情報化時代の世論 | こころ、デトックス

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自傷癖国家日本。絶滅危惧種日本人。

【風を読む】論説委員長 皿木喜久

 
福田康夫内閣の支持率は産経新聞などの調査によると29・3%だった。内閣改造前に比べると上がったとはいえ、昨年9月の政権発足時は55・3%だったから、1年足らずで支持者がほぼ半減したことになる。
 
首相にとって厳しい現実だが、実は世界の多くの国のリーダーたちが今、支持率低下に悩まされている。 

お隣の韓国の李明博大統領など就任直後から米国産牛肉問題で攻撃を受け、支持率は20%台に急落、長い任期を残して早くも「レームダック」との声もあるという。 

米国のブッシュ大統領、フランスのサルコジ大統領、英国のブラウン首相ら先進国の首脳にしても、就任時に比べ大きく支持を失っている。 

ひとつは世界的に経済が思わしくなく、各国民の不満が蓄積しているということもあるだろう。だがそれよりも、ちょっとしたことを端緒に、世論が右へ左へ大きく揺れるという、情報化時代の現象であるような気がする。

支持率低下は政権の命運にかかわる。特に日本のような議院内閣制では、何人の首相が退陣に追い込まれたか、数えきれないほどだ。

 人気のなくなったリーダーがどうするかといえば、国民に受けやすい、ばらまき的な政策をとるか、外国に対しやたら強い姿勢に出て国民の目をそらすかである。いずれも国の将来をみすえた政治とはほど遠いものだ。

 民主主義は何ともやりにくい制度だが、それでも全体主義や独裁を選ぶわけにはいかない。丹念に世論を説得するしかないのである。

産経ニュース 2008.8.18 08:14 

福田政権はひどい、世界のレーダーにろくなやつはいやしない
 =テレビや、週刊誌、新聞、身の回りに溢れるニュース、情報を見聞きしていると= 
確かにそうだ、支持率が高いはずがないと、納得してしまう。。

ワイドショーなど見ていると、わが国ほどひどい国はないと思ってしまう。
町中に犯罪者が溢れ、明日の食事にも事欠き、高齢者を見殺しにしたり、女性をを不当に虐待し、甘い汁を吸う政治家や、金が命のIT社長、果ては、戦争好きのナショナリズムだの、だの、...........

人生の負け組みの私も、そうだそうだと同調するが、
しかし、冷静に見渡すと、

ま、日本も一応先進国で、アフリカや、アジア、の最貧国のように多くの餓死者が出たとあまり聞いたことがない、TVでは大食いタレントや、おでぶタレントが馬鹿食いしているし、「かわいそうな子供たち」の番組を同情しながら見ている側のにんげんだし。クーラーの利いた部屋で、蛸足配線のTV画面の、「温暖化特集」なんか見ながら、「地球はどうなるんだ」とつぶやいたりしている。

世界中で毎日、毎日どんぱち戦争やら、テロやら物騒な割りに日本は平和過ぎるし、共産党さんや、社民党さんが騒ぐほど「軍国主義」などと、とんがっていないようだ。


世論とは、社会問題について社会の大多数派の意見。趨勢の意見。であるらしい、
だとしたら、マスコミの常套句、「世論が高まっています。」などの文言は、大多数の意見ということになるが、たいていの場合「その情報は初耳だ」と言う場合多い。
世間の人はどこで情報を手に入れいつの間に意見を言い、マスコミはいつ集計したんだと不思議に思う。

そうか、「マスコミの意見」が世論?。大臣の首切りなんて、さじ加減(編集)ひとつ。マスコミ自身もそうおもっている。ひょっとして、マスコミの使う世論は、「世論誘導」してます表現?。

  > ちょっとしたことを端緒に、世論が右へ左へ大きく揺れるという、
        情報化時代の現象であるような気がする。


「ペンは剣よりも強し、今や無敵」。



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