真実はどれなのか??(´Д`) | 私にとって人間的なもので無縁なものはない

真実はどれなのか??(´Д`)



人間の手に負えない事故であることを再認識すべき
「溶け落ちた核燃料取り出しは不可能でしょう」
小出 裕章さん(京都大学原子炉実験所助教)インタビュー(上)
(人民新聞)
http://www.jimmin.com/htmldoc/148101.htm
昨年12月、野田佳彦首相(当時)による「事故収束宣言」とはいったい何だったのか?汚染水の漏洩、停電による冷却ポンプ停止など、「収束」とはほど遠い現実が次々と明らかになっている。小出裕章さん(京大原子炉実験所助教)に現状を聞いた。質問項目は、
①事故原発の現状、
②事故現場と除染の被曝労働、
③再稼働について、
④廃炉計画についての評価と見通し、
⑤予想される大地震について、
など。2回に分けて掲載する。

「人間の手に負えない事故が起こってしまったのです」と小出さんは語る。1~3号機の事故原発建屋には、今も人が近づくことすらできず、ロボットも猛烈な放射線で電子回路が破壊され、帰還できずに討ち死にするものが多数。私自身も含めて危機感が薄れていることをあらためて痛感した。(編集部・山田)

※ ※ ※

編集部…汚染水の漏洩の実態と影響からお願いします。

小出…福島第1原発の1~3号機では、溶け落ちた炉心がこれ以上溶けないようにするために、ひたすら水を入れるという作業を2年間続けています。ただし、溶けた炉心は、鋼鉄製の圧力容器の底を抜け、格納容器の中に落ちています。格納容器にも穴が開き、入れた水が漏れ出て、原子炉建屋・タービン建屋の地下は、汚染水で水浸しになっています。こんな状態が2年続き、冷却水が溜まり続けています。

東京電力は、溢れてくる水を浄化して、冷却水として再使用する計画を立てましたが、コンクリート構造物(原子炉建屋、タービン建屋、トレンチ、ピットなど)にも割れがあり、地下水が流れ込み、1日に400~500㌧も汚染水が増えている状態です。

東京電力は、敷地内にタンクを作り、これを保管してきたのですが、追いつかなくなって、池を掘り、遮水シートを敷いて、汚染水を入れたのですが、それもまた漏れてしまいました。

やることが本当にお粗末だと思いますが、事故現場があまりにも酷い汚染状態だということです。放射能さえなければ、ゆっくり確実に工事もできるのですが、全てが猛烈な被曝環境でやらなければいけないのです。

私は放射線業務従事者ですが、その私すらが行きたくないと思うほど猛烈な汚染地帯なのです。そういう状況で汚染水は溢れ、現在も海に向かって流れているでしょうし、今後は、意図的に海に流すという日が遠からずくる、と私は思います。

私は、汚染水が地下水を汚染しないよう、周囲に防壁を張りめぐらすべきだと今も思っています。

新たな浄化装置=「アルプス

編…浄化された汚染水は、どれぐらいの放射能レベルですか?

小出…今浄化しているのは、セシウムだけです。他の放射性核種については、何の浄化もしていないのです。例えばストロンチウムは、29万Bq/ccほどの汚染度で、法定濃度基準の何百万倍。近づくのも嫌だな、というレベルです。漏れ出たといわれる120㌧は35兆Bqで、広島原爆による放射能=89兆Bqの3分の1に相当します。

そこで、東京電力は他の放射性核種も除去できる「アルプス」という浄化装置を稼働させる、と言っています。どこまで浄化できるかは、私にはよく分かりません。原子炉施設から環境に放出してもいい濃度が、それぞれの放射性物質について定められていますが、そのレベルまで浄化するのは無理だと思います

でも仮にうまくいってセシウム、ストロンチウムなどの放射性核種も法定濃度を下回る程度に浄化できたとしても、トリチウムは不可能です。トリチウムは水素の同位体なので、水そのものになってしまっているからです。

浄化装置は、水の中に含まれている放射性物質を取り除いて水をきれいにするものなので、水そのもになったトリチウムは取れず、法定濃度限度の何万倍、あるいは何十万倍もの汚染水を、そのまま海へ流す日が来るでしょう。

想像を超えた汚染環境での復旧作業

編…被曝労働についてお聞きします。原発建屋周辺の作業環境は、一体どういう状態なのでしょうか?

