神戸市中央区東川崎町1の市総合児童センター外壁に9日、色とりどりの布1万枚を使って神戸の街を表現した巨大モザイク画(縦約10メートル、横約15メートル)が登場した。布一枚一枚には「地震のないこうべ!」などと防災・減災への願いが書かれており、阪神大震災から15年を迎える17日まで毎日(12日を除く)、掲揚する。

 親子で震災を語り合う機会を提供し風化を防ごうと、同センターなどで作る実行委員会が企画。09年11月中旬から12月末まで、訪れた親子ら約3000人が計10色の不織布(約15センチ四方)に「たんすなどを固定する」「まくらの横にくつやスリッパを用意しておく」などの教訓を書いて緑や赤、黄色など色ごとに張り合わせポートタワーや六甲山、神戸港に浮かぶ船などの絵を完成させた。

 モザイク画は、午前9時半~午後4時ごろに掲げる。【植松晃一】

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