過去に目を閉ざす者は結局のところ現在に盲目となります。 | 私にとって人間的なもので無縁なものはない

過去に目を閉ざす者は結局のところ現在に盲目となります。


タフでなければ生きてはいけない。

優しくなければ生きる資格がない。

If I wasn't hard,I wouldn't be alive.

If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.



『プレイバック』(Playback)より


Raymond Thornton Chandler(レイモンド・チャンドラー)


拡散希望
アーニー・ガンダーセンさん、2011/12/29ビデオ(日本語字幕付)

http://youtu.be/Bm2bZcWVfH8
フェアウインズ・アソシエイツの2011年12月29日リリースビデオ「収束を信じる東電と東京湾への汚染廃棄物投棄を許す当局」に、同日本語サイトのスクリプトをベース-とした字幕を付けてます。ガンダーセン夫妻の原子力、福島原発事故への思いを理解した上で作業・公開しています。

拡散希望
アーニー・ガンダーセン 原子力技術者  2012.2.20

http://youtu.be/-5AFQ1I6XoU
福島第一原発事故の直後、米テレビでメルトダウンが起きていると指摘した原子力技術者、アーニー・ガンダーセンさんが来日し、新著「福島第一原発 真相と展望」(集英社新書)について語り、質問に答えた。
福島第一原発のマークⅠ型原子炉について、設計上の問題を列挙した。さらに①放射能の封じ込めが設計上、最弱②地震・津波の情報無視③東電と規制当局の密接すぎる関係――-を指摘し、みな同じことしかいわない「やまびこ効果」で安全神話が広がった、と述べた。住民避難や廃炉、除染の課題をあげ、「日本政府は東電を守ることを最優先し、国民を-守ることは第二になっている」と批判した。また、原発建設の3条件として①冷却水の確保②地震③人口密度 をあげ、日本は①は十分だが、②と③からみて、原発は難しい、と-述べた。日本の国土面積は世界の0.3%なのに、世界の地震発生数の10%が集中し、世界のどこと比べても30倍の地震が起こる国だ、と説明。「100年に一度、ではなく-、1000年に一度のレベルで起こる地震に耐える原発は構造工学上、難しい」と述べ、「ほかの代替エネルギーを探す方が望ましい」と指摘した。使用済み核燃料の処分方法に-ついて、「私の学生のころから解決策は5年もあればできるといわれたが、その5年は一度も来なかった」と述べ、ガラス固化法は解決にならない、と説明した。
司会 日本記者クラブ企画委員 井田 由美(日本テレビ)
通訳 長井 鞠子 (サイマル・インターナショナル)

