I am also a hibakusha. 私もまた被爆者です。 | 私にとって人間的なもので無縁なものはない

I am also a hibakusha. 私もまた被爆者です。

Sad Eye Nuclear Test

http://youtu.be/hxMy9tJGe_U
水爆 ブラボー

I am also a hibakusha. 私もまた被爆者です。

この言葉はバーバラ・レイノルズさんの言葉です。

バーバラ・レイノルズさんは原爆の惨状に衝撃を受けて、反核・平和運動に一生を捧げた人です。

ワールド・フレンドシップ・センター
http://homepage2.nifty.com/wfchiroshima/japanese/index.html
歴史 - バーバラ・レイノルズさんの紹介
http://homepage2.nifty.com/wfchiroshima/japanese/history/historyofbarbara%20.html

各国巡り核廃絶・不戦訴え バーバラさんの足跡
http://www.chugoku-np.co.jp/hwpm/special/Hr04010104.html


地球上の隅々まで放射能で汚染されている・・だから私もまた被爆者である。

広島長崎への原爆投下、ビキニでの水爆実験による第五福竜丸の被爆。

そして、福島第一原子力発電所事故による日本内外の被曝。

四度繰り返された核の悲劇に、「I am also a hibakusha. 私もまた被爆者です。」の意識を持つことと共有が核廃絶への一歩であると私は思います。


@cohalubi こはる。(ばいばい原発)
http://twitter.com/#!/cohalubi/status/145415549462134784
バーバラ・レイノルズ「I am also a hibakusha(私は被爆者です)」核が蔓延している世界。誰一人被爆していないものはいない。誰もが当事者。この意識が核廃絶への一歩。「被爆」と「被曝」の経験のある日本がもっと深刻に考えなければならない。

隠された被爆 ~残留放射線の闇~1/3

http://youtu.be/ihI08Cbcs-E

隠された被爆 ~残留放射線の闇~2/3

http://www.youtube.com/watch?v=siilYCalCK4&feature=related

隠された被爆 ~残留放射線の闇~3/3

http://youtu.be/_X9rkoWY5m4

(´・ω・`)


(`・ω・´)
政府、きょう冷温停止宣言 事故発生から9カ月(電気新聞)
http://www.shimbun.denki.or.jp/news/main/20111216_01.html
政府はきょう16日、東京電力福島第一原子力発電所の冷温停止状態の達成を宣言する。福島第一原子力発電所は、冷温停止の条件である圧力容器底部温度100度以下と敷地境界線量年間1ミリシーベルト以下を達成済み。この状態を3年程度維持するための施設運営計画も、経済産業省原子力安全・保安院と原子力安全委員会が妥当と評価した。今後は使用済み燃料プールからの燃料搬出、原子炉内の溶融燃料取り出しなど廃炉に向けたステップに入る。

首相、「事故は収束」
汚染水漏れ、炉心状態不明のまま(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-12-17/2011121701_02_1.html
 野田佳彦首相(原子力災害対策本部長)は16日記者会見し、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の未曽有の事故について「原子炉は『冷温停止状態』に達し、事故そのものは収束に至ったと判断できた」として、事故収束に向けた工程表の「ステップ2」完了を宣言しました。東電の西沢俊夫社長も政府・東電の統合会見で「事故の収束がはかられた」と述べました。
 野田首相は「原子炉の安定状態が達成され、大きな不安は解消した。廃炉に向けた段階に移行する」と述べました。一方、「事故とのたたかいは終わったわけではない」として、除染や住民の健康管理、賠償に全力を挙げると強調しました。
 3月11日の地震で3基の原子炉は炉心溶融(メルトダウン)を起こし、事故から9カ月たった今も、溶けた燃料の状態がわからない上、放射能汚染水は増え続け、放射性物質の外部への放出も止まっていません。避難した住民が戻るめどもたってはいません。避難した住民や専門家からは、“これで事故が収束したといえるのか”“現実をみていない”と疑問や批判の声があがっています。
 しかし、政府は、原子炉圧力容器底部の温度が100度以下であることや、原子炉建屋上部からの放射性物質の放出が1~3号機合わせて1時間当たり6000万ベクレルと見積もり、それによる被ばく線量が原発敷地境界で今後、年間1ミリシーベルトを下回るとして、「冷温停止状態」「事故収束」を宣言しました。
 政府・東電は4月17日に事故の収束に向けた目標や課題などを示した工程表を初めて発表。当初、来年1月だった「冷温停止状態」の目標時期を、9月になって年内に前倒ししました。
 東電は「冷温停止状態」達成後から約3年間の中期的な安全対策について策定。放射能の放出抑制、原子炉や使用済み燃料プールへの注水と冷却の維持、水素爆発や再臨界の防止、高濃度放射能汚染水の処理などを盛り込んだ計画を経済産業省原子力安全・保安院に提出し、同院などが妥当と評価しています。
 今後、使用済み燃料の取り出しを2年以内に始めるなど廃炉へ向けた工程表を発表することにしています。

