舞台「殺人鬼フジコの衝動」初日※ややネタバレ | Rain Forest

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六本木俳優座劇場。玲くんの舞台としては、3年前の「真魔界転生」以来の劇場です。

今回は原作を読んでからの観劇でしたが、内容はところどころ設定を変更してあるところもありましたが、ほぼ原作通りの流れで再現していたと思います。

原作では、玲くん演じる大学生・裕也は主人公フジコが中学生~高校生の時に肉体関係を持つのだけど、さすがに未成年への淫行はまずいという事なのか、フジコの中学高校時代ばっさりカットされて成人したフジコとの関係から始まっており、しかも裕也が年下という設定になってました。

玲くん的にはこのほうがハマると思うけど、「中学生との淫行に及ぶ大学生」という設定がなくなると、裕也のゲス要素が一気に薄まるんですよね~。

玲くん、「今までの藤田玲とは全く違ったものをお見せできるかと!」って意気込んでいましたが…残念ながら「こんな玲くん、見た事ない!!」という衝撃を受けるまでには到らなかったです汗
原作にはない裕也のDV描写、せっかく入れるならもっと恐さを感じさせてもらえたら良かったな。
実際観てみるとやっぱり「玲くんらしい」愛嬌とか可愛げを、あの子供じみた態度の中に見出してしまい…

でも、正直これはもう仕方ない事なのかもなあ…自分の場合、もうどうしても玲くんの役は何をやっても玲くんフィルターで見てしまうんだもの。
それでも、いつか「新しい玲くんの魅力」を見出す事ができる事を楽しみにして「役者・藤田玲」を追いかけていきたいと思いますけどね。

写真は今回ファン有志で玲くんに贈ったお花。
今回も素敵なアレンジで、本当にいつもお世話になってるCIAOさんに大感謝!!
原作本の表紙の「白と赤」のイメージで作ってもらったのですが、想像通り、いやそれ以上でしたドキドキ
刺されて大きく広がる傷口と飛び散る血しぶき…パッと見はおめでたそうな「赤白」が観劇後だと恐ろしげに見えてきますw
劇場に観劇に来られる方には、ぜひともこのお花を間近でご覧になっていただきたいと思います♪

次は明後日に観に行くので、他キャストさんや演出など、舞台そのものの感想については次回書きます。
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