ひとつのタイプは欲しいもの(=your sex)(あなたのカラダ)を手に入れるために心にもない嘘を平気でつく男性。これを看破するのはカンタン。ただ、前後の脈略もなにもなく、「キミを愛してる」だの、「キミのためなら死ねる」、だの、「女房とはやってない」だの、勢いで押し切るので(たぶんきっとホストはこのタイプかと)、流されやすい女性、リロンに弱い女性は騙されやすいですね。


いちど紙に書き出して矛盾を調べてみるといいかも知れませんが、それができるくらいの女性は最初から騙されないかも・・・。


もうひとつのタイプは自分の嘘を心底信じきっている男性。というより、嘘をついているという自覚すらなく、そのときはそれが正直な気持ちではあるのだけれど、冷めたら実行不可能なことを言っていた、ということになり、空手形を連発する結果になってしまいます。


「女房とは別れる」、「キミのためにアパートを借りる」など、どんなに用心していても、言われたほうはついつい信じてしまいます。本人もその瞬間だけは本気なのですから、信憑性100%だったりします。


でも実はこのタイプのほうがタチが悪いし、このタイプと付き合う女性はより苦しむことになるようです。


私は既婚なので、どんなに気分が乗っても、「あなただけよ」、「一生離さないで」などとは言いませんね。それが私のギリギリの誠意なので、そのときどんなに本気でも、「一生、ぼくとここにいておくれ」などと言われると、「おいおい。それはルール違反だろ?」と思ってしまいます。


私は人間の価値はセルフ・コントロールにこそあると信じているので、できないひととはお付き合いできないかも。