日本はこうして世界から信頼される国となった~わが子へ伝えたい11の歴史 | 松岡隼人オフィシャルブログ「てらブロ」Powered by Ameba
 今日は、最近先輩からご紹介いただいた本の紹介です。
佐藤芳直著「日本はこうして世界から信頼される国となった~わが子へ伝えたい11の歴史」

 内容は、
先祖が築き上げてくれた歴史から私たち大人は何を学び、どのようなかたちで次の世代へ語り継いでいけばいいのか。
ペリー来航、吉田松陰、エルトゥールル号遭難、日露戦争、日米戦争、特攻、新幹線など教科書では詳しく教えられない11の歴史を通して、私たちの先祖の生き方とは何かを見つめ直す、新たな日本人論。

 日本人の多くはどしても自虐的な歴史観を持ちがちですし、私も実際そういう歴史教育を受けてきたと思います。間違っても、私たちの祖先はとても素晴らしく世界から尊敬されている。だから、君たちも日本民族に誇りを持ち、世界を引っ張って行ってほしい。なんてことは、学校では言われなかったと思います。
 歴史もですが最近特に思うのが、若者はかわいそう、子育ては大変だという社会の風潮です。人吉市だけかもしれませんが、子育ては大変ですよね、困っていますよねという前提にもとずいた施策を打とうとしているように感じます。子育てや教育に対して当事者が自虐的になるようなアプローチがとても多いと思います。私たちは大変なんですか?私たちは子育てに困っているのですか?私たちはかわいそうなのですか?と逆に聞きたい。
このような風潮も特に戦後教育の弊害ではないかと思っています。幼稚園や保育園、小学校に行って見ていただきたい。保護者は会社を休んだり、時間休をとったりして、子どもの成長や活躍を見にこられるご家庭がほとんどです。全ての方がとは申しませんが、親は、子どものために一生懸命やっています。
 行政や社会全体の支援はとてもありがたいし必要だと思いますが、子どもたちの将来は明るい、夢を持って肯定的に生きれるような視点での施策を行うべきだと思います。私たちは自分で自分のことをかわいそうだとは思わない。私たちの将来、子どもたちの将来は明るいと思っています。私は、そう思える社会を構築するために政治家という手段を選択しています。
 本の直接な内容の感想とは随分ずれましたが、本の内容を今の状況に当てはめて考えたときの事例でした。