 「冷温停止状態」を達成したとの判断のもと、政府は同原発から半径20キロ圏内の警戒区域と、年間放射線量が20ミリシーベルトを超える計画的避難区域を新たに3区域に再編する検討に入りました。近い将来の帰宅が可能な「解除準備区域」(年間放射線量20ミリシーベルト未満)、数年間居住が難しい「居住制限区域」(20ミリシーベルト以上~50ミリシーベルト未満)、数十年間帰宅できない可能性がある「帰還困難区域」(50ミリシーベルト以上)とする方向で調整しています

@uesugitakashi 上杉隆 / Takashi Uesugi
https://twitter.com/#!/uesugitakashi/status/147605149341335552
【速報】 野田宣言なう。 「福島県民は放射能に勝てる。世界人類のため福島で済み続けよう!」

@uesugitakashi 上杉隆 / Takashi Uesugi
https://twitter.com/#!/uesugitakashi/status/147606006921314306
【速報2】 野田首相は東京電力福島第一原発事故由来の放射能は、「18歳以上には被曝せず、福島県外には飛ばず、汚染された食品をすべての核種でチェックできる」と宣言しました。

@kikko_no_blog きっこ
https://twitter.com/#!/kikko_no_blog/status/147647572176158721
「福島県民は放射能に勝てる。世界人類のため福島で住み続けよう!」 というのは、野田首相が実際に発言したわけではなく、首相の事故収束宣言を聞いた上杉隆さんが皮肉をこめてツイートしたもので、それをリンク先のブログの方が実際の発言だと思い込んでしまった、というのが真相のようです。

20111216 福島第一原発「事故収束」を宣言

http://dai.ly/tAbDA0
報道ステーションより。今日、原発事故に関して、政府はあたかも事故が収束したかのような宣言がありました。これに関してははなはだ疑問があります。そこで元GEのエンジニアである佐藤暁さんに政府会見を見てもらい、どうなのか話をうかがいました。

冷温停止の意味
冷温停止
http://www.rist.or.jp/atomica/
原子力発電所において、原子炉モードスイッチが「燃料取替」または「停止」位置にあり、かつ、原子炉内の水の温度が100℃未満の状態。継続的な安定冷却が保たれた原子炉は放射性物質が放出されない。
原子炉稼働中の300℃近い水温を、制御棒を挿入し、炉内に冷却水を循環させることで100℃未満にする。

小出裕章:『冷温停止』について(再掲)

http://youtu.be/Cw_hy7p8rrY

9月8日 冷温停止の嘘?小出氏の解説 TOKYOFM TIMELINE(再掲)

http://youtu.be/Ctpx3RVUnUY

政府の福島第1原発の冷温停止宣言・・
アッと驚く為五郎・・!!(`・ω・´)


アッと驚く為五郎 - ハナ肇とクレイジー・キャッツ

http://youtu.be/kt4B1bXua-M

冷温停止に「非常に満足」=普天間移設実現目指す-米国務副長官(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011121600876
 来日中のナイズ米国務副長官は16日、都内の米大使館で会見し、東京電力福島第1原発原子炉の冷温停止状態達成が宣言されたことについて、前日に玄葉光一郎外相から見通しを伝えられていたことを明らかにし、「復旧に向け、日本政府は正しい選択をしたと非常に満足している」と述べた。その上で、「除染作業では、米政府や多くの米企業が支援を申し出ており、日本側と緊密に連携しながら取り組んでいけると信じている」とし、除染作業への協力に前向きな姿勢を示した。
 一方、在沖縄海兵隊グアム移転費の予算計上が米議会で却下されたことに関し、「日米両国は(グアム移転とセットとなった)米軍普天間飛行場移設を望んでいる。米軍再編計画に基づき、普天間移設は課題を乗り越えて遂行されると確信している」と述べ、引き続き現行計画の下で早期実現を目指す考えを強調した。

