新年の挨拶~本を読むこと1
あけましておめでとうございます。
今年は丁酉というとし。
ひのととりとよみます。
とりは大空を駆けますし、また、色々な物をはこんでくれますよね。
コウノトリは赤ん坊、鳩は手紙、とか。
人はもってきてもらうとうれしいものがありますが、
きっと今年はいいものをもってきてくれるでしょう。
そのためにも、うけとれる大きな場所を作っておかないと。
今年は元旦が晴れていたので、いい初日の出をみることができたのではないでしょうか。
私も新年にあらたな希望をもやしました。
などと想像をしながら、書いていますが、
去年は大きな変化があったので、今年は静かにとも思います。
皆様の幸せがより現実になりますように。
新年の挨拶でした。
このところ、本を読む人が少なくなってきています。
若い人には、一冊も読んだことがないと豪語?される方もいます。
たいがい、そういう人たちは、「小説」とよばれる本を読んだことがないというのです。
私は、小説を読むことの楽しさというのを知らないのはとても残念だなと思いましたので、そのように伝えると、小説を読んで、一体何が得になるのだと聞き返されました。
楽しいことも得である事の一つですが、改めて、考えてみたいと思いました。
1、本を読むことで知識が増える。
じつは、本を読むことで、漢字や熟語、ことわざなんかを知ることができます。多く本を読めば読むほど、字にふれあうので、当然ですよね。また、漢字が読めるということは、より多くの知識を得るきっかけにもなるので、得なことはどんどん増えるわけです。
2.想像する力が増える。
小説の場面について、文字しか書いていない小説において想像する力はぜったいに必要です。かっこいい主人公についての描写がどんなに詳しくて書いてあっても、一見には負けてしまいます。それほど、視覚の情報量が多いという事でもありますが、同時に、想像しないと小説はうまく読み進めないのです。ところで、人生において、プライベートでも仕事でも想像力というのはとても大事です。プライベートな人間関係を結ぶとき、相手の気持ちを想像した方がよりよい関係を結べるでしょう。いま、どんなことを思っているか想像してみないで、相手に言葉を発していたら、独りよがりな発言になりがちです。そうならないために想像力は必要です。
仕事においても同様で、発言する場において、聞き手の事を想像しないと、自分を理解してもらう事は難しいです。また、ビジネス文書においても、この文章はどういう意味なのかは当然でありますが、様々な場合を想像してみることで、将来的な変化をとらえることもできるでしょう。
(続く)