『福島第一原発 ──真相と展望』
http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0628-b/index.html
何が起きたのか? どうなるのか?
米専門家が見抜いた、今なお危険なリスクとは?
 福島原発事故の直後にCNNでレベル7を指摘したガンダーセンは、スリーマイル島原発事故も含め、原発トラブルについての豊富な知識と経験を持つ。福島をめぐっても、情報が錯綜する中で的確な分析と警告を公表し、注目されてきた。三号機や四号機の潜在リスクも指摘している。
 隠された事故の真因とは何か? 今後起こり得る危機には何があるのか? どのような対処が可能なのか? 漏洩した膨大な放射性物質の健康への影響は? 福島第一原発の深刻な現状を明らかにし、米専門家が未来への糸口を探る。
<目次>
  はじめに
序章 メルトスルーという新概念
 (1)未知の事象
 (2)〝冷温停止0のまやかし
一章 事故の真相とマークI型のリスク
 (1)冷却用海水ポンプとは
 (2)古い原発の深刻な問題
 (3)ディーゼル発電機の種類と配置
 (4)原発はタイムカプセル
 (5)自己破壊する圧力抑制室
 (6)縮小された格納容器
 (7)底に穴が空いている圧力容器
 (8)危険を秘めたタービン建屋
二章 福島第一原発の各号機の状況
不安定に安定している一号機
 (1)冷却機能の喪失
 (2)大気への放出
 (3)前代未聞の汚染水
 (4)耐震性と老朽化
格納容器の破損が最も深刻な二号機
 (1)爆発の有無
 (2)再臨界の恐れ
臨界が起きた三号機
 (1)格納容器の謎
 (2)使用済み核燃料プールでの爆発
 (3)禁断の議論
 (4)二つの事象が生じた
格納されていない炉心を抱えた四号機
 (1)一触即発の燃料プール
 (2)水素の発生
 (3)狭まるマージン
 (4)消えたクレーン
三章 廃炉と放射性廃棄物処理
 (1)核燃料取り出しという難題
 (2)石棺化はできない
 (3)再利用と増殖炉
 (4)実現せぬ最終処分場
四章 深刻な健康被害
 (1)チェルノブイリを超える大気中への放出量
 (2)外部被曝
 (3)内部被曝
 (4)放射性セシウム
 (5)放射性ストロンチウム
 (6)放射性ヨウ素
 (7)敷地外でも検出された超ウラン元素など
 (8)キセノンとクリプトン
 (9)汚染の広がり
 (10)日常対策
 (11)ずさんな食品管理
 (12)生体への悪影響
 (13)正しい情報と分析
五章 避難と除染の遅れ
 (1)初動体制の不備
 (2)避難勧告のミス
 (3)焼却による二次被害
 (4)地下水の処理
六章 原発の黒い歴史
 (1)軍産複合体制の呪い
 (2)各国の選択
 (3)次世代の原発
 (4)スリーマイル島事故の経緯
 (5)地元との関係
七章 規制と安全対策
 (1)原子力村
 (2)安全神話の束縛
 (3)作業員と安全管理
 (4)規制の機能不全
八章 脱原発に向けて
 (1)原発の安全コスト
 (2)政治的判断
 (3)発送電
 (4)再生可能エネルギー
 (5)エネルギー効率の工夫
 (6)日本の資源を生かすヴィジョン
  おわりに
  主要参考文献
私にとって人間的なもので無縁なものはない

私にとって人間的なもので無縁なものはない
私にとって人間的なもので無縁なものはない



米CBS「南相馬の除染風景」日本語字幕付/"Decon" in Fukushima by CBS (Jan.16,2012)

http://youtu.be/G6_07b-jUlM
字幕が表示されない場合は「cc」ボタンをクリックしてください。
2012年1月16日に米CBSニュースが伝えた南相馬の除染の模様に日本語字幕をつけました。
A news report by CBS news on January 16, 2012, about a decontamination effort in MInami-Soma, Fukushima Prefecture
除染した土の持っていき場がないからと、なんと、学校の校庭に穴を掘って、穴の中にいる人の背丈から見たら2m~3m位の深さでしょうか?
その中に黒いビニールの袋に入ったままの汚染土をギッチリと並べて埋めようとしています。


ふくしまで配られているチラシ、タイトル「福島県からの脱出が保護者の努めではありません」と脅かしている
http://twitpic.com/8b1du8/full
$私にとって人間的なもので無縁なものはない

安心・安全な安定した生活の設定を冷静に考えましょう
[子どもの放射線被曝と小児科学会]
1、県内の放射線が高い地域で生活していた、早期に避難できなかった子どもたちについて、3月末に行われた放射線ヨウ素の甲状腺への集積線量測定結果が明らかになりました。がん発症の可能性がある線量に達していた子どもはいませんでした
2、いわき市は年間1ミリシーベルトですが、福島市・郡山市は年間5ミリシーベルトですが、郡山に3月に降り注いだ放射線は全く危険な量ではなかったようです
3、地面に付着した放射性物質(ほとんどがセシウム)からの放射線(β線、γ線)が、現在の線量として表示されています。現在の量では将来の発ガン等に結びつかないとの見解が明らかにされつつあります
[今後の生活をどうすべきかについて・・特に放射性セシウムとの付き合い方]
1、地面の放射性セシウムは、超ホットスポット以外での外遊びは心配ありませんし、空気中の放射性物質はほとんど無いので窓開けも問題ありません。
2、食べ物として放射性セシウムはなるべく摂らないようにしたいものですが、もし食べても約80日の半減期で体外に排出されます。食べ物についての極度な制限は、むしろ栄養バランスの崩れにつながることが心配です。
[人のつながりと心身の健康を大切にして欲しい]
1、家族のつながり、特にお父さんのかかわりを大切にしてください。
2、避難生活をする場合、身近なゆかりある人とのつながりを大切にしてください。
3、今までの経済・保育・教育・医療・趣味のつながりを大切にしてください。
4、生活の場の移転や日常生活における過剰な移動などによる発生危険(身体的・精神的危険)が、放射線被曝による危険を上回ることがあることを認識してください
[健康診断]
たとえ大丈夫と思っても健康診断は定期的に受けることで、安心できるようにしましょう。