小出…私は、京都大学原子炉実験所で働いていますが、放射性物質を取り扱う時には、放射線管理区域でやらなければなりません。1時間あたり0.6μSvを越えるような場所は、放射線管理区域に指定するのが日本の法律です。

私のような放射線業務従事者が管理区域内で仕事をするのですが、被曝を避けるため、20μSv/hを超える場所は、「高線量区域」に指定して規制します。

例えば、1カ月ほど前、ネズミが配電板の配線をショートさせ、停電が起こりました。冷却が一時停止して、大問題となりました。皆さん「何でそんな馬鹿なことを許したのか」と、散々文句を言ったわけだし、私もお粗末だなと思いました。けれども、その配電板がある場所とは、300μSv/hという放射線が飛び交っている場所なんです。

東電は、事故収束のために冷却水循環のためのラインを作り、ポンプを据え付けて、電源供給のための配電盤も作ったのですが、その配電盤をトラックに乗せて建屋に横付けして「置いてきた」という状況です。現場でゆっくり配電盤を組み立てる時間などない場所なのです。

ですから、配電盤をしっかり管理してトラブルがないようにすること自体が、とても難しい現場なのです。

300μSv/hというのは猛烈な汚染環境ですが、他の場所はもっと凄くて、東電としては「ここならば、まだ我慢できる」として、そこに置いたのでしょう。発電所の敷地の中には、到底、人間が行けない場所も山ほどあって、原子炉建屋内部は、人が入ることすらできません。

ロボットを送り込んでも帰ってこれず、次々と駄目になると。そういう場所なんです。皆さんは、「大事故だからもっとしっかり事故に対処しろ」と思われるでしょうけれども、そんなことが言えないほどに無茶苦茶ひどい場所だ、ということをまずわかっていただきたい。

4号機爆発の原因は3号機からの水素流入

編…4号機の使用済燃料プールが、今も大きな危機として存在しています。現状を説明してください。

小出…4号機の原子炉は、定期点検中でした。炉心にあった548体の燃料集合体は半分位しか燃えてないと思いますが、残りの約600体は、完全に使用済核燃料です。すべて燃料プールに移されていました。

使用済核燃料とは、猛烈な放射能の固まりです。

一番危険なのが、セシウム137です。概算すると、広島原爆約1万4千発分になりました。

運転もしていなかった4号機で、なぜ爆発が起きたのか?私は水素爆発だと思います。東電が言ってるように、3号機で発生した水素が共通のダクトの中を通って4号機へ流れ、爆発が起こったと思います。

1号機や3号機は、格納容器が破壊され、水素が吹き出しました。水素は軽いので、原子炉建屋の最上階に集まって爆発しました。ですから、最上階が吹き飛んでいます。

ところが4号機は、3号機からダクトを通して水素がきたので、最上階だけでなく下の階にも水素が存在し、爆発で壁が吹き飛んだのでしょう。この下の階が、使用済燃料プールを支えていた壁や柱でした。使用済み燃料プールは宙ぶらりんの状態となりました。

東電も「崩れ落ちたら手が着けられなくなる」ことは理解しており、補強工事をやりました。燃料プールの下の階の床から燃料プールの底に鉄骨を並べて支え、コンクリートで固める、という耐震工事です。

しかし、爆発で壁も抜けているので、床だって損傷しています。このため、実は格納容器の外にあるコンクリートで支えているのです。格納容器は、厚さ3㌢ほどの鋼鉄製ですが、フラスコのような格好をしていて、上の方は筒ですが、下の方に出っ張りがあります。その周りに1~2㍍のコンクリートを外張りしています。そこに柱を立てて、使用済燃料プールの底面を補強したのです。

使用済燃料プールは一部しか支えられていないので、今も宙ぶらりんの状態だと思います。

事故の状況は東電にもわからない

小出…東京電力は、「震度6の地震でも大丈夫」だと言っていますが、東電の耐震計算など信じるべきではありません。爆発で壁も何も抜けていて、本当はどこまで傷んでるかわからないのです。

もし大きな余震でプールに亀裂が入って、水が少し抜けるくらいなら、上から水を入れることもできるので、燃料が溶け落ちることはないと思います。しかし、燃料プール全体が崩れ落ちてしまうような大地震が来れば、広島原爆1万4千発分ものセシウム137がありますから、放射能を閉じ込める防壁が全くない、野ざらし状態で放射能が噴出します。こうなると、手の施しようがありません。

編…ロボットによる修復作業の可能性は?

