基礎縫いミシン編 18
ファスナー帯の始末の方法
コンシールファスナーの縫い方 は前回のブログで少しは理解できましたか?
裏ナシ仕様は帯の始末をしなければなりません。
その方法を説明していきます。
コンシールファスナー22cmを使用してスカートなどで長さが調度よければカットする必要はありません。
ワンピースやファスナー止まりより長いファスナーを使用した場合は下止から2cmから3cm残して帯を残してカットします。
注意
カットだけで終わらす場合、ピンキング鋏でカットしますが、務歯でハサミを痛めやすいので、必ずハサミの奥の方でカットするようにして下さい。
もうワンランク上の既製服の場合のクオリティーを上げた場合は
帯のカットした部分はバイヤス地の目生地でくるみます。
この場合のファスナーのカットはピンキング鋏でなくて直線でカットして下さい。
ポイント
パイピング布を帯幅にアイロンで折る場合、カットし捨てる側の帯を利用してアイロンをするときれいに出来ます。
帯端にコバST(2ミリ以下のステッチ)になるように、表地の縫い代のみと縫って下さい。
注意
この時に初心者さんは縫い代とファスナーだけになっていなくて表にステッチが出てしまったりするのをみかけます。くれぐれも縫い代とファスナだけであることを確認して縫って下さい。
反対側も縫い代とファスナーだけで縫います。
縫い終わった裏側見た写真ですが、この帯端を縫った縫い目も表には出ていないので表からみてステッチが出てしまっていたら間違いなので縫い直しをしてくださいね。
これでファスナー付けが完全に完成です。
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