なんじゃこれは!!福島県民はモルモットか!!子供たちを守れ!!(`・ω・´)


福島第1原発2号機、新たに「温度計」3個故障か(福島民友)
http://www.minyu-net.com/news/news/0215/news6.html
 東京電力は14日、福島第1原発2号機の圧力容器底部の温度計故障とされる温度上昇の関連調査の結果、同号機でさらに三つの温度計に配線の断絶があると発表した。経済産業省原子力安全・保安院は同日、東電に対し温度上昇や故障の原因、原子炉圧力容器温度の代替計測手段などについて15日までの報告を求めたことから、新たな温度計の故障も保安院への報告に盛り込まれる見通し。
 東電によると、配線が断絶したのは、問題の圧力容器底部の温度計に加え、原子炉圧力容器上ぶたフランジ、制御棒駆動装置ハウジング上部、原子炉圧力容器ベローシールエリアの3カ所。これまでに突発的な温度上昇などが計測されているという。


神保哲生 原発関連ニュース 2012.02.21

http://youtu.be/6cW5NbdfPBs
TBSラジオ・Dig神保哲生さんと崎山敏也さんの原発関連ニュース。
関西電力大飯原発3号機と4号機のストレステストについて。

「班目発言」火消しに躍起 政府 再稼働の妨げ、懸念(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012022202000035.html
 原発の再稼働条件となる安全評価(ストレステスト)の一次評価に関して、原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長が「安全性の評価としては不十分」と発言したことを受け、関係閣僚は二十一日、火消しに追われた。「班目発言」が今後の再稼働判断の妨げになりかねないとの判断からだが、国民が不安視する再稼働をめぐって、政府内の発言は迷走している印象だ。 (関口克己)
 藤村修官房長官は同日の記者会見で、班目氏の発言について「再稼働は総合的に政治が判断する。班目氏も一次評価で再稼働を判断する政府方針を否定しないと言っている」と述べ、沈静化に躍起になった。
 政府は、再稼働の手続きについては(1)耐震性に余裕があるかないかを判断する一次評価を電力会社が行う(2)経済産業省原子力安全・保安院がそれを「妥当」かどうかを判断する(3)原子力安全委がその評価をチェックした上で、最終的に野田佳彦首相と関係閣僚が政治判断する-としてきた。
 チェック役を果たす立場の安全委のトップが、一次評価のあり方に疑問符を付けるとなれば、政府が目指す再稼働に向けた流れに「待った」がかかりかねない-。藤村氏は「安全を判断するのは保安院だ」と強調。細野豪志原発事故担当相も会見で「安全委は再稼働の可否のような実質的な判断をする機関ではない」と指摘し、再稼働に対する安全委の関与を薄めるかのような発言を繰り返した。
 政府が発言の沈静化を急ぐ一方で、再稼働への不安は強まるばかりだ。
 藤村氏が重視する保安院にしても、東京電力福島第一原発事故当時にトップを務めた寺坂信昭前院長は十五日に開かれた国会事故調査委員会で「(保安院の能力は)専門性や知見、習熟度において、米国などと比較すると十分でない」と述べており、保安院の判断に対する信頼は揺らいでいる。
 首相は昨年九月の所信表明演説で、再稼働の条件を「安全性を徹底的に検証・確認する」と掲げたが、その看板は色あせてきた。
 
