絶望した時が最後の負けだ(`・ω・´)ゞ | 私にとって人間的なもので無縁なものはない

絶望した時が最後の負けだ(`・ω・´)ゞ



舞台「学校に原発ができる日」特報

http://youtu.be/h0qdrjKOfCs


映画『おだやかな日常』予告編

http://youtu.be/EGQUEXCvuJU
東日本大震災後の東京を舞台に、原発事故による放射能の恐怖におびえる2人の主婦の姿を生々しく描いた人間ドラマ。娘を守りたい一心での行動が周囲に非難される母親、夫に-引っ越すべきだと主張してギクシャクする妻を、女優、プロデューサーの杉野希妃と『中学生日記』の篠原友希子が演じる。監督は、『ふゆの獣』の内田伸輝。政府の曖昧な発表-や風評被害など震災時の様子をとらえるとともに、被災者でなくとも震災に翻弄(ほんろう)された人々の姿を映し出したリアルで繊細なドラマに仕上がっている。
http://www.cinematoday.jp/movie/T0015924
配給: 和エンタテインメント
オフィシャルサイトhttp://www.odayakafilm.com



大飯原発に活断層は、あるの?ないの? 2-1 2012・11・08

http://youtu.be/HkxY7g4sA_M

大飯原発に活断層は、あるの?ないの? 2-2

http://youtu.be/QS-OeETyZE8
モーニングバード・そもそも総研 2012.11.8。

いま調査が進行中の大飯原発活断層が、ほんとにあるのか、ないのか。
規制委員会の田中委員長は、黒か濃いグレーのときは止めていただく‥と発言している。
有識者の4人のうち、渡辺教授は活断層があるのは確実とし、岡田教授は地滑りに見えるとして、意見が割れている。
渡辺教授がなぜこれを地滑りではなく活断層と判断したのか話を聞く。
渡辺氏は原発を止めて調べるべきだと主張するが、島崎規制委委員長代理は止めて調べる気はない。
重要施設の下に活断層があったら何がまずいのか、小出裕章氏に聞く。
原発を動かしながら調べるというのは言語道断だと小出氏は言う。
関西電力のコメントも紹介。


大飯原発の停止せずに調査長期化か~活断層グレーのまま

http://youtu.be/Cenv7lhS9Dw
関西電力大飯原発(福井県)の敷地内にある破砕帯が活断層かどうかを検討している原子力規制委員会の専門家会合が7日開催され、再び結論を先送りした。専門家らは11月2-日に現地を調査し、4日に評価を行うはずだったが、委員の間で意見が分かれていた。島崎委員は、全ての委員の意見が一致すべきだとの考えを示し、大飯原発を停止しないまま-調査を続け、結論が出るまでに長期化する可能性が出てきた。
 
この日の会合で、関電は、問題となっている「F"6」断層が、関電がこれまでに想定していた位置を従来より東にあったとデータを修正。また、長さも最大900メートルでは-なく、600メートルであったとの考えを示した。また敷地の北部にある台場浜付近のトレンチで複数見つかった地層のずれについて、いずれも地滑りと主張した。
 
当初から活断層の存在を懸念していた東洋大学の渡辺満久教授は「それは、理論的にないということでしょうか? 調べたけど、ないということでしょうか?」と質問すると、関西電力の担当者は「『全てを明らかにせよ』というのは、少なくとも科学的ではありません」と述べた。
 
活断層と地すべりという2つの考えが激しくぶつかりあう中で、島崎委員長代理は「慎重に調査をする必要がある」と追加のボーリングと調査を提起したが、これに対して、渡辺-満久教授は「いつまでに決着をつけるんでしょうか」と質問。島崎委員長代理が「最終的な決着をどうするのか私の頭の中にはない.」と答えると、渡辺教授は「渡辺教授は「活-断層の可能性がないと言っている委員はいない。大飯が稼働している状況で、その稼働について、活断層の危険性がないのか、スピード感を持って判断するのが、この委員会のミ-ッションだと思う」と反論。
しかし、島崎委員長代理は「調査団が一致して結論を出したい」と理解を求めた。
 
