住む場所を転々と変えて生きる母娘が辿り着いたのは
信仰深い厳格なキリスト教の村。
断食の季節にチョコレート専門店を開くと
その美味しさに魅了されてゆく村人たち・・・
そこへジプシーの一団が川辺に停泊する。
ジプシーのリーダーと恋に落ちて店へ招き入れたのを
快く思わない村人はジプシーの船に火をつけてしまい…
そのなかのセリフで川の上を船で暮らす男に
「どこかに身を寄せたいと思ったことはないの?」と聞き
男は「人の期待を気にするなんて不自由だ」と答えるシーンがある
まるで人の期待など勝手なもので、その場によって変わる
とでも言いたいようだ。たしかに期待だけに振り回されるのはよくない。
それが信頼している人ならば少しは期待に応えたいけれど。。。
そして教会での神父の説教で
「人間の価値とは何を禁ずるかでは決まらない。
なにかを否定するのではなく、
むしろなにを受け入れるかで決まるのではないか?
そして、なにを創造し、誰を歓迎するのかではないか?」
というようなセリフに心が動かされました。
いまの自分の状況を受け入れて認めてあげることで
新しいなにかを創造してゆけるものだと思います。
ジョニー・デップが出てるというだけでmacotoは満足です
macoto
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