福島第一原発の冷温停止宣言、「安全になったわけではない」と米専門家 CNN
http://www.cnn.co.jp/world/30004950.html
(CNN) 日本政府は16日、東京電力福島第1原子力発電所の事故について、原子炉の「冷温停止」を宣言する見通しだ。これは原子炉が一定期間、100度以下の温度を保っている状態を示す。
冷温停止の宣言は1つの節目ではあるが、チェルノブイリ以来最悪となった原発事故の事後処理には、恐らく数十年という年月を要すると専門家は予想する。東京電力の西沢俊夫社長はCNNの取材に対し、まだ終わったというには程遠く、これから先も長期にわたる作業が続くと語った。
米国で原発の運営にかかわった専門家のマイケル・フリードランダー氏は「原子炉が現在のような状態にある中で冷温停止を宣言するのは、現状に対して正当とは言えない。現在の状態が6月に比べて安全になったわけではない」と指摘する。
同氏の予想では、来年には燃料棒を取り出す作業に着手できるかもしれないが、原子炉格納容器に到達できるようになるまでは最大で10年はかかる見通しだ。
1979年にメルトダウン事故を起こした米スリーマイル島原発で事故処理に当たったジャック・デバイン氏は福島第1原発について、今後も危険を伴う集中的な作業を要するが、冷温停止によって政府にとっての懸念材料は1つ減ると指摘。原子炉の冷却のためにこれまでのような大量の水を使う必要がなくなれば、汚染された冷却水をめぐる不安も解消されると解説する。ただし「劇的な違いは生じないだろう。ただ徐々に変化が積み重なり、事が容易になっていくだろう」と話している。

Japan May Declare Control of Reactors, Over Serious Doubts
(The New York Times)
http://www.nytimes.com/2011/12/15/world/asia/japan-set-to-declare-control-over-damaged-nuclear-reactors.html?_r=2&partner=rss&emc=rss
$私にとって人間的なもので無縁なものはない

