええわ」と最後のショーを始めちゃった。
この諦めの早さもシオミさんならでは。ならばそもそも、なぜ延ばそうとしたんだか。
そんなこんながありつつも、最後のプログラムであるステージショーはスタート。出演者はシオミさんとカタヤマさんのお2人でした。
シオミさんは以前から演じている、マイクとシンブルの手順を、音楽に乗せて。
カタヤマさんは、ロープの結び目のルーティーン、カード・アップ・ザ・スリーブ、スリー・ボール・ルーティーンを。カードはお喋りで、ロープとボールは音楽に乗せての演技でした。
これでこの日のイベントは終了。でもお話は、もう少し続きます。