小出…人間が入れない現場がたくさんあるので、できることはロボットにやらせなければならないと思います。しかし、そのロボットすらが、帰って来れなくなるほどの汚染環境なのです。頭脳にあたる電子回路が、放射能によって破壊されるからです。

そもそも、ロボットができること自体が限られています。自動車工場などはロボットを使っていますが、決められた部品で決められた作業工程だからできるのです。どうなっているかわからないような場所でロボットができることは、かなり限られていると思います。

例えば3号機です。壊れた原子炉建屋の中からガレキを運び出す作業をやっていますが、ロボットでは無理のため、カメラで見ながら遠隔操作で重機を使って人間が操作しているのです。ロボットでできることは、本当に限られています。(次号へつづく)


参考動画
20130223 UPLAN チェルノブィリ原発事故~福島3号機核爆発との関係で考える

http://youtu.be/VV1wCdirgRM



【ペイフォワード環境情報教室】130515田中優さんVol.032

http://youtu.be/aX5iyFumKmo
<本日のテーマ>
原発とエネルギー需給のうそ。電力会社から電気を買わない、電力自給生活の実践。

田中優の'持続する志'
http://www.tanakayu.com/



川田龍平さんに「子ども被災者支援法」についてきく。-1

http://youtu.be/Kg1dKeJYzLM
【対談】「放射能から子どもを救う法律は、すでにある。」みんなの党・川田龍平さん(KAZE to HIKARI)
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/05a215ad12eaca8b6b29dee4aa698b21

川田龍平さんに「子ども被災者支援法」についてきく。-2

http://youtu.be/lNNUErmCuHM
【対談】みんなの党・川田龍平さんにきく- 2『子ども・被災者支援法』
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/834009e6d96c13d8eefb337cb4348d82
放射能から子どもを救う、法律がある(Kaze to Hikari)
https://www.facebook.com/KAZEtoHIKARI

川田龍平ー鎌仲ひとみ対談 子ども被災者支援法とは何か!?

http://youtu.be/RdJjNkoytaM



20130522 TIMELINE「7万人がフォロー!収束作業の矛盾を訴える、元原発作業員のつぶやき」

http://youtu.be/swQgpxgIldQ
5月22日(水)出演:上杉隆▼7万人がフォロー!収束作業の矛盾を訴える、元原発作­業員のつぶやき

東京電力福島第一原発事故の発生当初から収束作業に従事し、現場の様子をツイッターで­つぶやき続け、その内容を7万超の人が注目している「ハッピー」さん。
ハッピーさんのつぶやきには現場で感じる政府や東電への率直な疑問が目立ちます。
政府や東電が、根拠のない楽観的な見通しを示したり、きちんと説明しない発表をするた­びにいらつき、事実をありのまま伝えないことで、かえって不安をあおっていると感じた­といいます。
元原発作業員が指摘する、収束作業の矛盾とは?


米原発劣化 #放射能 漏れ隠蔽! USA #Nuke Hid #Radiation Leak Evidence!

http://youtu.be/TmVw7a4kxLI
<日本語訳・字幕↓:Jo2Rayden>Hanford officials hid leak evidence from advisory panel
今夜、King5の調査で、ハンフォード原発の役員が、昨年の数か月間にわたる核廃棄­物の漏洩に関し、公務員と市民を欺いていた事がわかりました。
記者は継続的に、ハンフォードの汚れた秘密を調査しています。
ジェニファー記者の調査で、その真実は、原発の重要なタンクに関して、市民や政策決定­者に対して秘密にされていたのです。

総て不確実なハンフォード原発の暗で、確実に起こったものと思われます。
28個の頑丈な二重構造のシェル・タンク。もし、すべてが失敗すれば..。
少なくともこれらは、コロンビア川を守り、地球上の最悪の中の最悪の事態でも、食物連­鎖していく人々を守るでしょう。
一重の古いタンクでなく、鋼壁性の核廃棄物を格納する追加安全防壁が。
科学者が核廃棄物を取り除く方法を考え出すまで、それはプラントの一部分なのです。

