あれから三ヵ月 熊本の今 【前編】 | 社会の窓まで ―飽くなき探求心―

社会の窓まで ―飽くなき探求心―

くだらないことに全力を注ぐ女、荒木麻由のロマンあふれる妄想全開突撃系ブログ
   
類稀なる発想力とバイタリティを遺憾なく発揮し、その真実にせまる!

2016年 4月16日

 

熊本市内に地震が襲って、はや3か月。

 

 

一時は大阪でも毎日様子が放送されていたけれど

今ではあまり報道されることもなくなり。

実際はどういう状況なのか、よく把握できないでいる。

 

私も熊本ファンの一人。

 

 

やはり、気になる。

 

 

 

ということで…

 

 

 

 

 

 

来ちゃった!!(O_O)キラキラ

 

 

 

まぁゅんさん、どこでも行きます。

 

残念ながら、ボランティアとかできるほど知識も覚悟もお金もない。

何もできることはないんだけれど。

熊本的には「ボランティアはいいから観光に来てくれ!」って感じらしいしねきゅん

 

 

 

 

とりあえず向かってみたのは、熊本の象徴。

 

 

熊 本 城 。

 

 

 

 

 

 

崩落したとは聞いているけど・・・

 

駅から向かう分には、さほど変化があるようには思えない。

もちろん、だいぶ落ち着いたからなんだろうけれど。

 

 

 

 

 

熊本城の隣の神社。

前来たときは、夜来て、顔抜きの看板が幽霊に見えたんだよねw

なーんか懐かしい。

 

ここは、その時と全く変わってない。

もしかして、そんなに被害なかったのかな?ため息

 

 

と思って、数メートル歩くと。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・。

 

 

これは元は神社だったんだけど、今は跡形もなく。

ただ、へしゃげたまま目の前にある。

 

現実とは思えないよ。

なんか屋根が目の前にある。そんな感じ。

でも、現実なんだよね…。

 

この感じを見ると、一撃目はなんとか持ちこたえて

二撃目三撃目で崩れてしまったのかな。

 

 

 

さらに熊本城の方へ歩みを進める。

 

 

 

 

 

 

去年ここに訪れた時は

「なんか丸くなったね」という感想を抱くような城だった記憶がある。

 

すごく大きな城なんだけど

観光客を笑顔で受け入れてるような、そんな雰囲気。

 

 

今は・・・。

 

その笑顔のまま、写真のように止まってしまった感じ。

不思議と、死んだような感じはしない。

そして城下公園のまわりは、ランナーが何人も走ってる。

 

 

城の敷地に全く入れないのかと思いきや、案外そんなこともないみたい。

もう少し城に近づいてみることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり、派手崩れているけれど、死んだ感じはしない。

なんなんだろう、この感覚。

 

 

 

ひとつ、気が付いたことがある。

 

 

石垣は崩れてるし木が落ちてたりもするんだけど

塀もどどんと倒れたりしてるんだけど

被害は深刻なんだけれど・・・

 

肝心の建物の方は、倒壊するほどではないみたい。

 

 

なんでも、この城を作るときに

仮に地震が起きても、建物は衝撃をできるだけ逃がせるような

そんな造りになるように設計していたんだって。

 

加藤清正の先見の明には恐れ入りますわ。

彼らの時代には土属性の魔術師でも存在したのかしら。

 

 

 

 

 

 

立ち入り禁止になっているところは、草がノビノビ生えてて

風に揺れてる。

 

 

あーわかった💡

 

 

今の熊本城は「戦の後」みたいな感じなんだ。

 

どんなに崩れても、誇りと希望を失わず

生きたまま、時間だけが止まっている感じ。

 

 

悲しいとか怖いとか、そういうんじゃなくて

なぜだか未来を感じてしまうのは、そういう理由なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

帰り道、こんなものを見つけた。

 

 

 

 

 

 

石に何やら数字が書いてある・・・。

なにこれ。

 

 

 

 

 

 

熊本城の復旧には、40年くらいかかるんじゃないかって言われてる。

 

でも、もう

こうして復旧しようって動きが出てるんだ。

 

 

いつか、この城の時間がまた動き出したら

また、見に来ることにしよう。電球

 

 

 

 

ついでに、繁華街も見に行ってみることに。

 

 

 

 

 

 

人が出ている…!!(TωT)キラキラ

 

 

 

まだ締まっているお店も少しあるんだけど

飲み屋さんなんかは開いてて、元気に営業してる。

 

熊本弁でしゃべりながら歩いてゆく人たちの顔は、笑顔momo*

 

 

 

 

 

 

少しづつ、ふだんの生活が戻りつつあるんだね!きゅん

 

 

いまだ発作のように地震は続いているけれど

みんな、前向きにここで生活してるんだ。

私が勝手に、悲壮感出しちゃダメだよね!腕。

 

 

 

 

特に誰とお話ししたわけでもないけど

 

なんとなく、この土地で前向きになれた、熊本1日目。

 

 

 

次は、震災の中心地。

 

 

益城に行きます。

 

 

 

 

 

【中編に続く】