希少パガーニが4台! 飯田章選手がパゾンダRevoをドライブ Sound of ENGINE
今回の鈴鹿Sound of ENGINEでの「Pagani Presentation」は前年よりもパワーアップ。
2016年に発表された2台を含む4台もの希少パガーニが持ち込まれた。
パガーニの車両を見ることなど皆無で、1年に1回サウンド・オブ・エンジンで拝むくらいだ。
別メニューの「リシャール・ミル・タイム・トライアル」に参加しているスーパーカーも対外夢でも見られぬ高級車だったが、パガーニはさらにその上をいく「億円」単位の価格。ほとんど芸術品価格だ。パガーニ1台でフェラーリが12色セットで買える。
小スケールのミニカーが恐らく存在していない。ドルフィンは1台もミニカーを持っていない。京商1/64ミニカーシリーズで「パガーニ」を商品化して欲しいものだ。
パガーニ・ゾンダ・Revolution
世界限定5台のサーキット専用車。
ブルー・カーボン製ボディに6000ccV12エンジンを搭載。
日本に到着したばかりの2014年WTCC鈴鹿でお披露目された時はトランスポーターに入れられたままの展示。
2015年サウンド・オブ・エンジンでは走行予定だったがトラブルでピット内展示。
そして今回、初めて鈴鹿サーキットを走行することになった。
ゾンダRevoのステアリングを握るのは飯田章選手。
事前に飯田選手の登場は告知されていなかった。
昨年のサウンド・オブ・エンジンでも告知無しで登場したので、もはやレギュラー化?
流石はル・マン・クラス優勝、国際F3000参戦、スーパーGT500クラスチャンピオンと多様に経験のある飯田選手、800馬力のモンスターマシンを巧みに操っていた。
やはり車は走ってこそ美しい!
パガーニ・ウライア
前回のサウンド・オブ・エンジンでもお目見えした「ゾンダ」の後継車として100台のみ生産された。
パガーニ・ウライア・パチェット・テンペスタ・パック
ウライアのサーキット走行モデル。「パック」と呼ぶだけあって、市販ウライアに後付けできるそうだ。2016年5月に公開。
6000ccV12ツイターボ・エンジン。740馬力で最高速は370km/hと、日本では富士スピードウェイの直線でしか出せないようなハイポテンシャル。
ノーマルのウライアと比べると大型チン・スポイラーやディフューザーが目立つ。
ブレーキ時にはリアのフラップが起き上がって(↓)エアブレーキを効かせる。
パガーニ・ウライアBC
今回、注目されたのは日本初走行となるウライアBC。
2016年5月に公開。20台限定モデル。価格は2億8000万円だとか…。
ウライアの派生モデルながらボディはBCのために新設計。リアウイングとディフューザーが装備されている。
エンジンは同じながら車両重量は通常のウアイラより132kgも軽い1218kg。