市民の監視団体:
「二重構造のシェル・タンクの失敗は、とてつもないニュースなのです。」

Hanford officials hid leak evidence from advisory panel
http://www.king5.com/news/investigators/Hanford-officials-hid-leak-evidence-from-advisory-panel-208417861.html


広瀬隆が提言「敦賀の次に廃炉にすべき原発は…」(週刊朝日)
http://dot.asahi.com/wa/2013052200065.html
福井県にある敦賀原発2号機(日本原子力発電)の「廃炉」が不可避となった。原子力規制委員会の有識者会合が5月15日、原子炉建屋直下の断層を「活断層」と断定する報告書をまとめたからだ。委員会は、ほかに五つの原発でも調査を進めており、今後も「激震」が続くとみられている。

 安全性の低い原発は、即刻淘汰(とうた)されなければならないが、次に廃炉にすべき原発はどこか。作家の広瀬隆氏が緊急提言した。

*  *  *
 大前提として、原子力規制委員会が「活断層と認めるか否か」を再稼働の基準にしているのは、完全に的外れです。過去に起きた大地震のほぼ半分は、表出している活断層ではなく、「未知の断層」が動いている。これは地震学の常識です。活断層があれば論外ですが、活断層がなければ地震が起こらないなんて、地震学のどこにも書かれていない。

 それを前提としても、敦賀原発の次に廃炉にすべきなのは、愛媛県の伊方(いかた)原発(四国電力)です。ここは、南海トラフ地震による甚大な津波被害が想定されるうえに、日本列島を形成する過程で生まれた最大の活断層「中央構造線」のほぼ真上にある原発なのです。南海トラフと連動して中央構造線も周期的に動いており、いまは「ひずみ」がたまった危機なのです。この活断層が動いたら直下なので、ひとたまりもありません。

 瀬戸内海に津波が入ってきたら、津波からの逃げ場もない。江戸時代に起こった宝永地震では瀬戸内海に津波が押し寄せ、死者は2万人に及びました。現在の人口なら、被害者は10万人以上でしょう。伊方原発は、次の再稼働候補のトップになっていますが、ただちに廃炉にすべきです。

 もちろん、これ以外の原発も同様に廃炉にすべきです。日本列島にある断層はすべて活断層であり、原発を立地して安全な場所など、どこにもないのです。

※週刊朝日 2013年5月31日号




○● ちょっと寄り道(^ω^) ○●


新潟大学の講義にマリオとルイージいるんだけど(笑)
https://twitter.com/masahiro_1028/status/337078422817886208/photo/1
$私にとって人間的なもので無縁なものはない




「ストライクなら結婚して」…日ハム戦、始球式でプロポーズ(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20130523-OYT8T00022.htm
 「ストライクが取れたら僕と結婚してください」――。22日に札幌ドームで行われたプロ野球の北海道日本ハム―ヤクルト戦で、始球式に登場した男性が、交際相手にプロポーズするイベントがあった。
$私にとって人間的なもので無縁なものはない
始球式後に、水野さん(右)から指輪を受け取る中野さん(22日、札幌ドームで)

 「ストライクが取れたら僕と結婚してください」――。22日に札幌ドームで行われたプロ野球の北海道日本ハム―ヤクルト戦で、始球式に登場した男性が、交際相手にプロポーズするイベントがあった。

 婚約指輪販売会社「プリモ・ジャパン」(東京)と日ハムが企画。夏の甲子園大会に出場したこともある白樺学園高校で野球部だった北海道帯広市、会社員水野圭太さん(28)が、同市の会社員中野有喜さん(25)を驚かそうと内緒で準備を進めてきた。

 2人がグラウンドに入ってくると、イベントを告げるアナウンスが流れ、水野さんはマウンドへ。打席に立った日ハムの増井浩俊投手への1球は、緊張から外角に大きく外れたが、増井投手が空振りするアシストでストライクコールが響いた。その後、水野さんが指輪を手渡すと、球場から大きな拍手がわき起こった。

 日頃から「映画みたいなプロポーズならOKするかも」と話していた中野さんも大興奮。「びっくりしすぎて涙も出ない。でも、こんなに度胸がある人なら一生守ってくれそうです」とほれ直した様子だった。