調査団はこれまでの議論で、台場浜付近のトレンチで見つかった地層のずれについて、活断層とみなされる12万013万年前以降に動いた可能性が高いとの見解で一致。だが、-原因は活断層か地滑りかで意見が分かれている。
 
こうした状況に対して、京都に拠点を置く「グリーン・アクション(代表 アイリーン・スミス)」など4団体が緊急声明を発表。「「断層活動によると否定できない限り」活断層と認めるべきという国の「手引き」に従えば、F"6及び指摘された破砕-帯は活断層だと判断すべき」であるとして、原子力規制委員会に対し、大飯原発を直ちに停止するよう求めた。


大飯原発の断層調査評価会合を受けて出された4団体共同声明
(レイバーネット)
http://www.labornetjp.org/news/2012/1352422434390staff01
東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/緑の党 Greens Japan)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

転送が遅くなってしまいましたが、7日に行われた大飯原発の断層調査評価会合を受けて出された4団体による声明をご紹介します。ご一読下さい。

なお、7日の評価会合のヤマ場は以下から動画で見ることが出来ます。

大飯原発の停止せずに調査長期化か~活断層グレーのまま
(OurPlanet-TV、11月7日、約20分)
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1463

また、本日9日(金)19時~20時まで、原子力規制委員会前アピールも行われます(六本木一丁目駅)。
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/10261920-757d.html

「被ばく労働を考えるネットワーク」設立集会 http://2011shinsai.info/node/2897
と重なりましたが、連携していきましょう。

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みなさま

FoE Japanの満田です。
7日の評価委員会は、島崎委員の決断力のなさが露呈する結末となりました。
・関西電力は、海から山への「地滑り」に関して、レアな事例を持ち出し、「地すべりということもありうる」という説明を展開
・一方、渡辺満久氏などの指摘する「活断層」に関しては、関西電力も他の委員も反論できず。
・岡田委員も「自分は地すべりの専門家ではないのでわからないが」などと前回の会合で言い張った地すべりについてきちんと説明することはせず。
・それにもかかわらず、島崎委員は、更なる調査という結論にしてしまった。
といったところでしょうか。

「活断層であることが否定できなければ、活断層」という国の手引きに従えば、議論すべきは、「活断層の可能性を否定できるか」一点にしぼるべきなのに、論理のすりかえが起こってしまったようです。これを指摘するマスメディアもなく、新聞の論調は、一見もっともらしい「委員全員が合意できるように調査続行」というような島崎委員の言葉がのっています。
運転したまま、住民の安全を犠牲にしたまま、調査のための調査が、(しかも税金で!)続いていくことは、納得しがたいことです。

グリーン・アクション美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)福島老朽原発を考える会(フクロウの会)国際環境NGO FoEJapan  は下記の声明を発出しました。

◆4団体の共同声明
http://www.jca.apc.org/mihama/ooi/ooi_kyoudouseimei20121107.htm

2012年11月7日
共同声明

大飯原発敷地内の活断層を否定する証拠なし本日の評価会合で結論の先送は許されません運転を継続したまま調査に時間をかけるのは本末転倒

大飯原発3・4号機は即時停止を

本日(11月7日)の大飯断層調査団の第2回評価会合では、前回(11月4日)会合で確認された、12万~13万年前以降にズレが生じ、その原因が活断層によるものだという判断を否定する証拠は何もありませんでした。
本来であれば、活断層であることを否定する証拠がなければ活断層と結論づけるべきであるのに、本日の評価会合で、結論を先送りにしたことは、徒に国民の安全を危険にさらすものです。

