実に久しぶりの「酒場流浪記」(笑)このシリーズは初めて行く店という前提があるので間が空いてしまった…(実は新たに数軒行ったのだが、写真を撮っただけで放置中(^_^;))
その店というのは個人の趣味による私設図書館のようで、主に古い漫画や雑誌が大量にあり飲み食いしながら自由に読めるというバーだとか。
嫁さんの友人はそこの店が気になってはいたが、何せ酒を飲めない… せっかく行くならば酒好きな人と一緒に、と嫁さんが駆り立てられたというわけだ。そして「次は旦那を連れて来ます」と言ったほど気に入ってしまったらしい。
そんなわけで息子も交え3人で行って来ました、品川区中延「Oredana」。
店はマスターが子供の時から集めた漫画、雑誌、レコード、と数多くの私物で埋め尽くされている。まさしく家にもこんな部屋があったらなぁ… と思うような空間で非常に心地が良い。あれこれ見ているとマスターは同世代だそうで、こちらと被るものや一度は所有していた物が多いので懐かしさも止まらない。
店に流れる彼のプレイリストもミリオンクラスの有名どころから「おお〜っ!」てな感じのシブめまで、もはや家族でイントロクイズ状態になってしまったのも妙に楽しい(笑)
忘れちゃいけない肝心のメニュー。
酒はビールもウイスキーもスタンダードなものはほとんど無く、非常に注文に困った囧 とりあえずビールはイチオシの地ビールを二種類、バーボンは飲んだ事がある気もするが記憶から消えていたEZRA BROOKSを。どれもなかなか美味いが独特、いつもより酔いが早いのは気のせいだったか(^_^;)
料理は嫁さんが力説していた通りユニークで美味し、小皿で¥300のものが多いので何種類も注文できる。食事ものはそれなりの金額がするが、それにしても安い。〆で食べたパクチーチャーハンは驚きの一品、どれもたいへん美味しゅうございました (^o^)/
そういえば嫁さんが前回CDをいただいてきた。それはこの店が押している「Negicco(ネギッコ)」という女子3人組、新潟のご当地アイドルで結成からもう13年になるらしい… まったく知らなかった。
「店でPV流してて曲が良いんだよね」とは聞いていたがホントに悪くない。実は小西康陽のプロデュースに田島貴男の作曲、これはもう渋谷系の流れだ。なるほど納得だが、もっとその名が聞こえてきても良さそうなものなのでは。
Negiccoを応援するキッカケになったというお客さんも居て、どうやら応援活動の一環で買い込んだCDを他のお客に配っていると…今時の応援スタイルだね、これは。そして今回はグッズまでも…
別にNegiccoに熱を入れようとは思わないが(笑)アイドル好きでまだ知らない方にはオススメします。ホントに楽曲は良いと思う。
話はそれたが何はともあれ「Oredana」はオススメの一店です、え?白々しい?(爆)いやいや、雑然とした感じの中で一杯やるのも良いもんです。