(2013年5月23日 読売新聞)

いいですね~(^ω^)


オクラホマ巨大竜巻、子どもの犠牲者10人 住宅2400棟に被害(CNN)
http://www.cnn.co.jp/usa/35032417.html

Storm 5-20-13

http://youtu.be/XMF22_MEMJU



日本の多目的トイレに外国人仰天

Japanese Toilet......wow

http://youtu.be/sByXV1J5wWQ

トイレがスタートレックみたいなSFの世界並に複雑になり得るとは想像もしたことなかったぜ。 イギリス

もう限界を超えてるのに更に押し込みました、って感じの作りだ。 
カナダ

あんな綺麗なお手洗いで用を足すのは申し訳なくなりそう。 
キプロス

施設の充実ぶりどうこうよりも、綺麗なことに何より感銘を受けた。 
イタリア

複雑すぎるわ。そんなことより木陰はどこだ。 メキシコ

(^O^)


▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲



被曝と再軍備の論理 / 武田 邦彦

http://youtu.be/F5Bi7Ga1VqA
被曝と再軍備の論理
http://takedanet.com/2013/05/post_9869.html
わたしは「日本にアメリカ軍が駐留している日本の現状は認められない。日本は独立したい。それには軍隊がいる」という考えだったが、最近の政府発言などや、低線量被曝に関する指導層の言動などを見ると、日本はまだ軍隊を持つ資格がないと思うようになった。

何かがあると「法令は無視する」という社会では軍隊は危険だ。軍隊を持つためには「非常時でも法令を守る」ということが前提だからだ。明治天皇も国家の危機に瀕しても「国際法は守れ」と命令されておられた。

戦前の「軍部の暴走」というけれど、軍部だけではなく、原発事故と同じように国民もマスコミを凍り付いて、「戦争は良い」と言う以外のことができなくなって暴走した。

2年前に厚労省大臣が「1年1ミリは法令」と言っているのに、今でも福島市危機管理課で「1年1ミリというのは法令ではない」と発言する役人がいる。

朝日新聞は戦争の時には「必要があれば法令は無し」と言い、原発事故が起こると同じ論理を使って世論を誘導した。リサイクルも同じだった。世論が凍り付く社会では軍備は危険だ。

先日、戦後、GHQが焚書した書籍の解説を聞いていたら、江戸時代に海外で「正義のために戦った日本人」を幕府が「外国との関係を配慮して」簡単に切り捨てたという事件を学んだが、日本人は「全体のために個人を切り捨てる」のに痛みを感じないのかとゾッとしたものだ。

最近の裁判はまさに「国民全体に裁判官が良いと思うことなら、個人を不当に罰しても良い」との確信を感じる。

(平成25年5月17日)

隠しているのか ? 知らないのか ? 南京事件 / 武田 邦彦

http://youtu.be/gAhINBEHuL0
隠しているのか?知らないのか? 南京事件
http://takedanet.com/2013/05/post_a1ab.html
反日報道が続くマスコミ.一度、報道してしまったので、引き返せないマスコミ.その中心にいるNHK。ずいぶん、巨大な腐敗構造を日本は引きずっているものです。

今回は南京事件報道を考えてみます.多くの日本人が「日中戦争の前に、南京で日本軍が大量の中国人を殺した」と信じています。その原因の多くは「本田記者の本と朝日新聞の記事」によっています。

日本軍が南京で大量虐殺を行ったとされていて、国際的な問題なのに自分は良く知らなかったので、南京事件関係の本を10冊ほど読み、更にネットや雑誌なども通読してみた.その結果、私は次のように理解した.

1)南京事件として知られている内容は「学問的研究」(事実研究)ではなく、東京裁判や朝日新聞などの政治的キッカケで作られたもの、
2)東京裁判は占領下の真偽で事実は明らかになっていない、
3)朝日新聞の本田記者のレポートは、南京に2,3日逗留して、現地の中国人から聞いたことから想像したものである、
4)その後は余りに政治的になり、事実研究の人がバッシングされているので、事実が良くわからない、
5)当時の戦争では「軍服の着用」、「降伏のしきたり」が国際法上で決まっていたが、中国軍は幹部が逃走したので、「軍服を着ていない中国軍人」や「国際法上の降伏のしきたりとは違う投降」がほとんどだから、本来は「敵として殺して良い」(戦争は殺した数が多い方が名誉)状態だった、
6)民間人は戦闘前で20万人、戦闘後で20万人だから、1万人を超える民間人の殺害はなかった。

ということだから、南京事件は事実では無いといった方が良いだろう.でも、このことが日本でハッキリとした形で報道されないのはなぜかという方が重要だ.

