猛烈な吐き気で目が覚めた下関での朝。え～と、いまの時間はと。
9時26分。
遅くとも6時に起きる予定だったわけで、ド寝坊である。が、3時まで多国籍パブで飲んでいたんだから、しょうがないよなあ。というわけで1発マーライオンをカマして、今日の列車に乗り込む。本来は日本三大車窓が見られるという｢いさぶろう｣に乗りたかったのだけど、寝坊したためルートを変更しての出発。
いまにも吐きそうな状態で乗り込んだ山陽本線(小倉行)
気持ちが悪い。いつもは心地よい列車の揺れも、二日酔いの今日はマーライオン誘発剤にしかならない。お願いしますお願いします。もう二度と酒なんて飲まない……いや、2週間…3日…少なくとも今日の夜までは飲まないので、神様いますぐ二日酔いをなおしてお願いぷりーず。
門司から乗った鹿児島本線快速(荒尾行)
荒尾で乗り換えた、くまもとライナー(八代行)
で、冒頭にも書いたようにこのあたりから｢いさぶろう｣に乗る予定だったのだけど、時間の都合で乗れなかったので、肥薩おれんじ鉄道という1両だけで走るプリティー列車へと乗り込む(2000円別料金)。
八代から乗った肥薩おれんじ鉄道(隈之城行)
海沿いの穏やかな景色を見ながらゆっくりと走る肥薩おれんじ鉄道。本来ならばお弁当でも食べながら楽しく行きたいところなんだけど……ごめん、トイレに行ってきます。
たった1両の小さな、そして平和な車内。恐らくそこに、マーライオンの轟音が響き渡ったことかと思うが、座席でいくよりはいいでしょ？みなさん、電車内でマーを、しかも1度ではなく2度も3度もして、本当に申し訳ない。
川内から乗ったこの旅で最後の列車、鹿児島本線(鹿児島行)
いったいこの5日で何時間列車に乗ったのだろう。計算すれば出せるけど面倒くさいので出さないけど、もう列車に住んでいるという感覚になるほど乗っていたように思う。新幹線やタクシーに乗ったりしたので余分なお金を遣ってしまったけど、たった11500円でこんな旅ができるのだから、青春18きっぷは最高のきっぷ。また近いうちに…いや、痔になりかけるほど痛いケツが治ったら、また行きたいな。
オヤジと合流したホテルから見た桜島(噴火中)
いやー、長かった。もう鹿児島から屋久島に行って帰りに福岡へ寄り、広島経由で実家に帰省。さらに帰省も終わっていまは静岡にいるわけで、いったいいつの話を書いているんだって話だけど、まあ、そのあたりは勘弁と言うことで。
東北の海岸沿いにある鉄道が復旧したら、今度はそっちへ行こうかな。そんな計画もあるんだけど、まあ、もうブログには書きません。なーんにも考えず、気ままに旅をしようと思います。