ServersMan@VPS上にIP電話サーバ(IP-PBX)を構築してみましたのでその方法の展開。
実際にAndroidのスマートフォンとタブレットでIP電話で通話出来るところまで確認できました(*^_^*)
ServersMan@VPS上のOSはDebian 6.0 (64bit)です。
おそらくDebianからの派生であるUbuntuでも同じように構築できます。
※CentOSはパッケージのインストールにyumを使う点以外は同じで行けるかな?
今回つかうIP電話サーバ(IP-PBX)は最もポピュラーな「asterisk」。
パッケージがあるのでインストールは以下のコマンドを打つだけ、楽ちんです。
$ su
# apt-get update
# apt-get install asterisk
途中でCUIの画面で"ITU-T Telephone code"をたずねられるので日本の国番号"81"を設定しておきます。
インストールはこれだけです。この段階でasteriskのサービスは既に立ち上がっています。
次に設定です。
設定ファイル"/etc/asterisk/sip.conf"の[general]セッションで以下のように設定します。
allowguest=no
language=ja
disallow=all
allow=ulaw
allow=alaw
allow=gsm
既に存在してコメントアウトされている物もありますし、新規追加しなければならないものもあります。
そして、内線電話の番号の設定ですが、"/etc/asterisk/sip.conf"の末尾に以下のように追加してください。
[<電話番号>]
type=friend
defaultuser=<電話番号>
secret=<パスワード>
canreinvite=no
host=dynamic
作りたい電話番号の分だけ追加していきます。
今回は4桁の番号として1000~1099の範囲で電話番号をつけてみます。
ただし、"10?1"~"10?9"の代表番号を"10?0"とします。
なので、1001番の設定はパスワードを「hogehoge」とすると以下のようにします。
[1001]
type=friend
defaultuser=1001
secret=hogehoge
canreinvite=no
host=dynamic
保存をしたら次の設定ファイルの修正です。
次の設定ファイルはダイヤル・プラン(番号計画)の設定ファイル"/etc/asterisk/extensions.conf"です。
上記のファイルの[default]セクションにある
include => demo
をコメントアウトします。
そして以下のダイヤルプランを追加します。
exten => _10XZ,1,Dial(SIP/${EXTEN},,tT)
exten => _10XZ,n,Hangup
exten => _10X0,1,Set(gn=${EXTEN:0:3})
exten => _10X0,n,Dial(SIP/${gn}1&SIP/${gn}2&SIP/${gn}3&SIP/${gn}4&SIP/${gn}5&SIP
/${gn}6&SIP/${gn}7&SIP/${gn}8&SIP/${gn}9,,tT)
exten => _10X0,n,Hangup
そして保存したらasteriskを再起動します。
# /etc/init.d/asterisk restart
これでサーバ側の準備は完了しました。
次はクライアント(スマートフォン、タブレット)の設定です。
Android端末のIP電話クライアントにはいろいろありますが、今回は「AGEphone」を使います。
Google Playから「AGEphone」をダウンロード・インストールしましょう。
インストールが完了したらアカウントの設定です。
新規プロファイルの作成画面になったら「標準SIPのアカウント」を選択し、プロファイル名を入力して「OK」を押してください。
アカウントの入力画面になったら、[ドメイン]にVPSのIPアドレスかそれが引けるホスト名を設定します。
同じく、[ユーザID]と[認証ID]に電話番号を、[パスワード]にパスワードを設定します。
ここまで入力して画面左上の「←」を押すと設定が保存されます。
これをスマホとタブレットで別々の電話番号で設定します。
ここまで完了して、AGEphoneの画面上部に「ダイヤルできます」と出たらサーバに繋がっているので、相手の番号で発信してみてください。
きっと繋がると思います (*^_^*)
実際にAndroidのスマートフォンとタブレットでIP電話で通話出来るところまで確認できました(*^_^*)
ServersMan@VPS上のOSはDebian 6.0 (64bit)です。
おそらくDebianからの派生であるUbuntuでも同じように構築できます。
※CentOSはパッケージのインストールにyumを使う点以外は同じで行けるかな?
今回つかうIP電話サーバ(IP-PBX)は最もポピュラーな「asterisk」。
パッケージがあるのでインストールは以下のコマンドを打つだけ、楽ちんです。
$ su
# apt-get update
# apt-get install asterisk
途中でCUIの画面で"ITU-T Telephone code"をたずねられるので日本の国番号"81"を設定しておきます。
インストールはこれだけです。この段階でasteriskのサービスは既に立ち上がっています。
次に設定です。
設定ファイル"/etc/asterisk/sip.conf"の[general]セッションで以下のように設定します。
allowguest=no
language=ja
disallow=all
allow=ulaw
allow=alaw
allow=gsm
既に存在してコメントアウトされている物もありますし、新規追加しなければならないものもあります。
そして、内線電話の番号の設定ですが、"/etc/asterisk/sip.conf"の末尾に以下のように追加してください。
[<電話番号>]
type=friend
defaultuser=<電話番号>
secret=<パスワード>
canreinvite=no
host=dynamic
作りたい電話番号の分だけ追加していきます。
今回は4桁の番号として1000~1099の範囲で電話番号をつけてみます。
ただし、"10?1"~"10?9"の代表番号を"10?0"とします。
なので、1001番の設定はパスワードを「hogehoge」とすると以下のようにします。
[1001]
type=friend
defaultuser=1001
secret=hogehoge
canreinvite=no
host=dynamic
保存をしたら次の設定ファイルの修正です。
次の設定ファイルはダイヤル・プラン(番号計画)の設定ファイル"/etc/asterisk/extensions.conf"です。
上記のファイルの[default]セクションにある
include => demo
をコメントアウトします。
そして以下のダイヤルプランを追加します。
exten => _10XZ,1,Dial(SIP/${EXTEN},,tT)
exten => _10XZ,n,Hangup
exten => _10X0,1,Set(gn=${EXTEN:0:3})
exten => _10X0,n,Dial(SIP/${gn}1&SIP/${gn}2&SIP/${gn}3&SIP/${gn}4&SIP/${gn}5&SIP
/${gn}6&SIP/${gn}7&SIP/${gn}8&SIP/${gn}9,,tT)
exten => _10X0,n,Hangup
そして保存したらasteriskを再起動します。
# /etc/init.d/asterisk restart
これでサーバ側の準備は完了しました。
次はクライアント(スマートフォン、タブレット)の設定です。
Android端末のIP電話クライアントにはいろいろありますが、今回は「AGEphone」を使います。
Google Playから「AGEphone」をダウンロード・インストールしましょう。
インストールが完了したらアカウントの設定です。
新規プロファイルの作成画面になったら「標準SIPのアカウント」を選択し、プロファイル名を入力して「OK」を押してください。
アカウントの入力画面になったら、[ドメイン]にVPSのIPアドレスかそれが引けるホスト名を設定します。
同じく、[ユーザID]と[認証ID]に電話番号を、[パスワード]にパスワードを設定します。
ここまで入力して画面左上の「←」を押すと設定が保存されます。
これをスマホとタブレットで別々の電話番号で設定します。
ここまで完了して、AGEphoneの画面上部に「ダイヤルできます」と出たらサーバに繋がっているので、相手の番号で発信してみてください。
きっと繋がると思います (*^_^*)