日中友好という意味でも、事実をハッキリさせた方が良いし、南京虐殺が無かった方が日本も中国も良いはずだから、日本のNHKは勇気を持って事実を報道するようにした方が良い。

しかし、それに踏み切れないのは、やはり「中国が怖い」、「事実は報道しなくて良い」、「日本軍が悪かったという方が日本人が喜ぶ」という事と考えられる。

(平成25年5月20日)

南京事件 (1937年) - Wikipedia

南京大虐殺論争 - Wikipedia

「南京事件」143枚の写真 "南京大虐殺"はウソか?
http://www.geocities.jp/pipopipo555jp/
写真閲覧注意

南京大虐殺 兵士たちの記録 陣中日記 2008

http://www.dailymotion.com/video/xnu8oo_%E5%8D%97%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E8%99%90%E6%AE%BA-%E5%85%B5%E5%A3%AB%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E8%A8%98%E9%8C%B2-%E9%99%A3%E4%B8%AD%E6%97%A5%E8%A8%98-2008_news
日中戦争真っ只中の70年前、南京陥落時に起きた南京大虐殺。様々な論議を生み、虐殺の人数さえ両国の間で大きな開きがある。その事件について、20年間身を削るような調査を続けてきた人がいる。彼が探り当てたのは、兵士が最前線で綴った「陣中日記」。そこには日本軍が中国人捕虜一万数千人から二万人を一挙に虐殺したことが記されていた。また日記からは、勤勉に田畑を耕し家族を愛し、生きるのに懸命だった農民が、突然戦場という異常な世界に放り込まれ、殺戮者に変貌していく姿が浮かび上がる。陣中日記をもとに虐殺の軌跡を追う。

南京で何があったのか。1万数千にのぼる捕虜の「処理」に直接かかわった兵士たちが書きつづった日記には、どんな事実が記されていたか―1軒、また1軒と旧日本兵とその遺族を訪ね歩く粘り強い探索によって発掘された資料から、歴史の実像がここによみがえる。

参考:Amazon.co.jp: 南京大虐殺を記録した皇軍兵士たち―第十三師団山田支隊兵士の陣中日記:小野 賢二, 本多 勝一, 藤原 彰
http://amzn.to/wQta54

ドキュメンタリーの主役は58歳の化繊工場に勤める工員。18歳から40年間会社に勤めながら、帰宅後のわずかな時間や、土日を使って20年間南京大虐殺について調べ続けた。彼が主として調査したのは、陣中日記。兵士たちが毎日、克明に記録し続けた生の声である。彼によると、証言はもちろん重要だが、それでも戦後の証言というのは変化するものだという。それはもちろん記憶違いもあるだろうが、後になって美化しようとする意識も働くのかもしれない。だから彼は証言よりも、現場で書かれた陣中日記を重視する。彼が20年間で手に入れた陣中日記は30冊ほど。何度も何度も元兵士の家にかよって、長い時間をかけて信頼を得て、やっとぽつりぽつりと語ってもらえるようになり、最後にその時の日記を見せてもらえる。一般に、兵士たちの陣中日記として製本されたものもあるが、基本的に彼はそれに重きを置かない。後で書き換えられているかもしれないからだ。この地道な努力から明らかになる歴史の重さに圧倒的される。


これは言いたい ! 政府のサギ、日本のサギ / 武田 邦彦

http://youtu.be/6WB2aOEXiKI
これは言いたい! 政府のサギ、日本のサギ
http://takedanet.com/2013/05/post_37d6.html
「詐欺(サギ)」などという言葉を使いたくない。でも「美しい日本」に詐欺は不適当だ。

政府の正式文書に東京にオリンピックを誘致する時に「電気は充分足りる」と書いた。その一方で国会では首相が「電気が足りないから原発を再稼働させたい」とも言っている。役人流の詐欺まがいの言い訳はできるが、美しい日本では無い。まるで民主党だ。