このように、本日の会合でも、国の「手引き」(注)に従えば、F-6は活断層であるとみなすべきことは明らかです。F-6活断層の真上に非常用取水路(耐震Sクラスの重要施設)が通っており、よって「手引き」に従えば、大飯原発の運転はただちに停止すべきです。

島崎委員は、今後、台場浜と旧トレンチ南側の大規模なトレンチ調査を実施するとしましたが、調査を続ける場合にも、運転を停止して行うべきです。
「安全性の確認のためには、更なる調査が必要」と述べていますが、そうであればなおさら、運転を停止して抜本的調査をやるべきです。

原発の運転を継続したまま、調査に時間をかけることは、本末転倒です。
多くの人々の生命がかかっていることをまず、最優先に考えるべきです。

私たちは、今後とも全国の人々とともに、大飯原発3・4号の運転停止に向けて今後一層活動を強めていきます。

(注)平成22年12月20日「発電用原子炉施設の耐震安全性に関する安全審査の手引き

グリーン・アクション
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
国際環境NGO FoE Japan

設計・建設段階の安全規制 安全審査(原子力規制委員会)
http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/sekkei/sekkei1.html
$私にとって人間的なもので無縁なものはない




「もんじゅ、13年度中に運転再開」 原子力機構が方針(朝日新聞)
http://www.asahi.com/business/update/1108/TKY201211080756.html
 日本原子力研究開発機構は8日、2013年度中に高速増殖原型炉「もんじゅ」の運転を再開して性能試験に入れるとの見通しを示した。ただ、敷地内の断層調査なども予定されており、先行きは不透明だ。

 見通しはこの日開かれた、もんじゅの研究計画を策定する文部科学省の作業部会で示された。原子力機構によると、設備点検を来年夏前に終了。さらに約4カ月間かけて準備を進め、来年度中に運転再開できるという。40%出力試験から徐々に出力を上げる性能試験に2~3年かけた後、本格運転に入る予定。

 ただし、もんじゅの敷地内には断層があり、原子力規制委員会による調査や耐震評価などが予定されている。原子力機構は「規制委員会の対応などの状況により時期の変更はある」と説明している。
 

おいおいヾ(゚Д゚ ) 
利権・核兵器開発の象徴とも言える”もんじゅ
国民に喧嘩売ってますね!!q( ゚д゚)pブーブーブー


金子洋一・民主党参議院議員(神奈川選出)
https://twitter.com/Y_Kaneko/status/266791281819267072
資源に乏しいわが国にとって自前の技術である高速炉の研究は欠かすことができない。資源を含めた安全保障のためにもぜひ進めるべき。→「もんじゅ、13年度中に運転再開」 原子力機構が方針 http://t.asahi.com/8og6

「脱原発依存」を明記 民主の衆院選公約骨格固まる(朝日新聞)
http://www.asahi.com/politics/update/1109/TKY201211080947.html
 民主党は8日、次期衆院選マニフェスト(政権公約)の素案を固めた。政策の指針として「脱原発依存」を明記したうえで、「エネルギー」「経済成長」「教育、社会保障」「国のかたち」「外交安全保障」を5本柱に据える。2009年のマニフェストより項目を大幅に絞り込み、党政策集「インデックス」はつくらない方向だ。
 執行部が8日の党政策調査会役員会で示した。今月下旬に全議員が対象の懇談会と地方議員らを対象にした会合を開き、月内に最終案をまとめる予定だ。

 「エネルギー」分野では、野田政権がめざす「2030年代の原発ゼロ」を踏まえた「脱原発依存」を明記。発送電分離を進める電力システム改革の推進を盛り込むことで、自民党との対立軸を打ち出す。原発に代わる再生可能エネルギーの導入促進は「経済成長」分野の目玉にする。

本音を隠してますね・・<`ヘ´>
民主党を脱原発で信じるものはもはや誰もいないのでは?(´・д・`)
前回総選挙マニフェストにうたったものが何一つとして実現してないではないですか?(・3・)
確かにこれは選挙目当てですな!!(;`O´)o
「脱原発依存」って何ですか?明確に「脱原発」と言わないことが逃げてますよ(`・ω・´)
日本は原発・核開発・核武装無くして国は成り立たないとはっきり言ったらどうでしょう?