原発再稼働の判断基準明示求める 西川知事、国の対応を批判(福井新聞)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/33225.html
 西川・福井県知事は22日の記者会見で、政府が停止原発の再稼働の前提としているストレステスト(安全評価)について原子力安全委員会の班目春樹委員長が1次評価だけでは不十分と発言したことなどに対し「政府の判断に脈絡がなければ立地地域も対応できない」と国の対応を批判。野田佳彦首相をはじめ政府全体で判断の基準を取りまとめ、地元に示すよう求めた。
 会見で知事は「政府にはさまざまな委員会や組織があるが、一つ一つがばらばらでは国民も理解できない。誠に遺憾な状況であり、腰を据えてきちっとした対応が必要」と不快感を示した。
 再稼働に向けては「政府の安全に対する精神、哲学をトータルとしてまとめた安全基準がなければならない」と指摘。県が求めている東京電力福島第1原発事故の知見を反映した暫定的な安全基準を早急に示すべきだとし「地元は汗もかき、骨も折っているつもり。真剣に応えてほしい。別に難しいことでも何でもない」と訴えた。 地元としての再稼働の判断に関しては「安全確保が基本」と重ねて強調した上で、停止の長期化により日本の経済、産業、国民生活に及ぼす影響を考える必要があるとし「政府はよく認識して対応すべきだ」と述べた。



【164】 好きな言葉...今日も朝 / 武田 邦彦

http://youtu.be/COkgF4xLaWI

【165】 知の侮辱(11) ... 野蛮人? / 武田 邦彦

http://youtu.be/CHxrMYXAdus

【167】 考える練習(2) 1年1ミリ問題 / 武田 邦彦

http://youtu.be/viosduG5j0I

【168】 情報短信 原発再開 ... 同じ不真面目さ / 武田 邦彦

http://youtu.be/TLyb0fxCy30

原発津波対策 道半ば 防潮堤、今年完成は3か所のみ(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0222/TKY201202210797.html
 東京電力福島第一原発事故を受け、国が全国の原発に求めた中長期の地震・津波対策のうち、防潮堤と水素爆発対策の整備が進んでいないことが朝日新聞の調べでわかった。防潮堤が今年中に完成するのは3カ所にとどまった。水素爆発防止対策を終えた原発はなく、多くが未着手。原発の再稼働の議論が進む中、根本的な対策は道半ばだ。
 福島第一原発は津波で非常用発電機などが浸水し、原子炉が冷却できなくなって大量の放射性物質が飛散した。事故後、経済産業省原子力安全・保安院は電力各社に緊急安全対策と過酷事故対策を指示した。
 今回、このうち整備に比較的時間がかかる(1)防潮堤やそれに相当する設備の設置・強化(2)水素爆発防止(3)空冷式の非常用発電機の新設――の中長期対策3点について、福島第一を除く全国17原発での整備状況を、各電力会社にアンケート方式で聞いた。
 防潮堤の新設やかさ上げ計画があるのは12カ所。このうち実施中は泊(北海道)、女川(宮城県)、柏崎刈羽(新潟県)、浜岡(静岡県)、志賀(石川県)、美浜、高浜、大飯(いずれも福井県)、島根(島根県)の9カ所で、東通(青森県)、東海第二(茨城県)、敦賀(福井県)が未着手だった。


2012年2月22日 検証!福島原発事故記者会見・日隅一雄・たね蒔き

http://youtu.be/hKn55PvOJ6k
検証!福島原発事故記者会見・日隅一雄
今夜は、去年3月11日の東京電力・福島第1原発事故の発生以来、東電や政府の記者会見に長く、出席し続けた弁護士の日隅一雄さんと、電話をつなぎ、お話を伺います。日隅-さんは、会見の中で感じたこと、疑問に思ったことなど、一冊の本にまとめ、先月出版されていますが、東電や政府の対応だけではなく、報道するメディアにも批判の矛先を向け-ています。番組では、そんな日隅さんに、いったい原発報道で何が問題だったのか?今後、国民はどうすればいいのか?などについて、忌憚のない意見を聞きます。