「森林がCO2を吸収する」、「リサイクルしたら資源が節約できる」、「ダイオキシンは人類が作り出した猛毒だ」、「節約は美徳だ」、「子どもは0才からお母さんと離した方が良い」、「福島は安全だ」・・・なにからなにまで「詐欺」の常習犯だけが活躍しているようにみえる。

国会では生活の党の質問に、経産大臣が「(政府の文書に)間違いがあるか、ないかはお答えする立場にはない」と答弁した。電力だから経産大臣の管轄だ。

こんな日本を子どもに引き継ぎたくない!!

(平成25年5月22日)

【796】 敦賀原発で考えなければならないこと (1) / 武田 邦彦

http://youtu.be/QBOxVei6Mu8
敦賀原発で考えなければならないこと(1)
http://takedanet.com/2013/05/1_66f2.html
日本原子力発電の敦賀原発2号機について、原子力規制委員会は活断層が存在するとして運転を認めず、会社の方は不服であるというテレビ会見を行っている。この問題は次のように考えるべきだ。

まず第一に、政府が国民と約束している原発の設置、および運転についてはどうなっているかだが、

1) もともとは原発の重要な建築物の下に活断層が存在する場合は建設が許可されない。地層のどれが活断層であるかは、建設当事者の会社が決定するのではなく、国のしかるべき機関が調査し、決定する。

2)敦賀原発が建設されているので、建設時(1980年台)には活断層は発見されていなかった(発見されていなくても活断層はあった)。どのような判断を誰がしたかをハッキリし、日本原電ではなく判断した当事者が説明する必要がある。

3)その時の建設許可の審査がどのように行われたかを明らかにする必要があり、これは責任問題を超えて、今後の審査に大きな参考になる。従来から、活断層の存在は意見が分かれるので、どのような状態の時に「活断層あり」とするのかが問題になっていた。

4)その上で、今回の判断となにが違うかをハッキリさせる。ここがもっとも大切なことで判断が2つに分かれている(建設されているのだからもともとOKで、今度は何が違うのか?)

5)このような問題が起こったとき、「大臣や社長」が出てくるのではなく、科学的な判断がどのように行われたのか(当時は分からなかった活断層が見つかったのか)についてまずは明らかにするという原則も存在する。

つまり原子力規制庁の発表も、テレビ報道や社長の会見もきわめて曖昧で、過去と違う理由を明確に科学的に国民の前にハッキリさせなければならない。まずここまでがまず第一段階である。

(平成25年5月24日)

武田邦彦



○●○●○●○●○●



「アホノミクス」が5つの悲劇を引き起こす! 浜矩子がアベノミクスに反対する理由 (東洋経済オンライン) 
http://toyokeizai.net/articles/-/14072
アベノミクスによる株高・円安は勢いを増し、景気回復に対する期待が高まっている。しかし、同志社大学大学院教授の浜矩子氏は、この政策に対して、反対の態度を明確にしている。

浜氏はアベノミクスを時代に合わない「アホノミクス」とバッサリ。私たち読者が、現在の「好景気」の裏に潜む「罠」について知らぬまま、手放しでこの経済政策を祭り上げることに、強い危機感を示す。

本インタビューでは、著者の新刊『「アベノミクス」の真相』で著者が予言する「5つの悲劇」のうちひとつについて聞いた。

■ 株高・円安は「景気回復」の結果ではない

 ――政府は5月の月例経済報告で景気の総合判断を2カ月ぶりに上方修正しました。これはアベノミクスが一定の「成功」を収めたということではないでしょうか? 