ストップ・ザ・もんじゅ
http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/



さいたま市と同じ線量 ウクライナで健康な子どもは6%
(日刊ゲンダイ)「日々担々」資料ブログ
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7348.html
食品摂取で内部被曝!?
健康な子どもは6%――。昨年4月にウクライナ政府が発表した衝撃の事実。被(ひ)曝(ばく)者から生まれた子どものうち、健康なのは、チェルノブイリ事故から6年後の92年で22%だった。それが08年には6%に激減。一方で、慢性疾患のある子どもが20%から、78%に急増したという。

恐ろしい結果だが、他人事ではない。ウクライナの放射能汚染レベルは、さいたま市と同じなのだ。
9月24日~10月4日にかけてウクライナで現地調査を行ったNPO法人「食品と暮らしの安全基金」代表の小若順一氏がこう言う。
「3地域の学校を調査したところ、一番線量の低かったコバリン村学校は0・03~0・1マイクロシーベルト。さいたま市と同じ水準なのです。残りの2つ、ピシャニッツァ村学校は0・09、モジャリ村学校は0・12でした」
小若氏らが子どもたちの調査を進めると、新たな問題も発覚したという。コバリン村学校の生徒の7割が足の痛み、2割が頭痛を訴えた。ピシャニッツァ村学校では足の痛みが6割、頭痛は5割に。モジャリ村学校では7割が足の痛みを、8割が頭痛があると答えている。小若氏は、「これらの健康障害は、食品摂取による内部被曝しか考えられない」と言う。
「食品の検査で、モジャリ村のキノコは1キロあたり200~400ベクレルでした。ウクライナの田舎では、森でキノコやベリー類をとって食べる。キノコは肉の代わりとして使われ、食事の5%を占めるのです。どれぐらいで健康被害を起こしているのか調べると、彼らは平均して10ベクレルの食品を摂取していた。10ベクレルは日本の基準の10分の1。訪れた地域の線量はうちの事務室とだいたい同じでしたが、その地域でとれたライ麦を検査に出したら昨年の埼玉の小麦より低い線量でした。さいたま市でとれる食物が、どのくらい汚染しているか分かりませんが、汚染度が高い地域ほど危ないのは間違いない。政府は責任を持って調査すべきです」

放射線量が落ち着いているからといっても安心はできない。放っておけば、子どもたちは内部被曝でジワジワとやられてしまう。国は真剣に対策を急ぐべきだ。

((((;゚Д゚))))


拡散希望
20121108 【ペイフォワード環境情報教室】小出裕章先生 第7回目

http://youtu.be/LARy2-D4eIs

第7回【ペイフォワード環境情報教室】「「これからも決して絶望だけはしたくないと思っています」小出裕章先生11/8(内容書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2526.html
Sawada:
今日はですね、トピックとしましては、今度の11月11日に日比谷公会堂の方で、また大きな反原発のデモが起きるというような形で、
私たちの住民活動、住民運動としてもですね、いろいろと動いてはいるんだけども、結果としてですね、今、現状としましては、大飯原発が再稼働したり、大間の建設再開が進められたりというような形でなかなか答えが出にくい。
これだけの事故があっても出にくいという事をうけてですね、やっぱり、専門家である小出先生が過去にずっと活動されてきているという中で、是非アドバイスを頂きたいというのが、今日の趣旨であるところではあるんですけれども、どうですかね?
どうにか頑張りたいと思っているリスナーの方々は多いかと思うんですけれども、どんなところをポイントとして私たちが団結してやっていけばいいというところでアドバイスを頂けますか?

