先週の金曜、色々な用事の合間に。

いただいたチケットがあったので「国立新美術館」(六本木)へ。

木が水玉で覆われてる。

 

 

↓「草間彌生 わが永遠の魂(左)の演出でした。

(乃木坂駅方面の外エリアにも展示有り)

でも観に行ったのは(右)

 

 

ミュシャ展

 

3/8(木)~6/5(月)、火曜・休(5/2は開館)

10:00~18:00(金曜と4/29~5/7は20:00まで)

 

 

 

それにしても黒川紀章氏デザインの、この美術館…

 

 

いつ来てもすごいと思うけど…

 

 

曲線にちょっと酔う…。

人も多くてさらに酔う…。

 

 

金曜の16:00、プレミアムではなく普通のフライデーでしたが…

草間彌生…」の入り口には行列が。

 

 

 

ミュシャ展」は2F。

よかった、こちらは空いてる…

 

 

と思いきや、中は人いっぱいでした。

1部屋だけ、撮影OKになってます。

 

 

 

そもそも、ミュシャ(1860~1939)は、アールヌーボーの画家。

 

(アールヌーボー=花や植物モチーフ・曲線などで、実用品を装飾する芸術様式。

昨年観た「ガレ」もアールヌーボー。その記事コチラ

 

パリで成功していたが、故郷チェコへ戻り、生涯をかけて特大の絵に没頭した。

オーストリア・ハンガリー支配下の故郷・スラヴ民族への想い歴史を描く。

 

全20点を「スラヴ叙事詩」と称する。

1928年に作品が展示されるまで、制作開始から17年かかった。

 

 

 

ミュシャ没後、作品は城へ預けられ、時を経て2012年プラハ美術館で全公開。

今回、チェコ国外での全公開は初めて

これは貴重な機会!

 

6.1×8.1m、1914年

「ロシアの農奴制廃止」

 

(農奴制廃止が欧州で一番遅く、解放されてとまどう人々。各時代の常識を考えさせられる。

チェコの農民も農奴とされた歴史があり、抑圧された他民族へも想いを寄せたとの事。

 

 

 

4.8×4.05m、1926年

「スラヴ民族の賛歌」

 

(神話・戦い・敵・そして団結する人々を色分けして描く。民族の勝利!という力強さを感じる)

 

 

多くの絵が、背景の方が大きいという不思議な遠近感。

そして写実的に描き込まれていながら、淡く靄がかかった感じが幻想的。

 

 

 

4.05×4.8m、1926年

「聖アトス山」

 

(正教会の聖地(ギリシャ)への賛美。

9世紀に正教会への傾倒で神聖ローマ帝国の支配を免れたという経緯がある。)

 

 

 

3.9×5.9m、1926年(未完成)

「スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い」

 

(1894年に結成された、スラヴ文化再興を求める団体。)

 

 

 

6.1×8.1m、1914年
「イヴァンチツェの兄弟団学校」

(15世紀、宗教改革指導者の処刑後、分裂したプロテスタントが結成した団体。)


撮影NGの特大作品の中では…
・デンマークに支配された事で消滅した収穫祭
・死体が横たわる宗教戦争の後
…など場面を描いたものも印象に残りました。


(↑丸で囲ったところのように)
手前に、たいていこちらを見つめている人物がいるせいか、臨場感がある。

目が合うと、絵とコチラの世界が繋がってしまいそうな…。

 

特大の絵から放たれている不思議感と、想いの強さで正直疲れてしまったけど…

これぞ実物の醍醐味。

 

 

自画像や写真では気難しい学者風ですが(スミマセン)

ミュシャは熱い魂の人だったのだなと感じました。

 

チェコ独立(1918年)には、国章・切手・紙幣などのデザインを無償提供

(その展示や、アールヌーボーの作品も観られます。全部で約100点。)

 

※チェコ自体はその後も平穏ではなく。

ドイツへの編入、第二次世界大戦後の復活、ソ連の介入を経て…

1993年にチェコとスロバキアに分離。

 

 

疲れたといいつつ、絵がたくさん載ってるクリアファイル(右)思わず買った(笑)

 

 

アールヌーボー作品だけでは気付けなかった事だらけ。

観て良かった!


ミュシャ展」、6月5日(月)まで。
チェコと日本、国交回復60周年記念の展覧会です。

 

 

 

 

※会場の説明文をちゃんと読んだ方が、絵の凄みがより理解できますが…

説明の文字が小さいのが難。(この美術館はいつもそんな気がする…)

 

(視覚に集中したいので、とりあえず1回目はイヤホンでの音声ガイドは聴かない派です)

 

 

 

 

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芹沢友綺
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