夫と私は、性格や境遇(生育歴)はほぼ正反対と言って差し支えないくらい違う。


私は4人きょうだいの第1子。夫は4人兄弟の第4子。夫の生家は銀行や工場を持っていたブルジョアで、ドイツ人のナニーと同国人のメイドさんに育てられました。私は庶民というか・・・自粛(笑)。


夫は修士号を2つ取得しているし、お勉強ができるタイプだったのかと思いきや。子供の頃から週に4回家庭教師をつけてもらっていたそうです。私は16歳のときから、自分が家庭教師(笑)。


ちなみに、19世紀のヨーロッパに生まれていたら、きっと「ガヴァネス」(裕福な家庭に住み込みで仕える女家庭教師)になっていたと思います。間違っても、貴族や豪商の愛妾にはなっていないでしょう(笑)。


とまあ、違いを挙げればキリがないのですが。性格もずいぶん違います。


でも、価値観は怖いくらいに似ているのです。


夫はアメリカに留学中に母親を亡くしており、この母親の死に深く影響を受けたようです。つまり、「人生は短い。楽しもう」的なフィロソフィーを身につけたよう。


Life is short. Play hard.

は、Nikeの昔のキャッチコピーでしたでしょうか。


美食家で贅沢好き。私は贅沢はそこそこでいいのですが、貧乏くさかったりケチだったりするくらいなら、歯を食いしばってでも贅沢をしているほうがいいかも知れない。


家族思いで子煩悩。こちらでは子供はひとに預けて外食や旅行に出かけるのはむしろ 当たり前 ですが、夫も私もそれはしたくない。よほど義理のあるディナーなどは別として、そういうことはほとんどしたことがありません。


無類の動物好き。


あと、とってもアーバン - urban なのです。

どんな豪邸でも、どんなに風光明媚でも、田舎には住めない。郊外もいや。


性格や生い立ちは違っていてもいいけれど、価値観が違うと長続きしないように感じています。周りのカップルなど拝見していても。


ご参考になりましたら幸いです^^