「この状態が本当に冷温停止なのか?!」星の金貨 より
http://kobajun.chips.jp/?p=1494
巨大地震と巨大津波が福島第一原発の冷却システムを壊滅させ、3基原子炉がメルトダウンを引き起こしてから9カ月、日本政府は間もなく暴走する原子炉を、ついに再び制御下に置いた、と宣言することになっています。
しかし宣言以前から、専門家からの数々の深刻な疑問に直面しています。
12月16日 金曜日、野田首相に率いられる災害対策委員会は、損傷した3基の原子炉が『冷温停止』しているとする発表を行うかどうか、投票を行いま す。
冷温停止という専門用語は、炉心の燃料棒が『無傷で』安定している状況を意味します。
多くの専門家は、もし発表が行われるとすれば、それは原子力発電所の冷却システムの修理を完了し、年内に冷温停止を実現するとしてきた政府発表の、つじつま合わせのために過ぎないと指摘します。
委員会が冷温停止を宣言するならば、次なるステップとして冷却水プール近くに融け落ちている燃料棒を安全な場所に移し換えた後、原子炉そのものを開くことができるはずです。
しかし専門家は、国民の間で膨れ上がる事故に対する怒りを抑え込むため、ただそのことのためだけに達成宣言を行い、そのため依然として脅威の残る原子炉の安全問題から、人々の注意を逸らしてしまうのではないか、と危惧しています。
懸念の一つは、3月11日 の巨大地震に続く大きな余震によって、事故後急いで建設した応急設備の冷却システムが破壊されてしまう恐れがある、というもので、これは 多くの地震専門家が可能性が大きいと指摘しています。
専門家はさらに、冷温停止宣言は、炉心の燃料棒が単メルトダウンしているだけでなく、原子炉格納容器の底を突 き破り、土台のコンクリートの中まで貫通してしまっている深刻な状態についても、それが安定した状態である、との誇張された印象を与えて しまう恐れがあるとも、指摘しています。
「政府が望んでいるのは、すべてが今年中に制御可能な状態になり、人々を安心させることです。」
九州大学原子力工学の工藤和彦教授は語ります。
「しかし私が本当に知りたいことは、この宣言ができる状態になっているのか、という事実なのです。」
おそらくは印象をあいまいにするために、日本政府は3基の損傷した原子炉が『冷温停止』状態であると発表する際、漠然とした表現を行うことになっています。
政府側の専門家は事実、原子炉の温度は水の沸騰点を下回る温度に保たれ、融け落ちた核燃料も核連鎖反応は起こしておらず、再び制御不能になる程温度が上昇することは無い、と言ってもよい状態であると主張します。
そして本当に、この専門家たちは東京電力が損傷した原子炉の制御機能の回復を達成した、という事を信じています。
彼らはアメリカ、フランス、日本の各企業の応援のもと、急場をしのぐため建設した冷却システムが、炉心および格納容器の外に溶け落ちた燃料の冷却を達成していると主張しています。
これらの専門家はさらに、損傷の激しい1号機を覆うため新たに建設された建屋が、大気中への放射性物質の拡散を止めている、とも主張しています。この建屋は3月に水素爆発によって破壊され、北日本及び東日本一帯に危険な放射性物質をまき散らす結果をもたらした、3つの建屋のうちのひとつです。
それでもなお、専門家は冷温停止状態の原子炉の定義とは、原子炉格納容器の扉を開け、原子炉内の核燃料を取り出すことができる、その安全が保たれている状態のことである、と指摘します。
これに対して福島第一原発の場合は、損傷した原子炉から溶け落ちた核燃料を取り除くことに着手するまで3年とみている政府の目論見を、はるかに超える年月を必要とするであろう、とも指摘します。
こうした事実は、冷温停止と宣言することは人々に誤解を与えるだけであり、実際の状態よりも福島第一原発がより安全な状態に近づいていると思い込ませてしまう、と複数の専門家に言わせるにいたりました。
「福島第一原発の損傷中の原子炉のようなものを、冷温停止と主張することは全くふさわしいことではありませ ん。」
インターナショナル・アクセス社の原子力技術顧問の中野ノボル氏が指摘しました。
事実、専門家はこのように指摘します。
メルトダウンを起こし損傷した核燃料棒は、数十年間たっても未だ取り除かれてはいません。チェルノブイリ事故 の場合、ソ連当局は1986年の爆発の後、ただ単にコンクリートの石棺で覆う作業をしただけでした。
一部の専門家は、冷温停止の宣言は、緊急を要する現在進行中のさらなる放射能汚染の問題から、目を逸らさせるためのものである、と指摘します。
特に問題なのは、太平洋に近い破壊された原子炉ビルディングの基礎部分、または地下の銀製のタンクに貯まっている90,000トンの汚染水の危険性です。
「現時点で私が非常に心配しているのは、原子炉内で起きている汚染汚濁の進行です。」
と、サンディエゴ州立大学の核物質保管制御の専門家マレイE.ジェニックス氏が語りました。
彼自身は現在は事故起こしで核分裂の副産物である放射性キセノンが検出されたとしても、3月の事故以来放射性崩壊が十分に進行していることを考慮すれば、それが核分裂が再び始まっていることを警告するものとは考えにくい、と語りました。
別の専門家は異論を唱えます。
前述の九州大学の工藤教授は原子炉を開いて中の燃料の状態を確認するまでは、再臨界として知られる現象である核分裂が再び始まった可能性を除外することはできない、と語りました
しかし教授やそのほかの専門家がもっと心配しているのは、もう一度巨大地震、あるいは津波が襲えば、間に合わせの冷却システムは破壊されてしまう恐れがあるという点です。
彼らが特に問題視するのは、この冷却システムは耐震基準に沿って建設されたわけではなく、1.5マイル(3.8km)以上をゴムホースで連結した浄化装置やその他の脆弱な機器に依存している点です。
「再び地震と津波が一緒にやってきたら、福島第一原発はすべてを一からやり直すことになります。」
工藤教授は指摘します。「この状態を本当に『冷温停止』と呼べるのですか?」
ニューヨーク・タイムズ 12月14日


