粘着体質な私です。

おはようございます。マダム。
粘着というか執着というか、それで
失敗したことあります(笑

あと今現在は、夫とひどい喧嘩なんかをすると
過去はこんな事された、言われた、許せない
ということが次から次へとよみがえり
さらに許せなくなるんです。
そんなことを考えてる自分が嫌になることがあります。

マダムが過去にご病気をされた時に
ご主人の精神的なサポ-トが足りなかった、
と書かれていましたよね。
今は優しくてたくさんの愛を感じていらっしゃるのがわかります。

私は執着して5年経っても10年経っても
許せない!って思ってしまう性格のようです。

マダムは、過去のそういうことは
忘れる努力をしましたか?

消化したのでしょうか。

実は前から聞きたい、と思っていたことでした。

前だけ見て進んで行きたいのですが
私のような考え方って
よくないですね。

かりん



>かりんちゃん

このコメントを読む限り、私たち とっても 似ているようです。私のブログを3日読んでいただければ分かるように(自虐)、粘着体質には自信ありますよ、私。

されたことは絶対に忘れないかな。いいことも悪いことも。まあ、こだわるとよくないですけれど、体質だから そこ は変わらないんじゃないでしょうか。 ただ考えたりこだわったりするのと、相手にぶつけるのは別物ですし。

ちょっと思いついたことがひとつふたつあるので、明日にでもまとめてみますね。

えーと、忘れようとは努力しません(爆)。忘れられないから。でも、そこにフォーカスもしない。



以上コメントの転載、以下は考察です^^


私は専門家ではないのですが、粘着気質もですが、性格にいい、悪いはないそうです。


粘着気質は一般的に「心の落ちつきがあり、決められたことをキッチリとやりこなす注意力や粘り強さがある。几帳面。秩序を守る」などのよい特徴もあるとされています。


ただ、どんな性格も、自分が生き辛くなるとよくないので、ものすごく気になる、苦しいようだったら専門家にコツのようなものを訊いたらいいように思います。


病気のときの夫のサポートのなさ・・・ 以前にも書いたけれど、テロがあった年で、政権がかわって、夫の仕事がいちばん忙しい、それこそ60日間無休のような時期だったのですが。(911直後のNY市役所勤務を想像していただけると少しは近いかも)


落ち着いて考えて見ると、夫は私が手術・入院となって、「子どもの世話は誰が?」とパニクり、また、神にも近い(爆) 私の存在が脅威にさらされて、テンパっていたのだと思います。それでも許せないけど(爆)。私が倒れるということは、彼のなかではあってはならないことだったんじゃないかと・・・。


そのときにね、私がいちばん腹が立ったのはですね、夫じゃなくて。CAの外科医の義兄から電話がかかってきて言われたんですよ。


簡単な手術だから心配は要らないよ。アメリカでは患者がひとりで運転してきて、手術して、その日のうちに退院して、自分で運転して帰宅するくらいだよ」と。


お前、それ、自分のアメリカ人の妻に言ってみろよ。彼女が同じ病気にかかったとして。慰謝料ガッポリ取られて離婚されるよね? 私、外国人で、現地語は英語の半分もできないし(注.当時)、日本の家族はひとりもいないの。あなたが「簡単な手術」って言ったお陰で、私はなおさら夫のサポートが受けられなくなって、私は真剣に離婚を考えました。


あなたのお陰で私の結婚は危機にさらされました。


・・・

でもね、今回、夫は予防的な措置として外科手術を考えているのね。

それで、義兄はメーヨー・クリニックでも勤務していた優秀な外科医だったので、夫は義兄に頼りきりです。


義兄やこちらでの知人が薦める医師たちに会い、各種検査を受けて、こちらでもいちばんの名医とアポを取ったのですが、彼は夫に言ったそうです。


「あなたはロセス先生の弟さんですね? 私はロセス先生の後任としてメーヨー・クリニックに入りました。私の前にも後にも何十人も志願しましたが、返事すら来ませんでした。私が採用されたのは、あなたのお兄さんが私のレジュメを見て働きかけてくれたお陰です。


私はロセス先生にご恩があるので、あなたを執刀するのはやぶさかではないのですが、微妙に私の専門とはずれているので、私のチームのなかでいちばん優秀な医師に執刀させます。また、手術中、私は最初から最後までついて見ていますからね」と。


・・・

義兄、やっぱり役に立つというか、お世話になることもあるんだな、と。

だから、忘れなくてもいいけれど、時間が経てば状況が変わることはあるんですよ。


・・・ということを日々学んでいます、私。


分からないですよ。

「私はさっぱりした性格で」って自慢する人が、さっぱり あっさり 無神経にひとを傷つけるのも見てきたし。ものすごく気にするひとは、相手(他者)も気にするだろうと想像できる分、そんなに失言はなかったりしませんか?(個人差かしら)


自分の性格や考え方のクセみたいなのは考えてもいいし、自分がラクになる考え方のクセやコツみたいなものを探すのはいいことだと思うけれど、


ケンカして悔しかったことをバネに、英語を勉強したり手に職をつけたりして、「見てろよ、いまに夫よりも高給取りになってやる」って思ってもいいし、「死ぬときには涙を流して、きみのお陰ですばらしい子どもに恵まれたって言わせてやる」って思ってもいいんじゃないでしょうか。


フォーカスしすぎないのがいちばん とだけ言っておきます。


Love,