20120222 日本で原発事故"その時 アメリカは・・

http://youtu.be/pUvJWoY3cBA
2012年2月22日(水)放送
"日本で原発事故"その時 アメリカは...
史上最悪のレベルとなった、東京電力福島第一原発の事故。対応は適切だったのか、改めて問い直す、新たな資料がアメリカから公開されました。最も福島第一原発が緊迫したお-よそ1週間、アメリカは最悪の事態を想定しながら事故対応にあたっていたことが明らかになりました。


たね蒔きジャーナルで取り上げられたニュース・話題

クウェート 原発計画中止 福島事故受け昨年7月(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012022202000186.html
 【クウェート市=共同】日本などと原発開発協力を進めていた中東の産油国クウェートの政府機関研究員は二十一日、東京電力福島第一原発の事故を受けて昨年七月に原発計画の中止を打ち出したことを明らかにした。共同通信などの取材に答えた。
 東日本大震災による原発事故後、世界で原発停止の動きが出ているが、日本が協力を進めている国が中止を決めるのは異例。
 クウェートは二〇二二年までに四基の原発建設を計画。〇九年に原子力委員会が組織されたが、福島の事故から四カ月後の昨年七月、国家元首のサバハ首長が同委員会を解散する首長令を出した。
 原子力委員会の一部機能が移された「クウェート科学研究所」のオサマ・サエグ研究員らは「福島原発の事故後、『なぜ(危険な)原発が必要なのか』という声が国民の間で高まった」と背景を説明。狭い国土の中で放射性廃棄物の貯蔵場所をどこに設置するのかなどの問題もあったと指摘した。
 クウェートは原油資源を温存するために原発建設を計画。一〇年に日本や米国、フランス、ロシアと原子力エネルギーや原発の開発協力文書を交わしていた。
 福島の事故を受けてドイツ、スイスが将来の原発停止を決めたほか、イタリアも国民投票により、原発再開にストップがかかった。

福島事故、米国では80キロ圏避難検討 米原子力委が詳細議事録(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201202220169.html
【ワシントン共同=池内孝夫】米原子力規制委員会(NRC)は21日、東京電力福島第1原発事故発生直後に三つの原子炉の炉心溶融(メルトダウン)や、使用済み燃料プールから大量の放射性物質が漏れることを懸念するやりとりを記した約3千ページの内部文書を公表した。
 昨年3月16日の電話会議で、ヤツコ委員長は「最悪のシナリオはおそらく、三つの原子炉がメルトダウンすること。最終的に格納容器が壊れ、何らかの(放射性物質の)漏出が起きそうだ。漏れの規模を予測するのは難しい」と話した。また「風が東京に向かって吹いている場合、東京にどう影響が及ぶのか」と懸念する出席者に「現時点で(米国民の)退避範囲は、50マイル(約80キロ)でいこうと思うが、不確実であり、拡大する可能性はある」と答えた。
 東日本大震災の発生直後から、事態の深刻さをNRCが認識していたことを示す内容。メルトダウンの可能性を認めようとしなかった日本政府との危機意識の違いが浮き彫りになった形だ。
 12日には80キロ圏の米国民の避難勧告を検討していたことも文書から分かった。ヤツコ委員長は放射性物質の予測が難しい理由として「悪い状況にある使用済み燃料プールが六つもあり、プールが火災を起こすかもしれない」と指摘するなど、緊迫したやりとりが記されている。燃料プールの構造が壊れ、水がなくなっているとの懸念も示された。
 文書は、震災発生から10日間の内部での議論や電子メールのやりとりなどが中心となっている。
 
20120222 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

http://youtu.be/rIf6CaPgvzc


拡散希望
「原発のウソと真実」 小出裕章さん

http://ustre.am/:1lZYn
[録画] 小出裕章さん講演「原発のウソと真実」
[場所] 篠山市民センター・多目的ホール
[日時] 1月 26日 (木), 18:30 ~ 20:30
[場所] 篠山市民センター・多目的ホール
[主催] ひょうご丹波・憲法を生かす会/憲法たんば