クローズアップ2011:「冷温停止」きょう宣言 除染、厳しい現実 モデル事業、進まず(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111216ddm003040131000c.html
私にとって人間的なもので無縁なものはない
 東京電力福島第1原発事故で、政府は「原子炉が『冷温停止状態』になった」として、16日、事故収束に向けた工程表の「ステップ2」の達成を宣言する見通しだ。避難住民の帰宅に向けてカギとなるのが除染だ。国や自治体は除染を本格化させる方針だが、放射性物質を含む廃棄物の一時的な保管場所の「仮置き場」の選定が難航し、モデル事業さえ進んでいない。本格的な積雪シーズンを前に、山林周辺の除染など、課題が山積している。【神保圭作、藤野基文、澤本麻里子】
 今月4日、警戒区域にある福島県大熊町役場で、白い防護服の作業員が、高圧洗浄機を使って屋上の床面を洗い、前後の放射線量を計測していた。効果的な除染方法を探るため、11月に始まった国のモデル事業だ。
 事業委託先の日本原子力研究開発機構によると、2メートル四方の床面を水で10分間洗った後の表面の放射線量は、毎時約16マイクロシーベルトから約8マイクロシーベルトに下がった。他にも洗浄時間や水の温度を変え、ブラシを併用するなど、複数の方法を試した。
私にとって人間的なもので無縁なものはない
 「放射性物質をなくす方法はない。いろいろ試しながら、効果的に放射線量を下げる方法を見つけるしかない」(環境省幹部)と、手探りの状態が続く。
 放射線量が高い警戒区域(楢葉町は全域)と計画的避難区域は、放射性物質汚染対処特別措置法に基づき、国が直轄して除染する。来年1月からは道路や電気などのインフラ施設を除染し、3月には本格的な除染に入る方針だ。
 国はモデル事業の対象となった12市町村で除染作業を行う予定だが、実際に始まったのは大熊町や田村市、川俣町、川内村、葛尾村の5市町村だけだ。
 ◇仮置き場ネックに
 遅れの背景には、個人の敷地への立ち入りの同意をとるのに時間がかかることや、仮置き場の選定に住民の了承が得られないことがある。
 浪江町は今月9日、仮置き場に予定している地域の住民向けに説明会を開いたが、合意は得られなかった。国は仮置き場での保管は、同県内に設置する「中間貯蔵施設」に保管するまでの3年程度との方針を示している。しかし、住民からは「仮置き場がそのまま中間貯蔵施設になってしまうのではないか」との不安の声が上がった。また、長引く避難生活に「何年で帰宅するための除染か、目標を示してほしい」「帰れるのか帰れないのか、はっきりしてほしい」と、除染自体を疑問視する意見も出たという。
 一方、双葉町はモデル事業自体の実施を見合わせた。町の担当者は「本当に効果があればいいが、家の中を完全に除染するのは不可能ではないか。技術が確立されていない状況で膨大な経費を使うことに同意できない」と説明する。
私にとって人間的なもので無縁なものはない 
◇山林作業、積雪の壁
 原子炉の冷却が安定したとして、今年9月末、緊急時避難準備区域が解除された福島県川内村。3カ月たっても村民は一人も帰宅していない。除染が進んでいないためだ。中心部の空間放射線量は毎時0・2マイクロシーベルト前後だが、一部が警戒区域にかかる東側の地区は同1~2マイクロシーベルトなど、ドーナツ状に線量が高い。
 問題は村の9割を占める山林(約1万7000ヘクタール)の存在だ。10月末に小中学校や保育園を除染したところ、校庭の中央より、山林に近い敷地の方が放射線量が下がりにくい傾向にあった。村の担当者は「周辺の山林の影響ではないか」と話す。
 独立行政法人「森林総合研究所」(茨城県つくば市)の荒木誠・研究情報科長によると、スギなど常緑針葉樹林の枝葉には、原発から放出された多くの放射性セシウムが付着している。民家周辺の落ち葉の回収や枝打ちで線量を低下させても、周囲の木から放射性物質が降り注ぎ、汚染された土砂が流れ込むなどして、再び空間線量が上がる恐れがある。
 環境省は今月14日、ガイドラインで「落ち葉などの除去は、林縁から約20メートルの範囲が効果的」と示したが、本格的な積雪を前に、村の担当者は「20メートルは広い。山林に降り積もった雪を払いながらの作業では、大幅に遅れてしまう」と心配する。
 村役場は福島県郡山市に移転。約3000人の村民のほとんどが県内の仮設住宅などで暮らす。遠藤雄幸村長は「来年3月末に(警戒区域以外は)村民の帰宅を完了させたい。避難の長期化で、村民の気力が失われるのが怖い」とあせりをみせる。
 ◇セシウム再流入も
 福島県の面積の7割を山林が占め、山林周辺での効率的な除染は大きな問題だ。山内知也・神戸大教授(放射線計測学)は福島市小倉寺の神社の境内の階段下で空間線量を計測。6月に毎時7・7マイクロシーベルトだったのが、9月には同21マイクロシーベルトに上昇していた。土壌も6月に1キロあたり4万6000ベクレルだったが、9月には同23万ベクレルに上がった。
 6月以降、原子炉からの放射性物質の飛散量は減っており、山内教授は「山林にたまった雨水や土砂が境内から階段下に流れ込んだとしか思えない。山林に囲まれた民家でも同じ。除染しても山からセシウムが流れ込む。住居地域と山林の間に水路や壁を作って隔離するか、無理なら移住するしかない」と話す。

