「髪はなぜ傷むのか?大きな原因4つ。」
のつづきです。
<ヘアカラー、パーマによる、化学的ダメージ>
カラーリング、パーマなど、薬剤を使うことで起こるダメージ。
アルカリ剤、還元剤の成分で、髪の内部の栄養分が流出してしまう。
「ヘアカラーやパーマって、髪にどんな負担がかかるんだろう?」
と思ったことはありませんか?
実は、カラーとパーマでは、ダメージの種類が違います。
パーマは髪の内側(コルテックス)にダメージが発生し、
カラーリングは髪の外側(キューティクル)へのダメージが大きいです。
<パーマによるダメージ>
パーマによるダメージは、
<アルカリ剤>、そして<還元剤>が大きく影響しています。
髪は、基本的にタンパク質で構成されています。
そのタンパク質を、薬剤の力で曲げることで髪に負担がかかるのです。
影響としては、髪の内部に隙間ができやすくなり
間充物質(タンパク質同士をくっつけているもの)が流失しやすくなります。
<カラーリングによるダメージ>
髪は「キューティクル」という、薄い細胞の層で覆われています。
一番、外側の部分ですね。
カラーリングは、このキューティクルを<アルカリ剤>で開かせます。
その後、髪の内部の<メラニン色素>を脱色させ、ヘアカラー剤の色素を入れて発色させます。
・キューティクルを開く、<アルカリ剤>
・メラニン色素を脱色する<ブリーチ作用>
主にこれらが原因で、カラーリングによるダメージは起こります。
カラーリングやパーマで、全く髪を傷ませないということは、難しいです。
ですが、これらダメージの原因を最小限に抑えることは、可能です。
hair salon travis スタイリスト。
顧問美容師として、ヘアスタイルプラン、ケア提案など、お客様の美のパートナーを目指します。
トラヴィス メディアマネージャーを担当。
散策と甘いものが好き。