WinSCPでの公開鍵・秘密鍵の生成方法

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今回は、Windows用FTPソフト「WinSCP」での公開鍵・秘密鍵の生成方法です。
ここで作成した公開鍵・秘密鍵はServersMan＠VPS上で構築した「OpenSSH」と「WinSCP」を利用してSSLによるFTPのようなファイル転送を行う際に使用します。

先ずは、以下のように、「WinSCP」のインストールディレクトリに存在する「PuTTY」ディレクトリをWindows Explorerなどで開きます。



そこにある「puttygen.exe」と言うファイルを起動します。
そして下の画像が起動した直後の画面です。



このソフトは公開鍵。秘密鍵のペアを生成するためのソフトですので、生成する鍵のタイプを選ぶ必要があります。
ServersMan@VPS上のOpenSSHと通信するためには、下記の画像のように「SSH-2 DSA」を選択します。



生成する鍵のタイプを選択したら、下記の画像の通り、「Generate」ボタンを押下して生成を解します。



ここで、ひとつ大きな注意点を。。。
このソフト、鍵の生成を進めるためには、「puttygen」のウィンドウをアクティブ状態にし、その上でマウスカーソルを移動させるなど、何らかのイベントを発生させないと処理が進行しません。



プログレスバーが満タンとなり、生成後の画面が表示されたら、「パスフレーズ」を入力し、「save private key」ボタンを押下し、秘密鍵を保存しましょう



そして、下記の画面のように表示された文字列をクリップボードにコピーし、テキストファイルを新規に作成しコピーして保存しましょう。
これが公開鍵となります。



実際に、この公開鍵と秘密鍵を使用する際には、、公開鍵をサーバ側（OpenSSH)、秘密鍵をクライアント（WinSCP)に配置して使用する形となります。

以上です。