神保哲生 野田総理記者会見 2011.12.16

http://youtu.be/GAuJ02qfdSA

【ステップ2完了】大丈夫か「収束宣言」(12月17日)福島民報
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4127&mode=0&classId=&blockId=9916333&newsMode=article

神保哲生 Dig原発関連ニュース 2011.12.13

http://youtu.be/N_uXZIM-JME

福島ゴルフ場の仮処分申請却下=「営業可能」と賠償認めず-東京地裁
(時事通信)再掲
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201111/2011111400849&g=soc

神保哲生 「裁判所の責任を問う」 2011.12.13

http://youtu.be/RY1wHhY_KOU
オンザウェイジャーナル神保哲生「裁判所の責任を問う」。
裁判所が持つ国民に対する影響の大きさに対して、
裁判所が責任を取る、または取らせる方法がほとんどない事は
日本の司法制度の欠陥ではないのか?
原発に対する訴訟はほぼ100%敗訴となっていることが
今の福島原発の事故につながったのではないか?
検察・警察の強引な取調べが行われるのは裁判所が認めているからと言えるのではないか?
裁判所はどうあるべきなのだろうか。


武田邦彦教授 ガリレオ放談 第9回自然放射線と人工放射線.m4v

http://youtu.be/yQYcHfRu4Hg

武田邦彦 読者のご質問に答えて 2011 12 14

http://youtu.be/tC4ey6MCIks

武田邦彦 「安心して農作物を出荷する方法」 2011.12.15

http://youtu.be/KGgCWr06Cw0

福島への放射性セシウム降下、45都道府県合計の47倍(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1214/TKY201112140641.html
 東京電力福島第一原発の事故で大気中に放出された放射性セシウムについて、文部科学省は14日、事故後4カ月間で福島県に降った積算値は1平方メートルあたり683万ベクレルだったと発表した。文科省は先月、宮城、福島を除く45都道府県の積算値を発表したが、最も多かった茨城県(4万801ベクレル)の168倍で、45都道府県の合計値(14万4446ベクレル)の47倍に相当する。
 各地の衛生研究所などで容器にたまったちりからセシウム134と137を測定した3~6月の積算値。福島県は震災の影響で分析が遅れていた。測定地は第一原発のある大熊町。683万6050ベクレルのうち94%が3月に集中しており事故直後の深刻さがうかがえる。事故前にも大気圏内核実験による降下物などがあるが、福島県の09年度の積算値は0.044ベクレル。

2011年12月15日 山本太郎がみたチェルノブイリ・たね蒔きジャーナル

http://youtu.be/REqrRXaKA_w
俳優・山本太郎がみたチェルノブイリ
SPウィーク、シリーズ「いま、言っておきたいこと」4日目。今夜は、脱原発運動の"旗手"ともいえる俳優の山本太郎さんに、MBSの東京支社スタジオに来ていただき、話-を聞きます。山本さんは先月末から、チェルノブイリ事故の影響を受けた地域を描くドキュメンタリー映画撮影のためヨーロッパ入りしていて、昨日帰国したばかりです。現地では事故の影響を受けたベラルーシや、脱原発運動の盛んなドイツなどを見てきたということで、世界の原発問題の「今」に迫ります。


