初乗りの駈歩レッスン、166鞍目は
腹帯をしめるため、レッスン前に指導員が騎乗したこともあって
ジョンは出だしからサクサク歩みを進める
速歩発進や停止、後退の反応も良く
ジョンとのコンタクトを感じながら、気持ちの良いレッスン序盤
そして、馬たちの準備が整ったところで駈歩練習へ
ジョンは前のめりのバランスで走るため
脚扶助を入れながら頭を支える手綱の張りが必要なのだが
かなり気勢の上がったジョンを引きとめながら
体勢を整えることができず‥
ダラダラ速歩と
駈歩が出ても途中で前にバランスを崩し
継続ができない状態となり
‘ せっかく走りたくなったのに、なんだよ~ ’
というジョンの不満が聞こえてきそうな時間となってしまった
次の167鞍目の駈歩レッスンは
よく登場するサツキに騎乗
‘ なんだかサツキと良いですね~ ’
と指導員から言ってもらえるような
気持ちの良い時間を過ごすことができる
頭を上げ尻はねする癖のあるサツキと
頭の重い馬をうまく支えられない私が
なんだか‘ 馬が合う ’状況となっている感じがした
168鞍目の馬場レッスンは運良くプライベートレッスンとなり
初めて顔を合わせる 栗毛のせん馬、クララに騎乗
クララは去年の11月にレッスンデビューした若い馬で
やはり前のめりのバランスで
新馬らしいバビューンとペースアップする速歩をするため
乗り手は頭を支えるバランスでペースコントロールをする必要がある
指定された場所で速歩から停止を求める練習では
私のグイグイ引っ張って停止させようとする手綱に対し
クララも負けじとハミをグイグイ引っ張るような状況となり止められず‥
指導員から
‘ 手綱を詰める際、乗り手が前のめりになって手綱を取りにいってしまうと
クララの場合はさらにペースアップしてしまいます。
自分の上体のバランスを後ろ寄りにかけ手綱を支え
コンタクトをとってコントロールしてみましょう。 ’
とアドバイスを受けた
鞍壺に私の座骨を据える気持ちで
手先で手綱を引っ張らず
身体全体で馬を支えてあげられるよう練習に励みたい
最終レッスンだったクララ
泥だらけの肢を念入りに洗い、馬房に戻す
若いクララと一緒に力んでしまった今日
‘ 次は力を抜いて走れるように練習してくるね ’
と‘ またよろしくにんじん ’をプレゼントした。
今年は
馬の個性に合わせたバランスで
馬も私も楽に楽しく走れる
‘ ふわっと楽乗馬 ’を目指し
1鞍1鞍を積み重ねていきたい