小出裕章:
はい。
私自身は原子力の場にいる人間で、なんとか原子力というものに抵抗したいと思ってこれまで生きてきました。
ただ、残念ながら原子力の暴走を止めることができませんでしたし、福島第一原子力発電所の事故を防ぐこともできませんでした。
そういう意味で言えば、「私の力は本当に無力だったんだなぁ」と思います。
ただ、こういう事はやっぱり歴史の中では何度も何度もあっただろうと思います。
たとえば、この日本という国は何十年か前は戦争をしていました。
大日本帝国という国があって、世界を相手に戦争をするという時代がかなり長く続きました。
その戦争を「何とか止めたい」と思った人ももちろんいましたが、ほとんどの人がそういう事の発言すらできないまま、歴史が流れていきました。戦争を始めた軍という中でも、「この戦争は到底やるべきではない」
「これは負けるに決まっている」事を知った人だってたくさんいたのですが、そういう人たちすらが声を上げることすらできないというなかで、日本に住んでいる人、そしてアジアの人々は大変な苦難に突き落とされるということになってしまいました。
一つの大きな流れを作られてしまうと、それに抵抗することは容易でないという事は、多分、多々あるのだと思います。
原子力というものも「もうこれほど馬鹿げたものである」という事が広く分かってきていると私は思うのですけれども、それでも一度作ってしまった流れを止めるということは容易なことではないということが、今もまた現れているのだと思います。
ただ、私自身もそうですが、原子力に抵抗をしたからといって、過去の戦争の時にそうであったように投獄されたり、あるいは殺されたりというような状況では、今はないのです。
私自身は、自分のできることはやはりやり続けたいと思いますし、皆さんもそれぞれに個性を輝かせて活動して下さる事で、何とか、原子力の暴走というものを少しでも早く止めるべきだと私は思います。

Sawada:
そんな中で、過去の歴史を見てもですね、現在54基あると言われている原発ですが、原発候補地にあがって、いろいろな電力会社からのですね、過疎地、もともとが過疎地であって、そこに対する交付金だという形、もしくは地域の分断をまねいてでもですね、いろんな形で  の形であったんだけども、地元住民がどうにか頑張って阻止してきたという歴史もありますよね。

小出裕章:
そうです。沢山あります。
今、福島第一原子力発電所で、ものすごい放射能汚染が起きていますが、その放射能汚染を被った浪江町というところも、かつて原子力発電所をつくられようとしたのですが、住民が必死で抵抗してそれをとどめたという事がありました。
ただ残念ながら福島第一原子力発電所の事故に巻き込まれて、せっかく自分たちのところでは阻止したのですけれども、汚染には巻きこまれてしまうという事になりました。
でもその他にも原子力発電所に狙われてそれを阻止したというところは、日本中に沢山あります。
新潟県の巻町もそうでしたし、三重県の芦浜、私の住んでいる大阪の近くでも、紀伊半島では日高、日置川(ひきがわ)、古座、那智勝浦、熊野というところに次々と原子力発電所が建てられようと計画されましたけれども、全てそれを阻止するという歴史が続いています。
そういうのは若狭湾沿岸でもありますし、中国地方でもありますし、各地の住民が何とか抵抗して留めてきたというような、ながーい歴史はこれまでにも沢山存在しています。

Sawada:
その中で先生もサポートという形で入られることがあるかと思うんですけれども、地域の住民がジョキョウ同士で分断を招くとかですね、やはり過疎化が進んでいて、なかなか産業が無いというところでは厳しくて手が出してしまうとか、なかなか辛い中で、でも成功しているところがあるのに学ぶというところでいると、どんなところがポイントになってきて成功されたんでしょうね?