土佐沖カツオにセシウム(高知新聞)
http://www.kochinews.co.jp/?nwSrl=283306&nwIW=1&nwVt=knd
県は15日、土佐湾沖のカツオから放射性セシウムを1キログラム当たり2・17ベクレル検出したと発表した。1975年の調査以降、過去最高。国の暫定基準値(500ベクレル)の230分の1で、県漁業振興課は「ごく微量で、食べても健康への影響はない」としている。

2011年12月16日海からみた原発の危険(1)いま何が起きているのか・たね蒔き

http://youtu.be/H4Qm83hz-NM

水産物の放射性物質調査の結果について~12月16日更新~水産庁
http://www.jfa.maff.go.jp/j/sigen/housyaseibussitutyousakekka/index.html


Voice (111215)

http://youtu.be/3vPwIUYBNeE
小出裕章先生のお話 via東京FMクロノス(111215)
「原発はいらない理由」

原発推進、柏原氏3選 上関町長選(山口新聞)
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2011/0926/1p.html

たね蒔きジャーナルで取り扱われたニュース

50ミリSv超は長期帰還困難 住民避難区域で政府検討(福島民報)
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=21096&mode=0&classId=&blockId=9915680&newsMode=article
 東京電力福島第1原発で事故収束の工程表の「ステップ2」が終了した後、政府が住民避難区域を見直し、年間の放射線量が50ミリシーベルト以上を長期間帰還が困難な区域とする方向で検討していることが14日、分かった。
 原発から20キロ圏内で一般の立ち入りを禁止している「警戒区域」と年間線量が20ミリシーベルトに達する恐れがあるとして設定した「計画的避難区域」を、線量に応じて3区分に再編し、20ミリシーベルト以上50ミリシーベルト未満は「居住制限区域」、20ミリシーベルト未満は解除の「準備区域」とする。

【「なぜ収束」課題山積】ステップ2完了 除染手つかず 避難いつまで、住民ため息
(福島民報)
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/12/post_2782.html

未だにSPEEDI(スピーディ)を隠そうとする文部科学省・小出裕章(再掲)

http://youtu.be/ScfEFUePEYw

三宅島火山性ガスの拡散予測シミュレーション SPEEDI 3Dアニメーション(再掲)

http://youtu.be/nU7UlvWhzP0

県の放射性物質拡散予測に5つの問題点(滋賀報知新聞)
http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0008612

20111214 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

http://youtu.be/WLYOXWsPCTM

東電社員を「除染活動推進員」に=環境省(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011121500249
 環境省は15日、東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質の除染活動を進めるために創設した「除染活動推進員」に、東電社員36人を任命した。陸上自衛隊が今月上旬から福島県内の警戒区域などで行っている除染作業に協力するほか、国や地方自治体に対する技術支援などに当たる。推進員の任期は2年間で無給。

大阪府、独自のがれき処理基準 来春受け入れ目指す(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1214/OSK201112140046.html
大阪府は14日、東日本大震災で発生した岩手県の災害廃棄物(がれき)の受け入れに向け、専門家による検討会議で国基準より厳しい放射性物質の処理基準をまとめた。府は来年4月からの受け入れをめざし、今後、大阪湾への埋め立てを軸に具体的な処理策を検討する。
 松井一郎知事は同日朝、「府民の健康に被害がないという範囲であれば、被災地のみなさんを日本中で支えていかなければ」と語り、放射能汚染の影響がないと確認されれば、がれきの受け入れを容認する考えを示した。
 府の専門家会議では、岩手県から府に運び出す廃棄物について、放射性セシウムの基準値を1キロあたり100ベクレル以下のものに限るとした。また、府で埋め立て処分が可能な焼却灰の放射性セシウムの基準値を国の「1キロあたり8千ベクレル以下」より厳しい「1キロあたり2千ベクレル以下」とする。

