SCM機能はデフォルトで証明書を信用されていないSVNサーバーにHTTPSで接続しようとすると、以下のようなエラーが発生し接続ができません。Xcode3よりセキュアになったとも言えますが、エラーを出すだけで接続ができない仕様は如何なものかと。

$Cocoaを飲む

証明書が信用できません。マニュアルでなんとかしてね、という内容です。

残念ながら現状はXcodeのインターフェイスのみではこのエラーに対応することができません。ターミナルからsvnコマンドで対応する必要があります。ターミナルからsvnコマンドで一度チェックアウトすれば、Xcodeは証明書を信用してくれます。

対応方法
ターミナルを起動し、チェックアウトしたいディレクトリへ移動する。

//例
$cd ~/Code/Checkout/

任意のレポジトリをチェックアウトする。

//svn co HostURL チェックアウト先ディレクトリ名
$svn co https://hoge.com/svn/sample sample/


接続したSVNサーバーの証明書が信用できない場合は以下のようなエラーがでる。

- The certificate is not issued by a trusted authority. Use the
fingerprint to validate the certificate manually!
- The certificate hostname does not match.


そして以下のように対応を問われる。

(R)eject, accept (t)emporarily or accept (p)ermanently?

permanently(永遠)を指定する。(p を入力して決定する)

これでチェックアウトできるはずです。以後はXcodeからもアクセスすることができます。

弊社の講習でXcode4の事に関する質問を沢山聞きます。弊社ではXcode4を評価しunstable なツールと位置づけています。よって本気でアプリを開発したいのであれば stable なXcode3をお勧めしています。
Xcode4は何かと不安定で、先進的ではあるがまだまだ実用的なツールではありません。UIはiMacのような大きなディスプレイで使う事が前提の設計で、大きなメモリリークが発生し、特定の状況下でクラッシュが頻繁に発生して再起動を余儀なくされます。
どうしてもXcode4を使いたい方には4G以上のメモリを積んでいて20インチ以上のディスプレイがある環境を用意することをお勧めしています。

MACASELの講習