きっとタイムマシンなんてものは
マンガや映画のような架空のものだけど
僕は似たような体験をしたことがあるよ
情報の速い現代社会では
心を閉ざすことで時間を止めることができる
僕の周りの人たちの時間は流れて
なんだか取り残された気分になった
浦島太郎はこんな気持ちだったのかなぁ…
あの日 君の心から切り離された僕は
これ以上 君の記憶が薄れてしまわないように
この心を閉ざして生きてきた
僕の時間はそこで止まり 年齢もそこで止まった
君と同じ年齢のままで居たかったのかもしれない
だから見た目だけは少しずつ変わっていったけれど
心はあの日のまま 瞬間冷却装置で保存された
僕は眠り姫が深い眠りについたように眠った
そして僕を目覚めさせたのは王子様じゃなくて君
凍っていた僕の心は君の笑顔で蘇った
だけど宇宙飛行士が地球に戻ってきたら
まったく景色が変わっていて戸惑うような感覚で
まるでタイムマシンで時間を移動したようだった
あの日 君の心から離されてしまった僕は
時間が止まったままで 君だけが成長してた
君との心の距離を縮める術を知らない僕は
結局 心が成長していなかったから
また君を哀しませてしまったね
僕に必要だったのはタイム真心
心を成長させるためには君の真心
僕の心はあの日のままで泣いている
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201111270145
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ある意味、心や体を閉ざして
なにもせずになにも考えなければ
時間は止まり引き篭もりと同じ
自分が止まっていれば
時間は流れ取り残されていく
タイムマシンと似たようなもの
少年のような心と言えば
聞こえはいいけど
成長してない心は
人を傷つけるのかもしれない。