「靖国参拝せず」の配慮は、国益? | こころ、デトックス

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福田政権、アジア外交荒波続く 「靖国」後も竹島・ギョーザ…

 福田康夫首相は終戦記念日の15日、靖国神社を参拝せず、歴史問題で中韓両国に配慮する姿勢を改めて鮮明にした。ただ、韓国との間では学習指導要領解説書への竹島(韓国名・独島)の記述問題の余震がなお続くほか、中国とは冷凍ギョーザ中毒事件の解決の見通しが立っていない。北朝鮮による拉致問題の再調査の行方も楽観できず、「靖国」後のアジア外交はなお道険しだ。

福田改造内閣からは同日、保岡興治法相、太田誠一農相、野田聖子消費者行政担当相の3閣僚が靖国神社を参拝。小泉純一郎元首相、安倍晋三前首相も参拝した。

(日経NET16日 07:00)


終戦記念日の閣僚の靖国参拝は毎年マスコミを賑わし、韓国の反応が取りざたされる。福田首相も「中韓の国民感情に配慮」して、参拝をしなかった。韓国との外交関係にさざ波を立てるような行為は国益に反するとの考えだそうだ。


しかし、「靖国参拝をしないこと」は中韓にとっては「約束を守った」との見解に過ぎず、対日関係の更なる進展などということはないようだ。


北朝鮮の「核カード」同様、「歴史認識カード」は無敵の強力兵器......そう易々手放すはずもない。

証拠に「竹島問題」の両国の対応を見れば一目瞭然、残念ながらはなから勝負はついている?。


福田首相、靖国神社参拝せず

福田康夫日本首相が靖国神社に参拝しないという約束を守った。


福田首相首相は日本の終戦記念日の15日、靖国神社の代わりに東京都内千鳥ヶ淵戦没者墓苑を参拝、献花した。靖国神社は日帝侵略戦争を美化する代表的な宗教機関として太平洋戦争A級戦犯14人がまつられている。


この日午前、東京の日本武道館では天皇、皇后と福田首相、犠牲者遺族ら4700人が参加した中で、全国戦没者追悼式が行われた。福田首相は記念の辞で「(日本は第2次世界大戦当時)多くの国家、特にアジア諸国の人々に大きな損害と苦痛を与えた。犠牲となったすべての方々に哀悼の意を表し、無残な戦争の教訓を弱化させずに歴史的事実を未来にも伝える 」と述べた。


日本首相の侵略戦争加害責任言及は1993年、細川護煕元首相以後、続いている。


福田首相が靖国神社を参拝しなかったことで、保守メディアは露骨に反発している。代表的保守メディア産経新聞は「8月15日は、福田首相が靖国神社を参拝する日」として福田首相を圧迫した。

東京=キム・ドンホ特派員/中央日報 Joins.com

2008.08.16 06:12:26



独島:「独島研究所」がオープン研究総括とシンクタンクの役割

 独島(日本名:竹島)関連研究と広報活動で中心軸の役割を果たす「独島研究所」がオープンした。 
東北アジア歴史財団は14日、独島研究所の開設イベントを行った。イベントには安秉万(アン・ビョンマン)教育科学技術部長官、シン・ガクス外交通商部次官、金寛容(キム・グァンヨン)慶尚北道知事、金容徳(キム・ヨンドク)東北アジア歴史財団理事長、VANK(サイバー外交使節団)の朴起台(パク・キテ)団長、独島住民のキム・ソンドさんらが参加した。先月24日の国家政策調整会議で設立の方針が議論されてから、わずか20日目のことだ。

 所長には国際法と海洋法の専門家、仁荷大のキム・ヒョンス教授が任命された。また、フランス・リヨン3大のイ・ジンミョン教授、米国メリーランド大のキム・ピルギュ名誉教授、米国ジョージ・ワシントン大のキム・ヨンギ教授、シン・ヒョンウン独島保存米州委員会全国議長、そして広報専門家のソ・ギョンドク氏ら5人が海外政策諮問委員に委嘱された。

 東北アジア歴史財団の傘下に設立された独島研究所は、これから韓国国内での独島関連の研究を総括し、また政府各部門に独島対応戦略を助言するシンクタンクの機能を果たすことになる。

 国際社会に独島を韓国領土と認定させるに当たり説得力を有する対応の論理を開発し、小・中・高校での独島教育に活用できる教材も作成する。外信記者や外交官が独島を定期的に訪問するという案や、韓国と北朝鮮が共同で独島に対する研究を行うという案も推し進めていく計画だ。

チェ・スヒョン記者 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版



中国にとって”小事“といえども「靖国問題」、「歴史認識」は、「黄門様の印籠」のような強力武器。チラッと見せれば勝手に、すわ”一大事”。やいのやいのの仲間割れ、終いにゃ私たちはこんなにだめな国民ですと自傷自損。押せば引く日本人はやり易い。

         .......... 耐えろ日本!! ...... それでいいのだ! ~~ ガーン いいのかなあ~。

中国は抑制的な対応 福田政権との関係重視

'08/8/16 【北京15日共同】
中国の胡錦濤こ・きんとう指導部は、太田誠一おおた・せいいち農相ら現職三閣僚と小泉純一郎こいずみ・じゅんいちろう元首相、安倍晋三あべ・しんぞう前首相が参拝したことについて、表立った反発はせず、抑制的な対応で臨むとみられる。

 福田康夫ふくだ・やすお首相が対中関係を重視し、胡主席との信頼関係強化に努めている最中で、中国側が以前から反対してきた首相、外相、官房長官による参拝が行われていない以上、日中関係をぎくしゃくさせるのは「中国の利益にそぐわない」(中国の日本問題研究者)と判断しているためだ。

 中国の通信社、中国新聞社は同日午後、三閣僚が参拝した事実を淡々と伝えるとともに「福田首相が不参拝の意向を明言した。町村信孝まちむら・のぶたか官房長官、高村正彦こうむら・まさひこ外相ら十二閣僚も参拝しない」と報道。国民の対日感情悪化を招きたくない胡指導部の意向を反映しているとみられる。

 北京五輪の熱戦が続く中、国民の関心も靖国参拝問題に向いておらず、国内ウェブサイト、凱迪社区がいてきしゃくには「五輪観戦に忙しい。小事(同問題)に構っている暇はない」、「この問題にかかわるな。朝廷(胡指導部)に『中日関係を破壊した』と責められる」などの書き込みが見られた。



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