 そうはいっても設備投資はまだまだ弱い。アベノミクスの「成功」は、もっぱら「株高」や「円安」に集中している。必死で市場を誘導しようとするチーム・アベの奮闘に、ひとまず市場が付き合って儲けを追求しているという姿です。

 ここにきて、むしろ長期金利の上昇が目立ってきましたね。安倍政権が最も避けたかった展開です。しかしながら、これは身から出たさび。ここまで株式市場や不動産市場にカネが引き寄せられるようなあおり方をすれば、収益性の低い国債から資金が逃げ出して、株や不動産に投資されるのは当然の成り行きです。

 このままいけば、「国債神話」を彼らが自分たちの手で壊していくことになりかねません。「国債神話」とは、すなわち、「日本の国債はあらかた日本の投資家が持っている。日本の投資家は日本の国債を売らない。だから日本はギリシャ化しない」というあの論法です。

 円安についても、すでに少々制御が効かなくなっている感があります。魔法のかけ方は知っているが、魔法の解き方はまだ身に付いていない。そんな「魔法使いの弟子」的なところが、早くも露呈しつつあると思います。


■ バブルは起こるがデフレは終わらず

 ――具体的には、どのようなリスクが考えられるのでしょうか? 

 私は最悪の場合、アベノミクスによって「5つの悲劇」が起こる可能性があると考えていますが、第1の悲劇は「デフレ下のバブル経済化」です。

 メディアでは「この金融緩和をきっかけに、設備投資や消費拡大が起これば、日本経済は本当の意味で、復活する」といった報道がなされていますが、これは間違いです。

 安倍政権と日銀の「チーム・アベ」が目標とするのは、バブルによるデフレ退治です。つまり、彼らは企業が設備投資を拡大したり、私たち庶民の消費が拡大したりすることを、そもそも狙っていないのではないかとさえ思えてしまいます。

 この金融緩和の結果、株や不動産などの資産、すなわち「カネの世界」だけがバブルに沸き、私たち庶民の毎日の生活に関係する「モノの世界」ではデフレが続くという、本来ならば起こりえないはずのことが、日本経済で起こってしまうのです。

 もうおわかりでしょう。

 結局のところ、この政策で恩恵を受ける個人は、差し当たり株や不動産を持っている人つまり、ごくごく一部の富裕層だけということになります。

 しかも、さらに怖いのは、富裕層ではない人々も、今の調子であおられれば、投機性の強い株や不動産に手を出してしまうかもしれないということです。超低金利の中で、おとなしい投資をしていたのでは収益が上がらない。将来に備えて、この際、アベノミクス相場に乗ってみようか。そのような発想で、いわば「生活防衛型投機」へと普通の市民たち、生活に不安を抱える市民たちが誘導されてしまうのが恐ろしい。そのような流れが形成されたところで、アベ・バブルが崩壊した時が悲惨です。

 痛い目をみるのが安倍政権だけならいいですが、そうは問屋が卸しませんからね。

■ 「Xデー」へのカウントダウンが始まった! 

 ――「アベノミクス好景気」が終わるのはいつ頃とお考えですか? 

 カウントダウンは、もう始まっていると思いますね。

 1ドル=100円を超えてから、円安が止まらず、国債の利回りも上昇しています。これまで、自分たちの思いどおりに市場を動かそうとしてきた「チーム・アベ」の人たちも、もしかしたら焦っているかもしれません。

 私は市場と「対話」することの危険性を常々訴えてきました。グローバル化、複雑化した市場をコントロールすることは、絶対に不可能です。市場をコントロールしようとすればするほど、市場に振り回され、身動きが取れなくなる。

 「Xデー」のカギを握るのは、この日本バブルでひと儲けしようとしている、外国人投資家たちです。彼らは当然、このバブルがいつか終わることを知っています。要するに、彼らは「売るために買う」人々ですから。今は虎視眈々と、「いつ売るか」を考えているところでしょう。

 「株は上がる」という掛け声に押され、投資に手を出した個人が損をするという悲劇が、なるべく小さくなることを祈るばかりです。

(写真:木村文平)


浜矩子 (はま のりこ)さん アベノミクスについて語る

http://youtu.be/4em94m7TLBI
アベノミクスをアホノミクスと、バッサリ斬ってくれております。
2012.03.15 岩上安身さんのインタビュー

浜 矩子(はま のりこ、1952年8月3日 - )
日本のエコノミスト。
専門は、国際経済のマクロ分析。
同志社大学大学院ビジネス研究科長・教授。


同志社大学 大学院 HP
http://bs.doshisha.ac.jp/prof/hama.html



孫崎 享 氏 講演 長崎 2013518

http://youtu.be/pp8C9nrrX1Y

質疑応答 孫崎 享氏 長崎 2013.5.18

http://youtu.be/yq-Wnc2COgo