小出裕章:
それはやはり、自分たちの村、自分たちの町は自分たちで作るしかないという固い意志。
それだと私は思います。

え…私のところに一番近い原子力発電所の候補地は和歌山県の日高というところでした。
そこも原子力発電所の計画が持ち上がって、関西電力が金をばらまきながら住民を次々と切り崩していったのですが、
最後の最後まで抵抗を続ける人達が崩れることなく残ったという事が、最後の勝敗を分けました。
どこの地域にももちろんそういう人達はいる訳ですけれども、そういう人たちを孤立させないで、周辺からも支えていくという運動が、やはりどこでも必要なんだと思います。


Sawada:
そういった中でもちろん住民の方は特別な知識を持って反対しているというよりは、基本的には「その地域を守るんだ」という思いが一つあったかと思うんですけれども、先生のような原子力の専門家の方もそうですし、後また、医療的にですね、健康被害につながるんじゃないかと、そういうふうな形で専門家を招くようなケースもあるかと思いますけれども、そういった形で横との連携というのもすごく重要かと思うんですけれども、そういった中で今後大きい意味で、多分日本を守るんだという意味で、今多く活動している方、活動したいと思っている方がいらっしゃると思うんですけれども、まずは知ることが重要ですし、そういった方がそういう専門家の方とうまく連携を取るという事も一つ重要な点なんでしょうかね?

小出裕章:
そうですね、私は単に原子力の専門家にすぎません。
その私はもちろんみなさんに対して原子力に対する専門的な知識を出来る限り提供するというのが、私の役割だと思いますけれども、原子力の問題というのは、単に原子力発電所という機械のテクニカルな問題だけではないのです。
地域の問題であったりするわけですし、労働者の問題であったりもするわけですし、もちろん健康の問題でもあったりする。
「私たちがどのような社会を作りたいのか」という、むしろ一番根本的にはそれがあるわけですから、どなたにとっても「自分にとって本当に切実な問題」として関わってくる場所があると思います。
そういうところにお一人お一人が関わって下さって、そしてそれが横に繋がっていくというやり方がいいのだと思います。


Sawada:
そういった中で、私どもはもう一年半を越えてですね、あのー、意識ある人は「どうにかしよう」という思いはありながらも、なかなか結果が出ないと。
ま、そんなに簡単に結果が出るもんではないのかもしれないけれども、そこに多分苛立ちもあるでしょうし、長く続けることの負担もあるでしょうけれども、そういう意味で言うと、長く続けてこられた小出先生のご意見、アドバイスといった事で、長く続けていく、もしくはマインドを維持していく。
そこにはどんな秘訣があるでしょうかね?

小出裕章:
ん…私の場合は別に何の秘訣もありません。
え、私は……ひとりの人間。
この地球上に生きている70億という人間のうちの一人の人間ですけれども、他の誰でもない、私です。
え…全ての人間は違っている訳で、その人だけの命な訳です。
本当にその人のかけがえのない命。私もそうですし、皆さんもそうな訳で、「かけがえのない命を無駄にしたくない。自分らしく生きたい」という、ただそれだけの思いで自分の思った事をこれまでやってきたという、それだけのことです。


Sawada:
そうですね、先生がそうおっしゃるとみんな「そうだな」と思いながらなかなか、この長い間やることは本当に精神力が高いところにあるのかなと思いながら感心されていると思うんですけれども、そういった中で、私どももどんどん継続していくことがとても重要なんでしょうね。

小出裕章:
私などはずっと原子力の巨大な力と戦いながら来たのですけれども、言ってみれば私の歴史は敗北の歴史でした。
次々と原子力発電所を建てられてきてしまいました。
正直に言えば絶望しかけたことも何度もありますけれども、そのたびに「絶望した時が最後の負けだ」と自分に言い聞かせながらきましたし、「これからも決して絶望だけはしたくない」と思っています。

Sawada:
そうしますと、一つ二つ再稼動しても絶望しないと、わたしもまだ、敗北の歴史という先生の長い歴史とは比較にならないほどのあれですけれども、まだまだ絶望している場合じゃないというとこなんでしょうかね。

