トリコロール青の愛

トリコロール青の愛

フランスの国旗の青・白・赤のトリコロールカラーを

それぞれの愛を表現した三部作の映画です。

青の愛は、交通事故で愛する夫と娘を失い

妻のみが生き残るという話し。

自分だけ助かって言い表しようのない罪悪感に

一度は自殺をしようと大量の薬を飲もうとするが死ねない。

やがて作曲家の夫が残した制作途中の楽曲を完成させようと

妻のことをずっと愛してた友人が遺作を手直し始める・・・

ところで話しは変わるけれどこの映画をレンタルして観たのが

ドラクエ７が出てやっていた頃でその物語の中で

戦争で自分の子供を亡くしたお婆さんのキャラのセリフがあって

「生きるということは　いくつもの悲しみを

　のりこえていくものだと思っております。

　しかし　子に先立たれるのだけは
　身を切るより痛く･･････　どうにも
　がまんのならないことです。」　と・・・

その痛みの乗り越え方は人それぞれだろうけど

そこに愛がなければ響かない鐘のようなものになるだろう･･･

どんなに知識や言葉を重ねても空しいだけのような気がします。

『トリコロール青の愛』

愛は寛容なり　愛は善意に満ちる

愛は決して　ねたむことなく

決して高ぶらない

愛は耐え忍び　すべてを信じる

すべてを望み　ひたすら耐える

愛は決して　滅びることがない

言葉はいつしか沈黙する　知識もいつしか沈黙する

最後に残るのは　信仰　希望　愛

この３つのなかで　最も尊いものは”愛”

トリコロール三部作　秋の夜長にいかがでしょう？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　macoto

『もの想い』macoto