昨日の日中~夜は、寒くて具合悪くなりそうでした。


そんな時こそ温泉銭湯行きたいところだけど…

台風で雨が強くなってきてたので断念。

部屋の中で、ホカロン2つ貼ってました(寒)




さて、先日行った温泉銭湯。

秀の湯 」(新蒲田)


土地が広いようで、自転車なども道路にはみ出さず停められます。

(車(小)なら1台停められそうだけど、自転車で埋まってる可能性大)




昔ながらの雰囲気。

入口から男女別の番台形式です。

(もう毎回バスタオル持参してるし、うまくやれるようになりました)


番台には80歳(に見えない!)のご主人。


私は、銭湯巡りのスタンプノートも持って巡っているので、

それをきっかけに2~3言会話する事も多いのですが…


この日はもう最初から会話が弾む弾む。

お話伺ってると、お聞きしたい事がどんどん出てくる。

途中で「とりあえず(お風呂に)入ってらっしゃい」と促されるほどでした(笑)




脱衣所はシンプルで広い。天井高い。(携帯・カメラNGの貼り紙有り)

縁側のような部分があり、開け放した窓から風が。

壁に大きなちょいレトロ扇風機。

ドライヤーは無く、昔ながらのオカマタイプ髪乾かし機のみ。

あと、丸い肩叩きがついたレトロマッサージ機1台。


番台横に小さな冷蔵庫。4種くらい飲み物販売。

これが妙に、買いたくなる雰囲気なんだな~。
(湯上がりに、コーヒー牛乳グビッといきました)



浴室も広め、さらに天井が高く板張り。

それだけで、かなり開放感が増します。

固定シャワー付きのカラン36くらい(?)+立ちシャワー2。


浴槽は3つに区切られ、注ぎ口に石(?)通してたり、ジェットがあったような。

うち1つが黒湯♪

ブクブクしてますが、透明度13センチくらいかなぁ。けっこう濃いです。

湯温計45度を指してたけど、体感では42度くらい。塩素臭感じず。

チョイスベで湯あがりはサラサラした感じ、保湿必要。(季節的にも乾燥してるしね)

浴槽カランからはチョロチョロしか出なくてなかなか洗面器に溜まらず…

源泉浴びは顔だけ。それでも気持ちイイ~♪


そして壁画がペンキ!

貴重なペンキ絵、しかも有名な早川絵師の最後の富士山だそうです。

(富士山は男湯側だけど、男女繋がってる絵なので仕切りの向こうに見えます)




お風呂上がりにも、たくさんお話伺いました。

男湯はもっと広くてカラン40。

昔はカラン待ちするくらい、深夜までお客さんいっぱいだったそう。

今はね~、これじゃあねぇ~と仰ってました。(平日夜行って、女湯3~7人くらい)


ご主人、生き字引みたいな方で…お爺様の代から銭湯重鎮。

ご親戚多数銭湯経営(元)で、繋がりがすごい。


ちょっとズレるけど、新橋にあった「海水湯」は昔は海水のお風呂で…

そこの方のお住まいが、私が20歳まで住んでた町で、おおー!?とか(笑)

私の父は蒲田だったので、そこから昔の蒲田の様子話とか。


また、シンプルな昔ながらの銭湯である事がポリシーで、例えば番台も…

問題が起きて対処ではなく、番台がいるから問題を起こさないんだ!とか。




裏話もあったのであまり書けませんが…

他にも本当~~にたくさんお話して、湯あがりから1時間半以上経ってました(笑)


ご自身を頑固オヤジと仰ってたけど、当たりがキツイわけではないです。

貴重なお話、なにかカタチに残されないのですか?とお尋ねしたのですが…

好きな人にこうやって話できればいいと…。


銭湯お好きな方にはぜひ行っていただきたい所です。

(土・休、日曜はさすがに混んでるので、空いてる時間帯をオススメします)





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芹沢友綺
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