小出裕章:とおもいます。

Sawada:
そうですか、ありがとうございます。
これからも先生の言葉を力に変えて私どもも頑張っていきたいと思いますので、また今後もよろしくお願いします。


20120115 脱原発世界会議 新潟県巻町の笹口孝明・元町長

20120115 脱原発世界会議 新潟県巻町の笹口孝明... 投稿者 nyancoro2011


新潟・巻原発建設計画の断念 長年の住民運動 実結んだ原発バブルに頼らない町へ(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-12-31/03_01.html

20110907原発予定地の旧久美浜町と旧日置川町

20110907原発予定地の旧久美浜町と旧日置川町 投稿者 bakaTepco5
http://www.dailymotion.com/video/xkx8df_20110907yyyyyyyyyyyyyyyyy_news

和歌山と原発
http://www.snet.ne.jp/milk32/wakayamagenpatu.html
$私にとって人間的なもので無縁なものはない



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


青木理 「デモを行う権利と民主主義について考える」 2012.11.08

http://youtu.be/WsfWzRhi7vU
TBSラジオ・Dig パーソナリティ:青木理、江藤愛
ゲスト:国際基督教大学社会科学研究所研究員・五野井郁夫さん
首都圏反原発連合・原田裕史さん
『東京都が反原発デモの日比谷公園使用を認めず。デモを行う権利と民主主義について考える。』



東京都知事選・宇都宮健児氏の出馬について。- 2012.11.08

http://youtu.be/Lm6qHx7RAg8
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/58379f3c05bd0dfbeafa45fff95b1e74
宇都宮健児氏が都知事選出馬へ 前日弁連会長(共同通信)
都知事選、日弁連前会長の宇都宮健児氏が出馬へ(読売新聞)
東京都知事選:宇都宮前日弁連会長が立候補の意向(毎日新聞)
宇都宮弁護士&佐高信氏ら「人にやさしい都政をつくる会」
(スポーツニッポン)
宇都宮前日弁連会長が出馬へ=「脱原発」掲げ、共産が推薦方針-都知事選(時事通信)



【529】 恩師への手紙 / 武田 邦彦

http://youtu.be/NfDcwow8YPI
恩師への手紙
http://takedanet.com/2012/11/post_a822.html

【530】 他者の存在がない社会、それを超えて自分のない社会 / 武田 邦彦

http://youtu.be/RRU9yBZZ1ic
他者の存在がない社会、それを超えて自分のない社会
http://takedanet.com/2012/11/post_080e.html


武田 邦彦 『 WiLL緊急増刊11月号での無責任な発言 』 2012.11.08

http://youtu.be/NUAbMy43sx4
WiLL緊急増刊11月号に「食品汚染」の嘘と風評被害という見出しで
東京工業大学助教授 澤田哲生氏、
長崎大学名誉教授 長瀧重信氏、
東京工業大学准教授 松本義久氏らが対談。
その対談で行われていた無責任な発言に我々編集部は怒りと悲しみがこみ上げた。

月刊WiLL 2012年11月緊急増刊号
http://web-wac.co.jp/magazine/will/201211w_sp
↑なんだ!こりゃ!!(;`O´)o(--〆)(`・ω・´)



2012.11.06 早川由紀夫教授・公開授業「放射能汚染地図の読み方」

http://youtu.be/8lcPeAO1Pyc
早川由紀夫の火山ブログ 明るく楽しい勉強会
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-448.html

・昨年やった公開授業を、今年も公開します。
・ことしは放射能汚染地図の読み方を解説します。地図を忘れないでお持ちください。
・教育学部1年生110人が参加する必修授業です。私はこの週1回だけの担当です。
・群馬大学教育学部C棟2階西端の大きな講義室です。C-204
・12:40-14:10です。

ウェッブショップ910・早川マップ専門店
http://webshop910.cart.fc2.com/

福島第一原発事故の放射能汚染地図
http://webshop910.cart.fc2.com/ca1/1/p-r-s/
$私にとって人間的なもので無縁なものはない