ちまたでうわさなむぶろぐなるものをためしてみむとて
するものなり
昨日、今日と寒い日が続きました。
明日も、寒いとか。
センター試験をうける皆さんは、暖かくして試験会場に向かってください。
のぼせるほど暑くなってはだめですが、
すこし暖かめのほうが良いと思います。
筆記具は大切ですし、
直前までの集中力も大切。
でも、一番大切なことは、試験会場に行くこと。
皆さん、がんばってくださいね。
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トンボ鉛筆/モノマークシート用鉛筆 HB 2本/ACA-212
116円
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こんなものもあるんですね…センター試験でHBの鉛筆は使えたのでしょうか?
人って何を考えているかよく分からない
って思うことありませんか。
そういう人がいるって事かもしれませんね。
でも、自分が相手に意思を伝えられないときは
自分が何を考えているかよく分からない人として
相手に思われているとき
と思った方が良いかもしれません…
乃南アサさんのこの本は
有る年代の女性たちの心模様を描いた短編集ですが
サブテーマが「あなたの心は分からない、知りたいが分からない」と
思われるものでした。
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それは秘密の
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この表紙の絵、どう思います。
涙は流しているのに、口元には笑み。そう。複雑なんですよ。
でも、この表紙で、私は選んだんだな。
こういう絵を描きたくて美術部に入った学生時代がある私ですから。
さて、内容は
さわやかなもの、どろどろとしたもの、ごく小さな短編でも
とてもリアリティがあり、
登場人物と対峙ー目と目が合っているような錯覚も持ちました。
題名の小品はとても良い。主人公の一人は明るいアラサー女性。若いとはいえないが老けていない、それでいて、どことなく妖精のような人。
その人と「それは秘密の…」がどう絡むか…
これがおもしろい。私は、本当にびっくりした。
是非是非、読んでみてください。
おもしろいです。
新年明けましたが、
皆様は初詣など行かれたでしょうか。
私は行きましたが、例年通り、人が多くて大変でした。こういうのは
やはり、信心のなせるわざなのか、それとも、気持一新にするためなのか
ものすごい願い事がたくさんあるせいなのか…
私は、人々がたくさんお参りするのは良いことだなと思います。
何というか、お参りは謙虚だし、一つの節目になるし、それに…
自らの欲望を見つめ直す訳だから…
ええ、お願いするということは、やはり、自らの欲望を見つめ直すことだと思うんですよ。
ところで、欲望というか、目標というか(話がそれたでしょうか)そういうものは
常にたかく持っていながら、なかなか実現しない…
そこで、いろいろな、HOW TO 本を読むわけですが
この本はそのような本とは少し違います。
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東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと
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(Kindle版もあるそうです)
どこが違うかというと
経済学者が自らの専門である経済学の戦略を
人生に(人生です…億をもうけるためではありません!)
生かしたら良いのではないかというコンセプトで
書いた本だからです。
もちろん、象も出なきゃ、若い女性も出てきません。
竿竹屋も出てこない…
が、かなりおもしろい。
また、先に読んだクリステン教授の「イノベーションオブライフ」に影響を受けて
書いたとのべているからかもしれませんが、
自らの体験から引き出している知恵が多く
それも好奇心を刺激してくれます。
伊藤元重という方は東大教授で、安倍政権での経済財政諮問会議の議員でもあるので、
今時の傾向にあった話と思われるかもしれません。
が、それは置いといて、
はっとする所は多数有りました。
メモをとることの大切さや、アウトプットがインプットへつながる、大切な基礎力など。
同級生をライバルとして見るのではなく、ロールモデル(自分が成りたい形として、目標にすること)としてみるなど。
戦略とは戦うのを略する事だと喝破された方がおりましたが、
人生を戦わずして
するすると生きていくための発想を得る一つとして良いんじゃないでしょうか。
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エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
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漫画にもなっているんですね。アドラーやコーチングみたいにはやったんでしょうか。
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マンガでよくわかる エッセンシャル思考
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前回書いてからすでに九ヶ月…
あと三ヶ月あまりで
2017年が終わる…
今年もたくさん本を読みましたが、
『イノベーションオブライフ』
はおもしろかったですね。
この本が出された頃、とても気になったいたのですが、ようやく読むことができました。
何が大切かを今一度考えさせられる本でした。
何が大切と押し売りをするのではなく、自分が考えることが一番のイノベーションじゃないかなとは私の感想です。
もちろん、著者なりの結論があります。だが、それまでに述べられたことを追うことで独自の考えにたどり着くことも可能にしてあるところにも感動しました。
おすすめです。
読書のメリット5
この本を移動中、バスや電車の中で読んだのですが、同じように移動手段の中で読んでいる人の少ないことにちょっと驚きました。本は少しずつ娯楽として復活していると思っていたのですが。せいぜい2~3人ですね。喫茶店でもそんなに多くないのではないでしょうか。この時代の風潮として、喫茶店、ファミリーレストランで、ぽつんと読書、勉強などをやることを非難することがあります。自らも経験していないからだと思います。経験してみると、なかなかおもしろいのですから。
さて、今回の読書のメリットはやはり読むことにより、インプットー読書スピードが上がります。読書スピードが上がるというのは、集中力、理解力、思考力のスピードが上がるということです。
集中力の上げ方というようなことがありますが、読書でも結構上がるのです。是非是非、試してみてください。
実際のやり方としては、本の選び方が重要です。
読みやすい本、おもしろい本を選ぶこと(自分基準で)。
まず、手に入れてみたら、最初の50ページがどんな感じで読めたかが大切です。あっという間に読めたなら、その本はあなたに合っています。正解の本ですね。
もし、だらだらとしか読めなかったら、残念、それは不正解。次の本を選びましょう。
そのうち、良い本に必ず出会います。
七日、七草がゆの日、人日(じんじつ)とも古来からよばれています。
人日とは、人の事を占う日であるといわれていて、この日に色々な事が行われていたと伝わっています。
占いや馬をみたりすることです。
松の内もすぎて、すでに正月気分が抜けている事でしょう。
受験生の皆さんは今週末センター試験なので、頑張られていることでしょう。
カゼなど引かれませぬように…
4 本との出会いは読書が一番。
書店に行って一冊本をとってみてみる。それだけでも本との出会いといえますが、
その本を読書することで、より深く知ることができます。より深く知ると言うことは、その本の価値をいろいろと考えてみると言うことで、おもしろい、つまらないだけではない、味わい深いものになっていきます。
おもしろいという体験が読書にないのは、読書をしないからなので、読書をしない人にどれだけおもしろさを伝えようとしても難しいとは改めて思います。
より深く知るためにも、少しの時間を読書に割いてみませんか。そのことは多様な価値観を持つ上で大きなプラスになると思います。
(続く)