『ラッキージャックポット』 | 師匠佐々木の控え室(仮)

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佐々木 真の「パチスロ座学」。回胴式遊技機の物書きや編集的な仕事をさせて頂いてます。タレントではありませんが、たま〜にスカパー!にも出てみたり。

なぜ、このタイミングで『リノNGTCC』ではなく、この機種を……というのは察してください。いや、書いても大丈夫かもしれないですけどね。今までの山佐さんとは違うプロモーションになっていまして。そこは逆に私が察しているのです(笑)。

本日更新のパチ&スロマニアックスでは、短時間実戦を踏まえたシステム推測を取り上げました。正確な役構成がわからなかったので一部は推測のままですが、やれることは全部やった……かな。連チャンゾーン滞在濃厚パターンや、消化中のお楽しみ手順まで。

今は月初。登録料がかかる携帯サイトですが、もっともお得な時期となっております!


ちなみに、監修もお願いしましたが、一字一句直されずに帰ってきましたよ。佐野会長が、以前発表会で言われたんですが「思ったことを書いてください」。それを思い出して嬉しかったです。ま、タイプミスの「ドマト」は直して欲しかったんですけどね(笑)。





ということで、岡崎産業さんの『ラッキージャックポット』。ちょっと前ですが、発表会に出席してきました。アクロスさんとのコラボで『ジャックポット』『キングジャック』と出てきましたが、こちらは独自開発でのリリース。『スペシャルジャックポット』の後継機という形になっています。

連チャンゾーン中は、全設定共通で設定6と同確率でボーナスを抽選。低設定になるほど無抽選ゾーンに入りやすくなってしまうシステムです。実は、この発想。ネオストック機として登場したネットさんの『ドラキュラ』とほぼ同時に生まれていました。






コルモさんの『シーシー』。これが『スペシャルジャックポット』方式の基礎です。

連チャンゾーンと無抽選ゾーンを作るのは、適当打ちでも揃う組み合わせ数を持てる”第二種特別役物(2種BB・MB・CB)”。2種BB成立後は、確率アップしたリプレイと1枚などの小役でなかなか揃えられませんが、完全ハズレ時には適当打ちで揃ってくれて連チャンゾーンに移行します。

しかし、コインの増えるボーナスは目押しが必要な1種BB。ボーナス成立ゲームでうっかり目押しをミスすると、ハマリゾーンというほどではないですが、なかなか揃えられないのが玉に瑕でした。小役優先のリール制御で2種BBを隠していましたが、その小役に邪魔をされてしまうのです。もちろん、完全ハズレの確率は高めなので、1/20程度だったかで揃えられましたが。

でも『スペシャルジャックポット』では、そんなことはありません。もちろん『ラッキージャックポット』でも。ここが『シーシー』からの改良点。私がもっとも評価しているところだったりします。


っつかね、無抽選ゾーンなんて誰でも考えられるの。



ボーナスを揃えさせる時にストレスを感じさせない。どうして?と思わさない陰の努力こそ凄いところでしょ。




『ラッキージャックポット』の配列です。




で、これが特殊1枚役。普段は2種BBを隠したりしている1枚役を1種BB内部成立中は、特殊1枚に変換します(変則押しをすると、変換されずに揃えにくくなったりしますけど)。

そうすると、簡単に赤7がテンパイしてくれますよね。でも、この1枚役。右リールの赤7近辺を押すと取りこぼすんです。そして、ボーナスが揃うのです。素晴らしき小役変換。


って、システムの解説だけでもアレですよね。『スペシャルジャックポット』と違って、大ハマリを生むような深い2種BBはないみたいですし、相変わらず設定6はほぼ2種BBを保有しないで済みそうな設計ですけど。もう一捻り欲しかったというのが率直な感想でした。


ということで『リノNGTCC』の質問は受け付けません(笑)。