セシウムスギ花粉移行1/10 来春の飛散「心配なし」(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011112802000032.html
首都大学東京大学院(放射線安全管理学専攻)の福士政広教授(55)が今月、東京都内のスギを調べたところ、福島第一原発事故で、葉に付着した放射性セシウムが花粉に移る割合は十分の一程度だった。来春、花粉が舞っても、健康被害の心配はないという。
 スギの葉に付着した放射性セシウムは、一部が木の内部に入り、内部を伝って新葉や花に移る。花粉の中にも放射性セシウムは含まれることになる。
 福士教授は今月三日、奥多摩町の山林で、スギ花粉約四十ミリグラムを採取して分析。古い葉に付いた放射性セシウムは一キログラム当たり九三六ベクレルだったが、花粉は九四ベクレルだった。
 この花粉が空気中に飛散し、人が外にいて一時間花粉を吸い込んでも、内部被ばく線量は〇・〇〇〇〇〇一マイクロシーベルト未満。計算上、福島第一原発に近い福島県川俣町で六月、同一七万七六〇〇ベクレルが葉から検出されたスギの花粉でも、一時間当たりの内部被ばく量は約〇・〇〇〇〇一三マイクロシーベルトにとどまるという。福士教授は「新たな飛散がなければ、花粉の放射性セシウムの濃度は年々低くなるだろう」と推測している。

20111215 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

http://youtu.be/eU8N0Kw2YuQ



20111216 内部被ばくの実態を探る

http://dai.ly/vewEMo


牛乳は25年たった今も要注意です ウクライナ医学博士が警告 (日刊ゲンダイ)
http://gendai.net/articles/view/syakai/134219
 福島第1原発事故から9カ月たったが、不安は尽きない。最も心配なのは、健康被害がいつ、どのように出てくるかだ。
「被曝(ひばく)の影響と証明されている甲状腺がんも、一気に増えたのではありません。事故から3~4年後に増加しています」
 こう言うのは、「ウクライナ放射線医学研究センター」の医学博士エフゲーニャ・ステパノワ氏。チェルノブイリ原発事故から25年間、現地の子供たちを診てきた。
「病気が出るまでには潜伏期があります。大人も子供も、まず胃腸に影響が出る。体内でセシウムを受け止める最初の臓器だからです」
 福島第1原発をめぐっては、吉田昌郎前所長の「食道がん」と放射性物質の因果関係が取り沙汰された。公式には「被曝と関係ない」といわれているが、分からない。
 放射性セシウムは、消化器の粘膜に直接影響を与えるという。大量に取り込んでしまうと、悪さをし始めるのも早いのだ。
「原子炉事故では、放射性物質と同時に有毒物質も出ている。多くの人が避難も経験し、ものすごいストレスを受けています。何が原因なのかハッキリさせるのは難しい。ただ、放射線の影響がない地域に住む子供と比べると、病気にかかる頻度は高い。被曝した子供のうち、健康だという子供の数は減っています」
<がんが増えるのは3~4年後>
 汚染度555キロベクレル/平方メートル以上の区域に居住していた子供と、汚染の少ない地域の子供を比較すれば、違いは明白だ。
 血液系障害は2.5倍、肝臓組織の筋腫化は2.3倍、呼吸器疾患は2.0倍、免疫障害は1.8倍、自律神経血管機能障害は1.52倍というから恐ろしい。こまめに診察を受け、早期発見につなげる仕組みが必要だ。
 日本では米、肉、魚、加工品と次から次に放射性物質が検出されている。その影響も気がかりだ。
「ウクライナでは、事故当時からずっと警戒されている食べ物があります。牛乳です。子供の内部被曝の80%は牛乳です。原子炉から放出された放射性物質は雨で土壌を汚染する。そこに生えた草を食べた牛の牛乳から人間が摂取してしまうのです。もちろん、肉も注意が必要ですが、次に危ないのはキノコ。放射性物質を土壌から吸い取るスポンジの役割をしてしまうのです。用心すべきでしょう」
 恐ろしいのはこれからだ。

チェルノブイリ事故の子どもへの健康影響における研究の第一人者であり、事故前はロシアの小児科医でもあったウクライナ放射線医学研究センターのステパノワ医学博士の来日-初講演。

ウクライナ放射線研究センター・ステパノワ博士講演

http://youtu.be/e-RiD2cP6SY

ウクライナ放射線医学研究センター・ステパノワ博士講演(質疑応答)

http://youtu.be/SaL834K3LFk
「年間20ミリシーベルトという放射能基準は安全なのですか?」
「避難はいけないことですか?」
「チェルノブイリの事故で、福島の子供たちと同じ程度の放射線を浴びた子供たちには何が起こったのですか?」
そんなさまざまな質問に、チェルノブイリ事故の子供への健康影響における研究の第一人者であり、事故前はロシアの小児科医でもあったウクライナ放射線医学研究センターのス-テパノワ医学博士が答える。